小説
趣味で小説書いたりしています。よかったら読んでください。
(上から新しい順)
■空港のカーゴ
大学院を卒業し、誰もが羨む大手航空会社への就職を勝ち取った宗方晋哉。しかし入社早々出向を命じられ配属されたのは、成田空港のターミナルにある華やかな旅客部門ではなく、空港敷地の端にある貨物部門子会社の輸出課。飛行機には乗客とスーツケースしか乗っていないと思っていた宗方を待っていたのは、物言わぬ客を海外に送り出すプロが集まる、サバイバル職場だった。
師匠と仰ぐ三歳下の少年のような先輩、水瀬をはじめとして、感情の起伏が激しすぎる泣き虫女子桃井、まじめな大食漢の丸本の同期二人、さらに誰からも愛されるギャルの先輩、山近や、艶々な黒髪をなびかせるメガネ女子の浜島、元レディースでクールな祖父江、飄々と事務所内を行き来する社内初の女性課長代理の佐原に囲まれて社会人生活を送っている。間もなく後輩として入ってきた、内気だが優秀で心優しい女子の藤嶋や、天才肌で不愛想な青年、森村とともに、日々降りかかってくるトラブルを解決していく。
https://estar.jp/creator_tool/novels/25865814
■洋食屋『Moon river』
田舎にまっすぐ伸びた二車線の国道、正面にも背面にも田んぼという立地に洋食屋がある。2002年の冬休み、アルバイトで雇ってもらいに来た工業高校生・睦。そこで調理のバイトをするギター少年・尚斗。尚斗の祖母で元気な調理担当・片桐と、美しい店長・千歳は、今日も閑散とした店で働く。それぞれの過去を未来に塗り替える中で、少年は成長し、大人は成熟する。閉店寸前の洋食屋が織りなす人々の縁を描く。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218623172289
■同僚がゲイなのではないかという思い込み
仙川真一郎は、IT関連の会社員。毎日の弁当の中身を把握していたり、昼休みに散歩に誘ってきたりする後輩、守本侑馬が、実は自分のことを好きなのではないかと思い始める。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055514252328
■六日の菖蒲十日の菊
父が癌になった。そこに現れた父の旧友。戸惑う母や姉を気遣おうとする一方で、ゲイの恋人との関係に悩まされる樫原 将人。最後を迎える父の人生で誰も傷つかない選択とは果たしてなんだったのか。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055525547891
2021/10/09