オーラが見える人と私達
おはようございます。朝活です。朝からブログを書くという生産的な一日を始めようと思いましたので書きます。朝からわざわざ書く内容なんかいって感じですけど歯磨きしてたら思い浮かんだので書きます。なんかXのTLに「同性愛者には子どもを預けられません」みたいなこと言われたって人のポストが流れてきて、別にそれ自体はそんなに興味もないので詳しく追ってないんですけど、それを寝起きのベッドのスマホで見て、その後顔洗ったり歯磨きしたりしながらぼけーっと考えてたんですけど、そのときそういえば最近別の人がTLでオーラが見える人の話してたなって思い出したんです。オーラが見える人については僕も会ったことがあって、ブログにもさらりと書いたんですけどこの2つのポストが頭に浮かんだまま歯磨きしてて、勝手になるほどなあみたいな感じになったのでそれについて書きます。オーラが見える人はいるらしいんですよね。で、僕はオーラ見えないんです。オーラが見える人たちがオーラが見えてる様子自体も肉眼で確認することできないんですけど、オーラが見える人たちはわりとオーラが見えることについて、少なくとも僕の以前の職場の同僚は隠すべきことだと思ってるっぽいんです。もしかしたらですけど、昔誰かにオーラが見えることを話してバカにされたりした経験があるのかもしれないですし、別にそうでもないかもです。で、同性愛者であることも身体的な特徴などでは見えないものですね。でね、同性愛者の人々の中で、特に最近、”社会が理解して当然で自分たち以外の人間たちは不勉強で無理解なのが悪いみたいなエクストリーム自己中理不尽ムーブ”を当然のようにかます人たちが増えてきてるように感じるんですが、そこでオーラの人々について考えたんです。オーラの人々はいるっぽいんです。でも僕は一人しか会ったことがないし、彼が見えていたオーラについて検証する術はないです。でも僕はその同僚のことを信頼できる人間だと思ってたし、無駄な嘘とかつかないと思ってたし、話してる様子もわりと真剣な感じだったんです。なので僕は、ああ、オーラが見える人がいるんだなあ。という理解と言うか受け取り方になりました。で、これがもし、身近な人間ではなくて、かつ例えば、細切れみたいな布をまといつつ半裸の占い師みたいな格好でなぜかオーラが見えることには直接関係があるとは思えない性的なアピールをしつつ街なかを集団で練り歩きながら「オーラが見える人を差別するな!!!」みたいなことを言って自分たち以外の”オーラが見えない人たち”というか”オーラが見えるってことがどういうことかも実感を伴ってわかることができない人たち”を威圧的に説諭するような物言いしてきたら、僕はたぶん「はあなんだこいつら」ってなったと思うんですよね。というわけで何が言いたいかはお察しのとおりなんですけど、何かを人々が理解したりするときってアプローチとかが重要だなと思うのと同時に、カミングアウトなり何なりをする人の人となりやそれまで周囲との間で築いてきた信用によって理解につながるかどうかが大きく左右されると思うわけです。で、最近増えてる感じするなあって人々として、自分は身近な周囲の人間に対して自分の信用を担保に話をしたりする勇気や度胸や責任感は持たない(=自分はコストを払いたくない)けど、なんとなくどっかの誰かの有名人とかが言ってることに乗っかって社会が変わってる気になってる、そして自分たちまでその変えてる一員になってる気になってる人がいるように感じています。で、うわべだけのムーブメントの裏で、理解が追いつかず取り残されている人たちがいようことなんて思いもしないから、当然のように自分たちは認められて理解されてると思い込んで振る舞い、勝手にショックを受ける、みたいな現象が起きてるのでは、とさっき歯磨きしながら思ったんです。なので、すっかり社会に浸透してると思い込んでる当事者と、ぜんぜんついていけてない非当事者の間でびっくりするくらいギャップができてて、それは当事者の中にいる”理解されて当然勢”がぶっちぎりで、”理解されて当然社会という幻想”に向かって走って行っちゃった分の差だと思うんですが、昔はまだ当事者も”まあ自分たちと違うものを理解するってのはそれなりに大変なことだよな”って考えの人がわりと多くいたんだと思うんですけど、最近"理解できないお前が悪い"みたいな考えの人が増えてると僕は思っていて、これって中長期的に見てもいいことなさそうだなあって思うので、やはり有名人やインフルエンサーといった、”一般当事者と地続きにおらず、一般社会で生きる人たちが日々見舞われる、当事者と被当事者の軋轢みたいなものとは無縁の無責任金稼ぎのために当事者利用してる勢”の言う甘言を真に受けて惑わされることなく、身近な人との丁寧なコミュニケーションで互いの理解を深めていったほうがいいなあ、と歯磨きしながら思いました。
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