Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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ライブ行ったりして考えたこと

こんばんは、サンデーナイトです。サタデーナイトやフライデーナイトはよく耳にするのにサンデーナイトを耳にすることがあまりないのは人々が本能的に忌避するワードだからでしょうか。先週、吉澤嘉代子さんのライブに行ったんです。ちょうど僕誕生日の日だったんですけど、数カ月前の僕は予言者だったので、どうせ誕生日は一人で酒でも飲んでるだろという予知能力をもってしてチケットを取ったのだと思います。なのでチケット発券しろのお知らせがイープラスからくるまですっかり忘れてたんですけど、発券してラインキューブシブヤまで行ってきました。僕はにわかなのですが、まあまあ知ってる曲もあって楽しかったです。最初の曲が始まったら人々が前の方から立ち上がって数曲の間、皆立ってたんですが、数曲の後に嘉代子が座って歌い始め、ジェスチャーで(みんなも座ってね)みたいな感じをして皆が着席してから最後までずっと座りっぱなしでした。こないだ、2月だか3月だかに行った嘉代子のライブは渋谷のライブハウスで、そのときは皆ずっとたちっぱで最後の方で「みんな立ちっぱなしでつかれたよね、ごめんね」みたいなこと言ってた記憶があるので嘉代子は優しい心の持ち主なのだと思います。で、先週のこれは嘉代子の10周年のライブだったんです。10年のあいだ、曲を生み出し続けて歌い続けて活動を維持させるというのはこれは大変なことだと思いますし、会社員でひとつの会社で10年過ごすのとは全く別の苦労があると思うんですけど、なによりもその活動が自分が選んだ道であって、誰にも責任転嫁できないものであるところに崇高な志を感じます。会社員でいたら、一生懸命頑張るときもあれば、評価されずにくさることもありますし、そういうときは「仕事なんてただの食い扶持稼ぐためだから」なんて自分に言い聞かせて慰めることができなくもないところ、歌手はそんな言い訳すら自分にさえいえないでしょう。10周年を迎えて歌う嘉代子を見ながら、僕はほんとうにこの人は強い人だなあと思い、少し涙がでました。もちろん曲や歌声がすばらしいこともあって。今年は僕、できれば毎月なにかしらのライブとか映画とか観劇とか行きたいなって思ってるんです。観劇は今年まだ行ってません。僕が観劇の素晴らしさを知ったのは数年前コロナ禍の前、激推しの竹財さんがきっかけだったんですけど、それから竹財さん関係ない舞台とかもたくさん行くようになって、それがコロナ禍で途絶えてしまったので、また少しずつ見に行くようになりたいなって思っています。人生、誰しもがチャレンジしたいことあると思うんですけど、それをやるためには才能があるのは前提として、さらに実家が太いか、勇気がすごいか、無鉄砲か、のいずれかの要素が必要になるのですが、僕はそのいずれも持ち合わせていなかったので会社員やらせてもろており、ただ多分僕は会社員が向いてないタイプではあると思うんです。なので本当は嘉代子みたいに生きたかったなあと思いつつ、しみじみと歩いて帰ってきました。そういう意味で、僕は自分の中の感性みたいなものを形にしておきたいという気持ちがわりとある方なんだと思うんですけど、なのでなにかを作って残しておきたいという気持ちがあり、10代のころは曲作ってたりしてて今は小説を書いたりしてるんですけど、当たり前だけど別に書いてるときはたのし~って感じばかりではなく整合性取れてるかとか不自然なことないかとか、現実から乖離してないかとか、あとは経験していないことを書くことへのおそれとか、そういうのがあります。例えば空港の仕事とかほとんどの人は実態を知らないので適当に書いておいても話の本筋に関係ないような気もするんですけど、僕はわりとリアルに書きます。なんていうか、現実の確かな裏付けがあってこそ、フィクションが自由に舞い踊れる感じがするので。守破離みたいな。なので、自分が経験の乏しいことを書くことが苦手なんですけど、今そういうのを書いてるので悩ましいんですが、このあたりを突破して一皮むけたら、いいものが書けるようになりそうだなと思っています。あとは取材するか、かなあと思い、以前読んだ隠れキリシタンの軌跡を追う「みんな彗星を見ていた」って本で、地方での取材のために著者が運転免許をとる話があり、それがずっと心に残っていて、そのくらいは当然やってこその著作活動だよなという思いがあります。人に読んでもらうからには自分も本気で向かい合わないとだめだよなと思いつつ、嘉代子のライブもあり、自分が創作活動することをあらためてちゃんとしたいなって思いました最近。ただブログは思ったままに書くのでわりと思いつきです。なので最後にどうでもいいことを書いておくと、40になったのにまだ小4姪っ子からお兄ちゃんと呼ばれていることに後ろめたさを感じないこともないのですが(誕生日に手書きのおめでとうメッセージが兄経由で送られてくる)、一番上の姪が今年19で、彼女が幼き頃は僕はたしかにお兄ちゃん年齢だったのでそういう意味では仕方なかろーもんという感じではあるのですが、そもそもマブの息子(小4)も僕のことを友人だと思っているので、なんか時空どうでもいいなって感じがしないでもないです。

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