Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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ちまき

こんばんは、この世の終わりです。明日でGWが終わるのでもう終わりです。最後の晩餐はカリフラワーにしようと思いますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。僕は本日も12,000歩くらい街をさまよいました。風は涼しげでしたが陽射しが強くてちょっと散歩は厳しい感じ入ってきてるような気がしないでもありませんでした。ところで美味しんぼのOPテーマといえばやはり皆さんDang Dang 気になるを挙げると思うのですが、僕は初期OPの主題歌だったYOUのほうが好きです。この曲って完全にバブルじゃないですか、バブルのTOKYOって感じがするんですよね。なんでしょうね、バブルの東京の夜って感じがしますよね。バブルの東京の夜知らんけど。でもフィーリングの問題ですので、どうせ僕が幼少期に夢想していたTOKYOなんてのは架空の存在であり、それを追い求めて1000kmくんだり上京してきたにもかかわらず僕はTOKYOの夜をまだ知りません。ただ今夜網戸から流れ込んでくる空気の匂いが大変東京味を感じさせます。網戸最高です。僕は中谷美紀様を崇め奉っているんですが、インスタグラムでお姿を拝見するたびに美しいお姿を目にしては(僕もちゃんとしよう……美紀様と同じ人類の端くれとして……!)と決意新たにするわけですけれど、すーぐピザ食べてしまいます。だいたいピザかアイスを食べてしまいます。なので本日はおかゆしか食べていません(極端)。つけものをどうしても食べたかったのでスーパーでつけものを数種類買ってきて、レトルトのおかゆをいくつかの種類買ってきて、一緒に食べたら満足感がとてもありました。おかゆ最高です。僕は自分の見た目にとてもコンプレックスがあるのですが、もはや遺伝子操作での解決しかできないことってあるじゃないですか、肥えた痩せたみたいなことは食わなきゃ痩せんだからそんなことで悩んでるようなやつらはただ実行力がないだけでやる気もなくどうせ仕事もできない何をやってもだめなやつらですので、そんなレベルのことはどうでもいいです。突然デブに八つ当たりしてしまったんですけど、闇墜ちの話をしましょう。人はどのようにして闇墜ちしていくのか。その前に、今僕YouTubeでミックスリストで音楽聴きながら書いてるんですけど、僕が好みそうなものをつべがリスト化してるんですけど、今瑠璃色の地球(合唱版)流れてきてなんだかしんみりしてきました。神田沙也加さん素敵なお声で素敵に歌っていらっしゃったのになということを思い出したからです。ちなみに僕はYouTubeプレミアムに入っています。広告皆無になるので、たまに会社のPCとかでYouTubeみないといけないときとか、今はこんなにも鬱陶しくなっているのかとうざさの進化に驚愕します。話がそれました、そう、闇堕ちです。これはあれです、犯罪とかの話ではなくて人としてやべー方に行く話です。なんでそう思ったかというと、さっき1000年ぶりにFacebook開いてみたんです。リア充パトロールです。XのTLが静か過ぎて僕どくさいスイッチ押しちゃったっけって感じだったので、FBを覗いてみたわけです。そしたら皆さんね、僕と同世代の人々はGW、ご家族でお過ごしになっていてね、帰省なんかされてたりする方もあったりなどしてね、以前は一緒に飲み歩いていた大学の男友だち(数年前にお子さん生まれてから完全に疎遠)がお孫さんをおじいちゃんおばあちゃんに会わせて幸せ満ち溢れる様子にパトロールに来たかいがあったなと手応えを感じました。で、僕の前職でのつながりの方に、推定僕より15歳くらい年上の独身女性がいらしたんです。別の部署で。小さいオフィスだったので酒飲みにいくみたいなこともあったりなどして、おそらく1000%僕のことをお気に入りだったと思うんですが、僕はゲイですのでそういうのではないわけですが、というこの女性も前職の仕事用FBでつながってるんです。で、本日こどもの日ってことで突然思い出したんですけど、だいぶ昔、7年とか前、FBを眺めてたら、この女性がなんかGW、多分こどもの日になんかちまき食べただかなんだか、こどもの日的ななにかにまつわる食べ物の投稿をしてたんです。で、それにコメントがされていて、僕は全然知らん人だったんですけど、この同僚女性の知人ぽい人で、多分還暦くらいの男性で別に変な人じゃなさそうだったんですけど、コメントの内容は「ちまきよいですね!美味しそうです!私も今日は孫たちが来て、こどもの日ということでちまき食べました」みたいなことを写真付きでされていたんです。で、その下にあった同僚女性のコメントが「ここでそういう写真あげたり、お孫さんの話したりするのやめてもらえますか、本当に気分が悪いです」みたいなことをかなりきつめな感じでされていて、普段は和気あいあいとコメントのやりとりされてる感じだったのに、突然お孫さんコメントにキレ散らかしてて、(ひええええ)って僕は思ったんです。当時でアラフィフの独身女性、ご想像の通りいろんな悩みの可能性があるわけですけれども、まだ30代前半だった僕は(こじらせてんな~)って思ったんです。で、ここで伏線回収なんですけど、このちまき事件から10年も経たぬうちに、僕は本日FBを見ていて、言いしれぬ焦燥感と心の澱み、そしてほんのりとした絶望を感じたわけです。私も、ちまき女子になりつつあるのか、と。ちまき女子がキレ散らかすのは本当によくない行いだったと思うし死後裁きを受ける可能性もありますが、本人としては、好いていた男のために好きでもなかったサッカーを見に行くようになり、しかし男とは別れ、それでもサッカーだけは見に行く習慣が残って、ひとりサッカーを見に行っては痛む膝をさすりながら帰るみたいな生活を送っていたんです(飲んでるとき聞かされた)。気づけば歳を重ね、あらたな恋愛もなく、いいなと思って飲みに誘った同僚男(僕)はただ酒を飲むことに関して誰にでもホイホイついていくだけのゲイで脈なしという状況(なおカミングアウトはしてない)。一分一秒を争うなかで僕とビール飲んでる場合ではなかったはずなのだが、刹那の時間であっても脈なしであっても男と酒を飲むのは楽しいということについて今僕もちまきの気持ちがわかり始めている今、こどもの日、ちまきは今なにをしているんだろう、幸せにおなりになったかな……とTOKYOの夜空を見上げてワインを飲んでいるわけです。きっとちまきも今酒をあおっておるだろうと思いつつ。人生、べつに積極的に人間を傷つけようとしなくても、結果としてふんわり致命傷を与えるみたいなことあると思うんですけど、例えば前述の男友達、結婚してから長いこと子どもを授からずに大変だったと思うんですけどご夫婦だけの生活のときはわりと飲みにいったりしてくれて、しかも僕が唯一カミングアウトしている男友達だったのもあって、僕はわりと大好きだったんですけど、ご夫妻ともに大変なご苦労をなさってお子さんを授かって、その後は僕も遠慮しますから、全然交流が途絶えてしまい、かつなんていうんですか、パパ友ママ友的な、お子さんがいらっしゃる人々との楽しい交流をなさっているのをFBなどで目にすると完全に人生のステージがたがってしまったのだと、もはや別の世界の住人なんだなという諦めがあるわけです。人生で一時期重なり合って、わりと仲良くしていたけれど、びっくりするくらい白紙、みたいな人は誰にでもいるかもしれないし、僕にもいるわけですが、地元の幼稚園とか小中あたりの友だちとかはさ、結局限られた選択肢の中で、本当は別にたいして気が合うわけでもないのに一緒にいた人々が多いから、そんなでもないんですけど、大人になってから、大学以降とか、職場とかで気が合ってよく飲みに行ったりしてた人々が人生の別のステージへ移行していくのをただ見送るというのは、ゲイだとわりとあるのかなと思いつつ、ちまきのようにチャンスを掴みそこねてしまった人もいたりして、僕たちはただ、ただ寂しいなという気持ちを抱えているのだと思うんです。前の職場で大好きだった後輩もとうにご家庭をお持ちになって別世界の住人になってしまい疎遠だし。ただ、別に逆恨みする気もなければ、すでに別のステージに行った人に無理に絡みに行くほど野暮でもない、けれどなんだかTOKYOの夜の灯りを見ていると自分のいる部屋の灯りにあたたかさが足りていないような気になるわけです。自分のことを客観的に見ることって本当に難しいので、僕は自分のことがいまいち何一つわかっていない可能性があり、どこかでまだ人に愛されるチャンスがあるのではと思っていることも客観的にみたらもうとっくに電車に乗り遅れて終電終わってる可能性もあり、それは僕が客観的にちまきのことを眺めていたように、人が僕のことを見たらあきらメロンであることもおおいにあり得るわけであり、僕がちまきを見つめていた視線の先に今僕が立っているのだと思うと、覆水盆に返らず、今後の人生消化試合って感じで、歳をとればわかることだけど、他人が当たり前に成し遂げたり、獲得していることを自分が必ずしも手にすることができるわけではないということを受け入れる必要があるのが、いわゆる不惑を迎えるということだとするとあと9日間の間に僕は準備ができるわけがないなあと思っているのです。

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