東北旅2025 4日目
こんにちは、まだまだ書きます。4日目です。

ていうか今回の旅わりとずっと雨降ってるんですけど別に梅雨入りしたわけでもない5月にこんなに雨降るとか嫌がらせかなって感じですけどまあいいでしょう。雨でこそいい感じになる景色とかも多分あったりなかったりすると思いますし。

朝風呂行って温泉につかって、朝ごはん食べてるときに雷鳴轟いてたので、激雨で運転危なかったらやだなあと思いつつご飯食べて身支度してチェックアウトしました。このお宿は施設的に大きくはないですけどサービスも設備も素敵でよかったです。ごはんもおいしかったし。雨の中で運転怖かったので一般道で目的地向かおうと思ってたんですけど、走ってたらなんか雨あがってきたので、高速乗ったらほぼ雨降ってこなくて、というか地面乾いててラッキーでした。で、目的地近くのICで降りたら激雨で前がみえねえ状態になったので、あれに高速で見舞われてたらその場にしゃがみこんで泣くことしかできなかったので危うかったです。





乗船まで30分くらいあったので、この間に近くのスポットをめぐることにしました。なんかこう余裕をもって旅をしたいという気持ちと、無駄なく時間を効率的に使いたいという気持ちのせめぎあいなんですけど、これ有閑マダムだったらもっと余裕をもって時間が足りなければ延泊したらいいじゃないって感じなんでしょうか。有閑マダムうらやましすぎます。





なんか説明文みたいな石碑みたいなのがあったんですけどその前にずっと滞在なさってるご婦人方がいらっしゃったので邪魔しちゃ悪いけど時間もないのであとで由緒はググるか、と思ってその場を去りました。わりと乗船場からは離れてるのでぼちぼち歩いたら10分くらいかかると思います。んで、その場から森を抜けて十和田神社にいく小道があったので、そちらに向かいます。



お参りをしてお守りを授かってきました。奥の方に木の階段?みたいなのが続く道があったんですけど、時間がなかったので遠目に見るだけしました。森の中にあって自然と神社の境界があいまいに溶け込んでる感じがよかったです。





後方のデッキに出るドアを開ける音がしたので振り向くとおじいさんが出てったので、あれ、外出ていいんだと思い僕もデッキに出ると、外階段から3階に上がることができました。んで、見る見るうちに雨が上がって日が差して晴れ間が出てきました。






なんかなんていうんですかね、乗船してる間だけ晴れてくれたみたいなのってさ、まあただの天気のきまぐれなんでしょうけど、ラッキー感ありますよね。神社でお参りして早速ご利益あってよかったです(超速現世利益)。ということで次の目的地に向かいますが、天気が微妙なので微妙です。

奥入瀬渓流も十和田湖とセットみたいな風潮あるぽいんですけど、僕は道沿いの山と川って日本の田舎の大半にあるな……?という思想の持ち主であるため今一つピンとこなくて行く計画にしてなかったんですけど、目的地までのルートが普通に奥入瀬渓流通り道でした。んで、確かにきれいなんですけど、今回の旅のファースト森エンカウントがここだったら感動したと思うものの、もっとガチ目の森を前日に通ったのでなんか自然への畏怖みたいな意味でそれを超えることがなかったです。二車線あるし。で、この日は平日かつ雨ってこともあるのかそんなに人いなかったんですけどぽつぽつこの道沿いを歩いてる人とかサイクリングしてる人がいて、同時に観光バスとかも走ってくるんです。なのでようは普通に生活で使われてる道路なんですよね。そんなところを歩いたりサイクリングして散策するみたいなのって普通に危なくない?って思いました。急に奥入瀬渓流アンチじゃん、って感じかもなんですけど、運転してても急に川方面から人間がひょこっと出てきたりしたら怖いですし、なんていうかここ観光地売りするんなら車と人間と自転車完全にわける道とか作ったほうがよくない?と山の民としては思った次第です。そうこうしてると徐々に山を登る感じになってきて、様子が変わってきました。






窓閉めてエアコンつけて走ってたんですけどそれを余裕で貫通してくる硫黄の匂いがすごかったんです。なのでなにが起きてるんだろうと思ったんですけどここら辺が酸ヶ湯温泉でした(写真の建物)。山の周辺一帯が硫黄の匂いってすごくないですか。その昔ここいら歩いてた人間がウーンこの山匂うね、つって歩いて温泉みつけたんですかね。こんな山の中に来ようと思ったことも謎すぎますけど、こんな山の中でこの異常な匂いを嗅いで退散せずに温泉にしちまおうぜ!っていう胆力がすごすぎるなあ、と走りながら思いました。酸ヶ湯温泉に滞在もしてみようかなって思ったんですけどちょっと僕にはワイルドな感じだったのでもう少しワイルド攻めたいなあって気分のときに行こうと思います。そうこうしてたら目的地に到着。



霧がすごすぎて一寸先は闇すぎたんですけど、このあと一縷の望みをかけてしばしまってみたもののもっと霧がすごくなったので離脱しました。でもまあ逆にこんなに霧がすごすぎる山並みを見下ろすこともそうそうないのでいい経験でしたね(ポジティブ)。

下山しながら思ってたんですけど、ガードレールとか標識がぼこぼこよれよれで倒れてたりするのってこれは雪の重さとかなんですかね。非雪国の民なのでよくわからないんですけど、わりとずーっとこんなかんじでぼこぼこでもっとひどいぼこぼこもあったんで、さすがにこれ全部車がぶつかってるわけじゃないよなと思いつつも、でもさっきあっち側のぼってくるときはこんなぼこぼこだっけ?って動画見直してたらほとんどガードレールがなかったことに気づいて、もはやガードレールが意味をなさないみたいなことなのかなと思ったりなどして、この辺雪国有識者にご意見賜りたいです。



計画では橋に行ってそのあと八甲田山ロープウェーで登ろうと思ってたんですけど、あの様子だとすべて五里霧中が過ぎると思われたので諦めて下山してきました。まあ例によって時間もおしぎみなので。とはいえグリグリの山道を走って少し疲れたので道の駅します。

味噌ソフトはちょっと勇気が行ったんですけど、まあここで逃したら二度と食べられないかもしれんと思って、北海道ミルクソフトみたいなのを見なかったことにして味噌チャレンジしました。味は確かに味噌でした。なんかそのあまじょっぱいみたいな感じ。確かに醤油的なものであまじょっぱいが成立するわけであるから(みたらしとか)味噌でやってもいいだろうがという理屈は成り立つ気がしないでもないです。ただやはり味噌はかなり味噌感が強いので、固定観念を拭い去ることは難しいと思いつつも、こうやってバイアス解除していくと世の中もっと新鮮な目で見ることができるなと思いました(深い)。

弘前に到着したので、まだチェックイン時間前だったため先に駐車させてもらう手続きして観光に出かけました。曇りではあったけれど雨降らなくてよかったです。

こういう洋館みたいなのって僕が観光客としてきてるからある意味わー洋館だーみたいなくらいである意味当然のような感じで見ちゃうんですけど、普通に考えて一地方都市の日常の風景の中にこんな洋館が存在してるのバグってるなって思いました。すごいですよね。貴重。




今日本には現存12天守って呼ばれてる江戸時代までに築城されたお城が残ってるらしいんですけど、弘前城はそのひとつらしいです。残してくれてありがてえです。しかも内部に入って見学することもできます。階段がめちゃくちゃ急なんで足腰丈夫じゃないとちょっと大変かもですけど資料とかもたくさんあって外の様子をみられる窓?穴?なんていうんですかねお城のあれ。も普通に覗くことができて昔もこんな感じで弘前の街をみてたんだなーって気持ちになれました。



そんで散策しつつ次の目的地に向かいます。



車で旅するとどうしてもお酒を飲むという旅の醍醐味が制限されてしまうのですが、弘前ではシードル飲みたいなって思ってたので、昼のみできるような場所探しと、早めにホテルに駐車してその後運転しなくてよい状況づくりが必要だったのですが、こちらで飲めそうだったので無事解決しました。


シードル三種あって、わりとどれも味が違うもんだな(飲み比べなので当然)って思いつつ、僕は2番のタムラシードルってのが一番いいなと思った記憶がありますがすでにうろおぼえです。なんかこう①めちゃたんぱくすっきり②すっきりだけど余韻がある③わりとしっかり風味がある、みたいな感じだったと思うんですけど、そのうちの②がいちばんいいなって思いました。てか買ってくればよかった。ショップに売ってたかもなのに気づかず出てきてしまいました。まあいいでしょう。一期一会。



なんか数日間旅館的ごはんを食べてたので、なんかカジュアルなの食べたいなーと思ったのと、この日の宿は夕食ないので外で済ませる必要があり、ということで1000年ぶりにびっくりドンキーに行きました。びっくりドンキーいった記憶が高校生か大学生くらいのときな気がするので、めちゃくちゃ久しぶりにいけてよかったです。




大浴場も露天風呂あって弘前の街がみえて気分良かったです。夜鳴きそば普通にスタッフの人が作ってくれる感じでおいしかったし、こらビジホ界を席巻するのも当然って感じしますね。この後部屋で軽く飲んで前日深夜放送のジークアクスをスマホのアマプラで見ました。めちゃくちゃおもしろかったですね。んで寝ました。
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