窮鼠はチーズの夢を見るを観てきた

今日は有休だったのでご友人と映画を観てその後猫カフェーに行ってまいったんですけど、なんの映画を観たのかって言うと窮鼠はチーズの夢を見るを観てきたんです。僕はそんなに期待値高くなくて行ったんですけど、すごくよかったのでブログにしたためようと思った次第です。映画館出てすぐそばにパセラがあったので即入って周囲を気にせず感想を語る会ができてとてもよかったです。まずですね、成田凌さん、次に成田凌さん、そしてやはり成田凌さんって感じでですね、感じでしたですね。僕は原作をはるか昔に読んだことがあったんですけど見事にすべてを忘れていたので、ストーリーの展開もまったく心当たりなく新鮮な気持ちでみたんですけど、あらすじ的にには大倉さん演じる大伴さんが来るもの拒まず去るもの追わず的に女性と性的関係を持ってしまう系な雰囲気の人にもかかわらず、一夜限りという感じでもなく不倫相手と別れるのかわいそうとかいっちゃう上に男（※成田凌さんの容姿レベルが要求されると思われる）からのアプローチにも流れゆくままに応対してしまうという感じの人でそれを取り巻く嫁元カノ部下女性そして今ヶ瀬（成田凌さん）という布陣で物語が進んでいくんですけど、とにかく大伴がほんとに「そういうとこだよ！」って感じに尽きるんですけど、けどきっとああいう人って決してフィクションの世界にのみ存在するフェアリーというわけではなくて現実世界にもいるであろうねという感じの人なんですけど、で、今ヶ瀬はゲイで大学でサークルの勧誘（※テニサー）された時から大伴さんのこと大好きっ子なんですね、けど実らぬまま、ある日大伴さんの嫁（のちの元嫁）からのミラクルキラーパスによって千載一遇のチャンスを得ることになりそれを見事にものにするできる子なんですけど、とはいえ大伴のこと大好きすぎて実はいっぱいいっぱいだという愛くるしすぎる一面を持っているという状況の話なんですけど、まあとにかく損はしないからこのブログを見た人は全員観に行ってほしいんですけど、友人とも話をしたんですが、とにかく日本のBL（というくくりに語弊があるかどうかは置いておいて）映画がいい感じになったな！って言えるな！っていう感じでなんていうか、映像もきれいだしお話もよいし、こう、ハラハラさせられるというか緩急があって、（今ヶ瀬～がんばって～）という僕は完全に今ヶ瀬応援目線ですけど、大伴に対するあれこれも、すごいいろいろ考えられてる感の演出というかあって、そんなこんなで、とても面白かったですし、屋上のちちくりあい（まさにちちくりあい）のシーンで、隣のビルからそれを目撃したおばちゃんとか完全に我らではないかという感じでしたし、大伴の元カノの夏生と今ヶ瀬が対決するシーンがあるんですけど、今ヶ瀬がカールスバーグを頼むところ、夏生はシンハー頼むんですよね、（ああ～いかにもシンハー頼みそう～～）って感じなんです夏生は、なんか知り合いに居そうな気がして親近感がわきましたが今ヶ瀬推しとしては、ビッチめ！という気持ちに溢れる好敵手という感じでしたし、大伴の部下の岡村に関しては登場時などはやはり今ヶ瀬推しとしては（あざといやつが来たな……）と思いながらみていて、そんで今ヶ瀬が出てった後に大伴のパーカー（今ヶ瀬が着てた）着て登場した時には（ズボンを穿け！ズボンを！そしてパーカーは脱げ！）ってなったんですけど、話が進むにつれて岡村ちゃん別になんも悪くねえしむしろいい子やんけ……ってかわいそうになってきつつも今ヶ瀬推しなので、すまん、今ヶ瀬のために犠牲になってくれ……という気持ちになりましたし、まあ大伴が悪いんですけど、あと今ヶ瀬の服装が毎度ファッショナブルだったりかわいかったりするんですけど、学生時のシーンでの萌え袖がかわいらしすぎますし、友人とも話したけどポテチ食べるシーンとか最高だし、見つめる目が最高だしあと猫背がいいという話もそうそう～って感じだったし、あと、裸体が出てくるんですけど、結構な裸体が。裸体の美しい上に無駄な脂肪はもちろんのこと無駄な筋肉の過不足もない均整の取れた裸体がすばらしいということも強調しておきたいのですが、これは大倉さんも成田さんもすばらしかったです。同じ人間としてちゃんと生きよう、って思いました。で、海に行くシーンとかあるんですけどもうそれとかも（ええ、この展開の後海に行くの！？）って感じなんですけど、あんなことになったあとに海に行くような人生素晴らしすぎるやんけという気持ちに溢れる海シーンでとてもよくて、エンディングも、なんていうか投げっぱなし系とは一線を画す、余韻を残してくれる感じでこれは我々的にはハッピーエンドで決まりな感じでまあ、とにかくね、よかったですよ。映画館には我々二人（一席とばし）と右斜め後方におじいちゃんが一人いただけで邪魔なもの一つなく物語に没入出来てよかったですし、こりゃ円盤買うっきゃないんじゃないかっていう気持ちにただいまなっております。なんか書き漏らしたことあるかもしんないけど、細かいことは書かないのでとにかく観てください、とってもいいですから。僕は友人と副音声解説したいくらいお気に入りになりました。ちなみに結構エロいので気まずくならない人と見に行くか一人で行ってください。

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