自動車教習所卒業検定だった
こんばんは、三連休最終日の夜、悶えてますか。僕はそうでもありません、なぜなら三連休全部自動車教習所だったのでそもそも三連休感皆無であるからであります。一昨日高速教習、昨日みきわめ、で本日卒業検定でした。本日の検定、僕グループは若者と2名でした。他のグループはわりと3名が多かったのですが、2名でした。先生が順番決めてて、最初に僕が運転することになりました。開始位置的なところまで先生が運転するんですけどずーーーーーっと試験で気をつけるところについて話しておられて、助手席の僕は相槌打つのが大変でした。だいたい「はあ」「なるほど」「たしかに」って心を込めて返しました。で、運転代わって検定スターツだったんですけど、とにかく安全運転的なことを先生が言ってて、もしこれ微妙だなみたいなときは全部待った方がいい、つってたので、そのとおりにしました。今日は風で段ボールが道路に落ちてたり、2車線の交差点直後に駐車してるボケと対向車の列みたいなのがなかったので、ラッキーでした。昨日はそれがあったので、ほんとにいいかげんにしろよと思いました。で、まあ特にイベントなく終わったんですけど、次の人と交代するために止めてくりゃれって言われたところがわりとまじで交通量ビュンビュン道で、正直(え?どうしてもここに停めたい?どうしても?)って思いましたしもしプライベートだったら「いやこんなとこ停めたら迷惑すぎんだろ」って言うところですが、僕は検定のしもべですので、言われたとおりに停車して、交代しました。で、車の流れが途切れたチャンスでささっと後ろの人と交代したんですけど、交代して次の若者が「あれ、これエンジンかけるんですっけ」って言ってて、それで僕は(あ、やべ)と察しました。なぜなら僕はエンジン切ってなかったからです。ということは僕らが外に出て交代した0.000001秒の間に先生がエンジン切ったってことです。先生は不惑の僕には丁寧な接し方ですが、若者にはあたり強めなので「え、当たり前じゃん、エンジンかけなくてどうやって走んの、◯◯くんちでは車最初っからエンジンかかってんの?」みたいなこと言ってて(うわキツ)って思いました。こういう本人個人の行動ではない家族とかも巻き込んで煽るタイプの言い方まじでよくないよって幼稚園で教えたほうがいいと思います。で、◯◯くんが運転を開始して走る中、僕はずっとエンジンを切り忘れたことを考えていて、検定開始前に集められた部屋で説明担当の先生が「まず、この4行覚えてください」つってモニタに映された『乗る前にドア開けるところからドア閉めるところまでが試験』みたいなのを見せつつ「これが大前提の基本なんで絶対これは覚えてください」みたいなこと言ってたあの声が走馬灯に乗って過ぎゆき、そんな基本的なことだったらもうなんかすごい失格の可能性あるよなと思って(あーやっちまった、オワタ、オワタンゴ)って思いつつ、くよくよしてたんですけど、デヴィ夫人が「ミステイクは誰でもするもの」みたいなこと言ってた動画が脳裏に浮かび、なんか途中からどうでもよくなってきて窓の外見ながら(お、こんなところにおかげ庵あるじゃん)とか考えてました。◯◯くんも特にイベントに遭遇することなく運転してて、後ろに座っててもそんな怖いこともなく、普通に路上パートが終わりました。で、所内パーツのために車校に帰る道すがらもずーーーーっと先生が話してて、また助手席に座らされた僕は相槌を打ち続けてました。で、所内に戻って、僕たちグループは所内パート、縦列駐車でした。ちな、免許のめの字も知らん不勉強な人のために教えて差し上げると、この所内でやるやつは右バックして方向転換、左バックして方向転換、縦列駐車、のいずれかがランダムで割り当てられます。で僕たちは縦列駐車だったっつーわけです。僕はどれも好きではないのですが、縦列駐車はコツさえ覚えればいいので好きな人がわりといるらしいです。で、所内戻って僕の番です。教習で縦列駐車やったときはめちゃくちゃスムーズにできて楽勝だったんですけど、一昨日くらいに突然(あれ、縦列駐車の大切なコツの一つを忘れてしまった気がする)と気づいて、昨日みきわめのときの先生にきいたんですけど、なんかクイズ出してきて結局よくわからんかったので、おわったと思ってたんですけど、なんと今日、路上パートから帰ってくるときに先生お喋りパートで全部話してくれたので、(あーそれそれ!)ってなりました。ちなみに僕が忘れてたのは、最初に側面を寄らせすぎず1mあけとく、でした。これ忘れてた上に昨日はクイズ王だったので、昨日やったときは切り返しがうまくいかず調整してなんとか入れる、とやってて厳しいなだったところに本日縦列駐車わりあてられて(オワタ……)と思ってたんですけど、実際やってみると、めちゃスムーズに一発で収まってしまいました。ラッキーでした。で、次若者の番だったんですけど、若者、僕と一緒に先生お喋りパート聞いてたし、なんなら質問もしてたんですけど、ぜんぜんうまいこと車体が収まらずに右後ろがはみ出てしまって、それで何度か切り返ししてて、先生に「今三度目だからね」って言われてて、あきらかにテンパってるのがわかりつつも僕は気まずい中目を伏せて(がんばーれ)と祈ることしかできませんでした。で、4回切り返しとかしちゃうと検定失格になっちゃうんですけど、4回目切り返しすると同時に前のポールに車ぶつけてしまって終了となってしまいました。かなりの気まずさでした。別にその場で「◯◯~アウト~」みたいなことを宣告されるわけではなく、先生がハンドルとって、切り返し方教えてました。そこで先生が突然「◯◯さんならどうします?」って僕に訊いてきたので「右に一度きって前に……」って言いかけたところで「みぎぃ~~?」と食い気味できたので「え、じゃあ、左ですかね」つったら「それ一番だめなやつですね」って言われてなんかもらい事故感あったんですけど、結局右前に一度でてハンドルまっすぐにして深めに後退してたので(いや右前出とるやんけ)と思ったんですけどまあ教習所で働いているセンセは性格が悪くなってしまうさだめにあるみたいなので、まあいっか(くっそムカつくなんだお前)でした。まあそんなこんなで、「13:00くらいに待合室来てください」と言われたのですが、時計見ると12:20くらいだったので、なんか休憩場所みたいなところで自販機のどら焼き買って食べました。もぐもぐしつつ「卒業検定 エンジン 切り忘れ」とかでググってたら、なんかエンジン切り忘れは5点減点でたいしたことない、みたいなこと書いてあって、え、まじで?となんだかどら焼きがおいしくなりました。で、館内放送で「本日卒業検定を受けられた◯◯さん、どこどこへ来てください」って僕の名前が呼ばれたので、時計見るとまだ12:35くらいだったため、おいおいこれ糠喜びフラグかと思いながら待合室的なところに行くと、さっきの先生が突っ立ってたので、なんか面談ブース的なところに通されて「お疲れさまでした、どうでしたか手応えは」って訊かれたので「エンジンを……切り忘れて……しまいました……」と絞り出すような声で答えました。そしたら「そう、まさにそれだったんですよね~、結果は合格です、点数は95点でした」ってめちゃ営業スマイルで言われました。で、名刺とアンケート渡されて、あとは卒業証明書交付部屋で待っとけって言われたので待ちました。去り際「お疲れさまでしたー!」って言われたので「ありがとうございました」と言おうとして(お世話になりました的なことも言ったほうがいいかな不惑ジェントルマンとしては)とか一瞬頭よぎったせいか、「アリガトゴザイマーシタ」って外人風に言ってしまったので、なんか、なにこれ、って感じでした。待っとく部屋、数人人がいたんですけど、合否告げられてたの僕だけで、あとの人たちはソワソワしてて、13:00くらいに呼ばれてました。なんで僕あんな早く呼ばれたのか謎です、あの先生はよご飯食べたかったのかなと思いました。で、証明書交付される段階で部屋の中にいたのは、最初説明を受けた人数の半分くらいで、同じグループだった若者の姿はなかったです。てかこんなに落とされるもんだっけ、と思い東京の路上ははいじわるイベントが起こりやすいのかな……、と22年前地元で卒業検定受けたときのことを思い出してました。何も覚えてませんでした。あ、唯一、僕と同じグループだった中年女性が信号無視して補助ブレーキ踏まれて一発失格で後部座席にいて気まずかったのを覚えてました。なんか先生ズも僕が過去に一度免許取った経験があるって知ってるので、異世界転生してるみたいな感じで「(オブラート)そら一回免許取ってんだから楽勝だろ(オブラート)」的扱いだったんですけど、22年前に取って、20年前に上京してから日常で運転することなくて、最後にハンドル握ってから17年くらい経ってたので、普通に考えたら全然楽勝ではないのでは、と思っていたんですけど、まあ、正直なところ、思ったより体が覚えてた感はありました。なので体スゴイ!って思いました。というわけで、7月8月9月と通った車校にもう通わなくてもよくなりました。あとは鮫洲チャレンジが残ってるので、なるはやで鮫洲ビクトリーしたいと思います。
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