ぼくたちの家族を見ました
妻夫木聡と池松壮亮が出てるっていうんで最高かよと思って二人目当てで見たんですけど、映画自体がすごくいい映画でした。ネタバレになるのであまり多くは書きませんが、家族ものっていうのにまず僕は弱いんですけど、この兄弟っていうのがまたよくて、自分も歳の離れた男2人兄弟の弟なもので、感情移入しまくりでよかったです。原田美枝子演じる母親に脳腫瘍が見つかるっていうのが話の発端なんですけど、それをきっかけに家族が抱えてる問題が出てきたりなんかしたりして、でも暗い…って感じでもなく、がんばれって気持ちで見られる映画でした。途中、母親が本音を話し出すシーンがあるんですけど、僕の祖母が痴呆になった初期くらいがあんな感じで、じいちゃんが目の前にいるのにじいちゃんいないと思って、僕だけに内緒話って言ってじいちゃんの話したりしてたの思い出したりして、それとか兄弟のシーンとか、映画を見ることで自分のいろんな過去のこととか、家族のこととか振り返ることができてよかったです。映画の話がいい話で楽しませてもらっただけではなくて、自分のことも掘り起こしてくれて一石二鳥って感じでした。最近本を読んでも、映画を見てもこういう感じで、自分の中のことをうまい具合に引き出したり整理整頓してくれたりすることが多くなった気がします。それだけ人生経験を積んできたってことでしょうかね。この映画おすすめなんで機会あったら見てください。それにしても、男二人兄弟ってだいたいこんななんだろうかって思うくらい長男次男のキャラってこういう風になるもんですね。兄は「長男として」みたいに力んで弟は冷めてるっていう感じ、うちもそうだったなあって思って見ました。
::::::::
ブログランキング参加してます。クリックしてもらえると記事書く励みになります。
あとコメントももらえると喜びます。
