Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

旅行

東北旅2025 3日目

こんにちは忘れないように引き続き旅日記を書きます。朝食会場激混みだったので皆早起きだなと思いました。温泉旅館にいる人たちってわりと早朝の朝風呂にも入るし朝食も早々に済ませて出ていく感じがなんか不思議だなと思いました。ビジホならわかるんですけど、こんな平日から温泉旅館泊ってる人間たちなんて皆有閑マダムのはずなので(僕除く)、もっとゆっくりなさったらよろしいのにと思いました。

なぜかライチがあったのでライチを食べました
ご覧の通りの雨です

3日目は計画上なにをどうしていいのかもはやわからなくなるくらい、どこに行けばいいかわからなかったんですけど、というのもまず雨であることを予報で知っていたのと、ルート的に盛岡とかあたり通る感じだったんですけど、盛岡で何をしていいのかがわからなすぎてあまり近代建築物そのもののなんていうの工法みたいなのとか誰が設計したとかに興味がないのと地方都市というのはすなわち均一化されている部分が多くそれは暴論ですけど東京という都市のいずれかのエリアが包含しているものなのではないかという謎の考えがあったので、悩ましいな~と思いつつ盛岡方面へ出発して10分後くらいにカメラのバッテリーとチャージャーを旅館の部屋の4畳半の部屋の飾り棚みたいなところのコンセントにさしっぱにしてたのを思い出して旅館に引き返しました。事前に電話したらフロントで預かっといてくださったのでお礼申し上げて車に戻ったんですけど、これは、盛岡方面へ行くなという啓示なのでは……(スピ)と思って逆方向へ車を走らせることにしました。これがのちにわりとハラハラすることになるとは思わず……。

山へ……

とりあえずカーナビで雫石の道の駅を指定してました。なんか道の駅情報見てたら道の駅的にわりと上位にランクされてるぽかったので、車でしかいけないしいっちょ雫石目指すか~ってことです。カーナビが「なんか規制対象になりがちな道入っとるけどどうする?」みたいなこと訊いてきたんですけど、これはようするに冬季に雪激ヤバになって閉鎖するみたいなことだと解釈したので(勝手な解釈)、まあ、5月だしいいんじゃないの、と思ってこのルートで行くことにしました。

トンネルに入り
トンネルをぬけますと
ダムでした
まあその先も普通の山の中の道

ダムに出た時にこれ行き止まりかなって思ったんですけど「隧道」って感じのトンネル抜けたら普通に道が続いてました。なのでフンフーンって運転してたんですけどカーナビがここ右ですっていうところに入ったら、なんかゲートみたいなのが見えたので、ああこれがきっと冬には閉まっちゃうのかな、とか思いながら道に入りました。

これは山ね
これはだいぶ山よ
これは相当な山
対向車来たら詰む

なんか僕、あの、山出身なんですけど僕の地元にもこういう道あるんですけど、まあここはもちろん舗装されてるだけいいだろみたいな話ではあるんですけど、舗装されてないレベルとかセメント丸出しでなんか溝つけて滑り止めにしてるみたいな道だったらまあそもそも山の民の勘で進入しないんですけど、今回のこれはなまじっか舗装されてたもんでフンフーンって入り込んでしもたわけですけど、この道、30分以上続くんです。これ画像だといまいち伝わらないかもなんですけど、対向車きたら絶対かわらないんです(かわらないって僕の地元の方言だと思うけど標準語でなんていうの)。だからこれ屋外にいるのに閉所恐怖症発症するんじゃないかって感じで、たまに退避する場所みたいなのあるんですけど、これ対向車来たら終わるんだがという焦りとそもそも対向車全然来ないこと自体もこの道ほんとに大丈夫?という相反する感情の波にのまれながら運転してたんですけど、これ僕が山耐性あるから大丈夫だったけどアーバンボーイアーバンガールがここ来たら泣いてしまうんじゃないかって思うくらい長い山道でこれ車載動画ではずっと僕一人で「オイイイ~~これまじで対向車きたら終わるやんけ~~~!」とかいいつつジークアクスの主題歌流しながら歌ってる様子が記録されています。

もうどうなってもいいやを歌ってます
これは……人里の気配(畑)
文明の影響下に復帰、二車線サイコ~

迂闊に山の中に入るのはよくないなと思いました。僕はラッキーおじさんなので対向車ゼロで済みましたけど今後カーナビがなんか行ってくるルートは全拒否することにします。

文明人の拠点に到着

道の駅雫石あねっこに着きました。けっこうにぎわってますね。駐車場も広かったです。

地元のお酒もたくさん売ってます

高速のSAと違うな~!って気づいたのがサービスエリアってお酒おいてないじゃないですか。まあ飲酒されたらやばすぎっていうのがあるんだと思いますけど、道の駅はまあ別に、高速じゃないからいいってことなんでしょうけど、まあでもなんか理屈はわかるしお気持ちとしても理解できるけど、なんかフーン、へーって感じです。とりあえず日本酒買いました(飲んでません)。

お弁当も売ってます

この道の駅温泉施設もあって、入り口しか見てないですけどきれいそうでした。僕自体は朝風呂浴びてたんでそんなに汚れてなかったと思うんですけど、車がさっきの山道ではちゃめちゃにどろんこになってました。なので500mlのペットボトルの水買って(2リットル見当たらず)、トイレと車を往復して水をかけてある程度の泥を流しました。トイレにいたおじさんの(おい、こいつトイレの水汲んでるぞ……)みたいな視線を感じました。文明の影響下ではこういった誤解が生まれるわけですが、それでももう僕は山には戻りたくないと思ったのでした。

もちろんソフトクリームは食べます

なんかこのソフトクリームは雫石ひとめぼれソフトって名前だったんですけど、お米のひとめぼれのことです。味は玄米茶みたいな?なんか香ばしさがあるソフトクリームで、とてもおいしかったです。やっぱ可能であればご当地ソフトチャレンジしたいですよね。不可能であってもバニラソフトクリームは食べたいですね。

晴れてきました
景色がよい

僕今回の旅で岩手の景色のよさが印象的なんですよね。なんていうんだろ、芝生とも違うなんていうのあの高原ぽい感じ?に道を走ってると遭遇することが多くて、こういう景色って九州だとないな(主語デカ、阿蘇とかあるやろ)とか思いながら感動してました。でもほんとになんていうのかな生えてる木?も地域差があるのか、それとも新緑の季節だからすべてが違うように見えるのか落葉樹なのか針葉樹なのか(理科知識の限界)みたいなよくわかんないけど、景色がよいです。あと山少なめなのに冠雪系デカ山が突如あわれるのもギャップがあってよいです。

目的地到着

今回4泊5日の旅なんですけど、全日程分の服持ってくのとか荷物多すぎになるので、どこかで洗濯しようと思ってたんですよね。で、計画時にグーグルマップで見つけてたこのコインランドリーに来ました。写真みたらとてもきれいで評価もよかったのでここにしました。きれいなコインランドリーありがたいです。

その道の大手メーカーの最新式らしい(チャピ情報)
靴も洗えるし手も洗える!
おしゃれなコーヒー豆?とかお茶?とかの物販もあり
まもりたい、この治安
60分後に終わります
洗濯&乾燥を待つ間に
近くのジェラート屋さんにきました

どんだけアイス食べるんだよって感じですが、僕もいま動画を見直しててどんだけアイス食べてるのって気付きを得ました。てかお昼ご飯食べてないですね、このとき。山道で気が動転していたのかもしれないです。

多分だけどソフトクリームまくの2回目くらいだったんだと思います
実はソフトonジェラート2種です

というわけで、有意義な洗濯時間を過ごして、取り出してたたんで圧縮袋に詰めてスーツケースにしまいました。観光地いくばかりじゃなくてこういうのんびり時間って旅の緩急的に大事だなって思いました。地元的空間に触れる時間。このあとどうするか悩ましかったんですよね。というのも八幡平のアスピーテラインが有力王道観光かなって思ってたんですけど調べてたら、まじで激混みで平日でも激混みだしドラゴンアイ(なんか凍ってる溶けかけの池みたいなの)激混みだし残雪踏んで転ぶし極めつけに前日あたり熊出て男性襲われた、みたいな情報があったので、なんかもはや来るなって感じだなと思ってたので、グーグルマップみながらどこいくか考えてたんです。ジェラート食べながら。んで、焼走りなるものが出てきて、口コミがよかったんですよね、なんていうかドラゴンアイとかほど話題になってない?感じだったんで、混んでないかなって思って向かうことにしました。まじでこれ大正解でした。

というわけで到着
この階段を上るとその先に
一面に広がる溶岩(の冷えたやつ?)
の中にたくましく育つ樹木
からの、岩手山!!!!

これね、まじですごいですから。これまじでね、すごいですから(2回目)。周囲360°溶岩で岩手山の圧倒的存在感とすそ野に広がる鮮やかな新緑の緑と青空の青(肉眼だともうめちゃくちゃコントラストある)、冠雪と雲の白、ものすごく美しいし雄大で他に誰もいなかったからというのもあるかもしれんけど、世界の始まりの場所があったらこんな感じなのかって思ったくらい素晴らしい景色だったんです。世界の終わりみたいな景色じゃないって思えるのは、緑の生命力にあふれた鮮やかさと日差しを受けて浮かび上がる山体、溶岩の中に揺れる一本の木が全部美しかったからです。これもっと全国的に知られてよい景色なんじゃないですかね?僕が無知蒙昧なだけで皆知ってるのかな?いや本当すごく雄大。しかも舗装された二車線道路から階段上るだけでこの景色。アクセス抜群。圧倒的自然のわからせみたいな体験ができます。というわけでもうホクホク気分で焼走りをあとにしました。一日に一つでも心にズーン……ってくる光景に出会えるともうそれで充分旅をしている価値があり、元が取れたなって感じになります。

というわけで本日の宿ワープ
お部屋チェック
右奥にある昔の作家の机みたいなのがいいです
デカベッド(端で寝ました)

貸し切り露天風呂があったんですけど、一人でも借りられるらしくてありがてえありがてえと思い(これまでの別の宿は2名~とか書いてあって泣きながら諦めましたので)、さっそく入りに行きました。お風呂関係撮影センシティブなので特に撮ってないんですけど、ここの貸し切り露天風呂すごくて、二つあって岩と木があるんですけど、僕は岩のほうに行ったんですけど、鍵のかかった浴場にはいると、なんていうのあの、リラクゼーションサロンみたいな、オイルマッサージとかしてくれる感じのところの香りがして、間接照明みたいなおしゃれ空間に洗面台とかもめちゃくちゃきれいで、洗い場のかわりにシャワーブースがあってリファのシャワーヘッドで、外にでると岩風呂があってお湯につかると周囲の木々の緑が目に入って風がふいてて、めちゃくちゃ最高でした。

そしてごはんタイム
地酒飲み比べ
なんかサービスです、つって牛かつもってきてくださった
デーン!
たくさん食べました、このあとデザートもあり

~数時間後~

なんかお夜食あるってきいたので
セルフサービス
おいしかったです

というわけで食べすぎなんですけどまあ日中運転で疲れて脳が栄養使ってるはずだし、車移動とはいえ地味に観光地歩いてると結構運動してるので、まあいいです。旅の間毎日ですけどわりと早く寝てました。だって眠くなるから。というわけで寝ました。

 

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