Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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人生は旅

こんばんは、まさかの一晩2投稿なんですけど暇すぎるけれどゲームする精神力がないのでしかたないですので芋焼酎お湯割り飲みながら書きます。人生は所詮仮初に過ぎないなって思うんですよね。祭りみたいなものだなあっていう。祭りって僕の地元基準で話しますけど町中に提灯がたくさん飾り付けられて普段はなにもないでっかいクスノキだけが鎮座する公園に突如灯籠のタワーが現れて町中がそわそわワクワクになるっていう感じなんですけど、終わったあと次の日の夕方にはすべてが片付けられて何事もなかったかのように消えてしまうんですよね。人生もこれだなって思うんです。というのも数日前伯父が亡くなったので、あらためて死とか人生について考える機会を得たんですよね。僕はこの伯父とは人生で一度もあったことがなくて、というのも若い頃に出稼ぎで犬山市に行ってからほとんど地元には帰らず過ごした人なので、僕はあったことがないです。母ともかなり年が離れていて確かすでに90代だったと思うんですが、一般的には大往生であるのですけれどもかといって大往生だったね、とは僕の口からは言えないなって感じです。で、僕の年齢になると、というわけでもなく個人差もありますけれど、この10年で祖父母、伯母たち、父が亡くなったので、結構人間がいなくなりました。で、例えば母の一番上の姉である伯母が住んでいた家にはピアノがあってエレクトーンがあって従姉がそれを弾いててみたいな生活があったんですよね、まあ従姉と僕は30歳近く年が離れているので交流はないんですけど、なんていうかそういう伯母が築き上げたきれいで整えられた家、子どもたちのために設えたあれこれ、陶器市で買ったお気に入りの器、みたいなのってもう今はないんですよね。祖父母にしてもそうだけど、彼らが生きた生活ってもうこの世になくて、引っ越しでからっぽになった部屋みたいに、もう誰のものでもない、地球の一空間だけが残っていて、彼らはこの世に滞在しただけだったんだなっていう感じがするんです。よく人生は旅みたいなこというのが、これで腹落ちしたんですよね。人生は旅っていうと人生そのものの紆余曲折、苦労があれば悲しみもあり、でも嬉しいこともあるねみたいなことを表しているように感じていたんですけど、そういうことではなく、旅は滞在であって、仮初のことであるとするならば、人生はなるほど旅だなって思ったんです。ここに居たけどもういない人たち。あらためて僕自身の生活にもいろいろと考えるきっかけになります。母は6人姉弟の末っ子、かつ一番上と22歳離れているみたいな感じなので、今現在とうとう次男である伯父と母の二人になってしまって落ち込んでるだろうなあと思いつつ、末っ子は皆を見送るから辛いよ、でも仕方ないねその分かわいがってもらったからね、みたいなことを言ってましたけれど、まあ落ち込んでるだろうなあとは思うので電話のひとつでもしようと思いつつも、なんだかなんと声をかけていいやら、という感じで躊躇しているところです。LINEでのやり取りはしてますけれど。なんていうか僕は僕自身が辛くて悲しいこととかは自分でなんとかできるんですけど、家族とか友人が辛い思いをしていると無力だなあと思います。旅の話に戻しますけれど、旅に行くときって、せっかくきたんだからケチケチせずに美味しいもの食べよう!とか、ちょっとよくわかんないけど記念になりそうだから買っちゃおう!みたいなのあるじゃないですか。行ってみたらちょっとガッカリ、みたいなこともあるし雨が降ったからプランBだと思ってたところに行ってみたら期待以上にすごくよかった!みたいなこととか。人生もそんな感じで、せっかく生まれてきたんだから、って感じで過ごせるといいのかもなって思ったんですよね。皆いずれ旅を終えて空間だけが残るんですけど、make the most of人生しようかなって思いました。伯父の死でこういう発想になるのなんなのって感じではあるかもなんですけど大往生お疲れ様でした、だし、亡くなった伯母の一人からは「あんたは◯◯(伯父)によう似とるよ」と言われてた僕なので来世でワンチャン会えると良いですねって感じです。

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