Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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インディゴの気分の4話を見たんだった

旅先だったので感想書くのすっかり忘れてました。さて、冒頭から城戸がクソですね。なんなんですかこのクソ野郎は。婚約者にも木島先生にも最低の振る舞いじゃないですか。それでも原作の漫画の方は全編通してなんていうか城戸のアホさ加減が全体の雰囲気を救ってる部分があるんですけど、ドラマだとたまにすっとぼけ城戸が出るものの、この4話の冒頭のようなマフィアみたいな目つきの城戸がわりと登場するので、クソさが際立ってしまって結果的にすっとぼけてんのも白々しいっていう印象がぬぐえません。

ところで1:50秒の木島先生が両手でおちょこ持ってるのがかわいいですね。で、三人で鍋囲んで蒲生田先生が体調悪くてその場を去った後、城戸が突然「こっち」つってエロタイム入るんですけど、ちょっと城戸どういうことなの、だってさ、ノンケなんですよね、で、婚約者とは結婚したい、別に結婚したからと言って逆玉に乗るみたいな描写も特になく、結婚のインセンティブは自分が結婚したいという気持ちのみで、そのためには自分に好意を寄せているであろう木島先生をだましてじいさんの弟子にしてもかまわないわけですよね。なのにノンケなのに木島先生とエロタイムするのちょっとよくわかんないんだけど、木島先生に求められて仕方なくつーんならまだしも自分から「こっち」つって辛抱ならんみたいな感じなのちょっと腑に落ちないんですけど、なんか雑じゃないですかね、人物の描き方が、なんつーか、原作がそうなんだから仕方ねーだろかもしれないですけど、でも原作だと城戸はわりと揺れ動いてる感出てるんですよ、でもドラマだとなんか意味不明の余裕ぶっかましてる感がにじみ出てるんですよ。なんかドSみたいな設定(監督の指示なのか役者さんの意思なのかは知らん)に引きずられてるんですよ、違うんですよ、城戸は原作見るとクズなんだけど隙のあるアホって感じもあるんですよ、別にドS設定いらないんですよ、戸惑いながらも木島先生に惹かれていってる感じがあるんですよ、原作には。けれどドラマだと余裕ぶっかましドS野郎クズなんで救いがないんですよ、クズの一言以外で形容できないんです。これがインディゴの気分見ててずっと感じてた違和感なんですよ、僕は。「ねえ、もうだいぶ拡がったよ」のとこだって、原作だともっと城戸は(かあっ)って感じになって辛抱ならんって感じで覆いかぶさるんですけどドラマだと見下すみたいな表情して「そこまで俺に惚れてんのか、じゃあやってやるよ」みたいな感じなんですよ、なんなんだその余裕は。

あと、17:08に蒲生田先生がありがとうタイム始めるんですけど、原作だと2回しかありがとう言わないところ、ドラマだと9回もありがとうを言うんです、壊れかけのradioじゃないんだから、さすがに謎過ぎるんですけどなんであんなにありがとうタイムにしたのかまじで謎です。

そんで、ラストあたり、城戸が木島先生に嘘ついてた(元カノとより戻してたしさらに結婚するし、さらにその結婚のために木島先生を利用してたことが発覚する)ことに対して木島先生が「君は、最低だ…!」って言うんですけど、この怒ったお顔も麗しいってことは当然として、そら怒るのも無理ないっていうか当然ですよね、木島先生は自分がだまされてることも知らずに「でも……君のこと考えて、あそこいじってた」「ねえ、もうだいぶ拡がったよ」とか言っちゃったんですよ、ピエロですよ。ピエロもいいとこですよ。木島先生がポルノグラファーでひねくれ自転車轢かれ野郎になったのも城戸のせいですよ。ここから木島先生の暗黒ひねくれ時代が始まるわけですよ。春彦はよ出てきてほしいですよ。

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