Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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12年居たけど別れた

こんばんは、人生でこういう心情になることってあんまないかなと思って、せっかくサーバ代払ってるので書き留めておこうと思います。僕は2011年から一緒に居たパートナーが居たんですけど本日その関係を解消しました。流れ的には最近(てかまあもう数年ではあったけれど最近特に顕著)向こうが僕と一緒にいることを歓迎してない感あったので、それでも週末一緒にごはんを食べるということはしてたんですけど、それも最近向こうが「今日は食べない」「頭痛いからやめとくわ」みたいなのが続いたので、これはそういうことでしょうな、と思って、僕の方から「確認なんだけど、週末に御飯食べるの、というかうちにくるのとかちょっともういいかな、って感じ?」って訊いたら「そうだね、もう自由にしたほうがいいかも」って来たのでその後やりとりをして、関係を解消することになりました。僕としては全然一緒にいることについて、例えロマンティックなことがなくてもよかったんですけど、僕から言わないと、向こうからは言えない性格なので、勇気を出したって感じです。借りてたゲームがあったので、それを返さないとなって思って、「他になにか借りてたものとか置いてたものある?」って訊いたら「特にない」っていうので、うちにあったゲームソフト2本を返しにいきました。会って話すとか電話で話すとかそういうのはできない人なので、ノートを破ったメモに、これまでの感謝と体に気をつけてねってことを書いて紙袋に入れて、徒歩6分くらいの場所の郵便受けに入れてきました。心が火傷したみたいな感じで、ヒリヒリしていました。僕は片思いが成就しなかった失恋はあれど、きちんとお付き合いした人と別れるという経験を人生でしたことがなく、皆さんこんなにヒリヒリなさってらっしゃったのか、と思いました。こんなにヒリヒリなさってた人たちに、僕がかけてきた浅はかな言葉なんて焼け石に水でなんの意味もなさず、むしろ痛みを増幅させていたかもしれないな、と反省しました。数時間経って、向こうからLINEが来て、おそらくメモを見たんだと思うんですけど、縁を切りたいとかではなく、ただ恋愛は別かと思った、みたいな連絡が来ました。ほんとのところはわかんないですけど、きっといらっしゃるんだろうな、って思いました。中島みゆきの悪女的な、あの子が。そこを詰める気はないけれど、僕としても(まあもしかしたらこの後も、ご飯食べたりするかもな~)みたいな麻酔があったほうが心をごまかせるので、「んじゃまあ気が向いたら声かけてよ、ゲームでもしよう」ってな感じにしました。そんなことは馬鹿げているとわかっているのだけれど。彼のあの子が居たとして、「近所に住んでる元カレとゲームしてるよ」とか許されるとは思えないし、もし僕に新しい相手ができたとしても「近所に住んでる元カレがたまにご飯食べに来る」とかおかしいってわかるのに。でも僕も彼もきっとこうやって麻酔をかけて、ゆっくり忘れていくしかできないんだと思うんです。なんだかんだ12年居たから。来月帰省の予定立てといてよかった、お母さんに初めて、失恋の話をしようかなって思ってます。

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