見た目の互換性
昨日は会社の飲みだったので（絶対タダで飲みまくってやる）という決意をもって臨みましたところ大量に酒を摂取することに成功して見事に本日朝二日酔い特有のスーパー自己嫌悪に悩まされながら目を覚ましました。脳内で思考した瞬間に自己嫌悪が発動するので眠るっきゃないと思ったのですが、近所で家建てててガンガンガンガンうるせーので寝てもすぐ音で目が覚めるという朝っぱらから何の恨みがあってこのような仕打ちを、と思いましたが仕方ないので思考を一切シャットダウンして起床しました。
というわけで、残念ながらヨーロッパへ出張へ行かなくてはいけなくなったんですが、正確には出張というより褒賞的な、ご褒美旅行的なやつなんですけど、なんか1年で一番頑張ってたね賞みたいなのをもらって、金一封とともにこのご褒美に見せかけた罰ゲームがセットで渡されたのですが、であれば航空券代やホテル代を現金にして金一封の封筒に加えてくれよという気持ちでおりまして、このブログでも何度も申し上げておることではございますが、僕は海外へ行くのがめちゃくちゃ嫌いなので、しかもこの目的地半年前も仕事で行ってきたし、一緒に行くのは15歳～24歳上の上司たち数名（うち2名は完全に英語話さない）で、完全に引率役じゃねえかっていう、そんな鬱な気持ちからついついワインを飲みまくって、その後同僚後輩たちとなんとなく行ったダーツとカラオケが一緒になってるところでなんか知らんけどメニューにギムレットって書いてあるの見てボニーピンクが降臨したのでついつい飲んでしまって、ピナコラーダって書いてあるの見て中谷美紀さんのインド旅行記2巻の砂浜に足つっこんでピナコラーダ飲むの思い出してついつい飲んでしまって、朱里エイコ歌いながらダーツ投げてたんですけどついつい一人カラオケのレパートリーしかない僕は続けてあの鐘を鳴らすのはあなた、かもめが翔んだ日を歌いながらダーツを投げてしまいました。帰ってきて、おなかいっぱいだったのにフルーツゼリー食べてハーゲンダッツの林檎のやつ食べながらDISH//さんのとういさんとだいちさんがやってたゲームの動画見てたら気持ち悪くなってきて、っていうかおなかいっぱいなのになんでアイス食べてんだ、ってなってハーゲンダッツの無駄遣いしちゃって、満腹感にうなされながら眠りました。
そう、それでヨーロッパ行かないといけないってんで、んじゃあって思って、ついでにグラン・カナリア島に行ってはどうか、と思ったらなんだかワクワクしてきて、航空券の周遊とか調べてて、意外にそんなに高くなく、出張の費用からいくらか自腹で支払ったりできんのかな、経理に確認しよう、とか思ったりしてたんですけど、でも、行ったところでtelさんがいるわけでもなく、むしろ見知らぬ土地でその場にいたであろうtelさんを思い浮かべたりなどしたらさっさと家に帰ってポルノグラファー見たくなってしまうのではないかという、そういう懸念が生まれ出でてきまして、かつレンタカーないとわりと観光難しいかもしれないような雰囲気で、でも僕はゴールデンペーパードライバーの称号を持つものなので、スペインで事故ったらしゃれにならんなというそういう気持ちもありつつ、旅するスペイン語のテキスト見てたら後ろの方に観光情報載ってて、（親切～）って思ったんですけど、その後ろのページに「おたよりを募集しています」って書いてあって「掲載させていただいた方には図書カードと竹財輝之助さんの直筆サイン入り写真をプレゼント」って書いてあって、一瞬、（これ、グラン・カナリア島からエアメール出すっきゃないぜ……？）って思ったんですけど「11月30日消印有効」って書いてあって、もはや完全にグラン・カナリア島へ行く意欲を失ってしまいました。でもサイン入り写真は欲しい、おたより出すしかない。
ところで、見た目の互換性について話をしたいと思うのですが、なんだよ突然って感じですが、僕はだいたい思い付きでものを書くのでいつもこうですが、見た目の互換性です。見た目の互換性ってなんだよ、って話ですが、主に顔の話ですが全身でもいいですが、とりあえず顔の話です。人から「芸能人の〇〇に似てるよね」って言われることあるじゃないですか。で、確かに赤の他人（その〇〇も赤の他人ですが）よりかは似ているかもしれない、顔の骨格とか雰囲気とか……、でも決定的な”美にまつわるパーツ”が似ていない、すなわち、自分は〇〇の下位互換だ、って思うわけです。僕の女友達に、似てる芸能人を指摘しがちな者がいるのですが、悪気はなくて、悪気はないんだけど上位互換を紹介するんですね。以前この女友達を含む他数人で旅行に行ったときに、特急乗ってたら「teranくん、あの芸能人にすごい似てる！」って言ってその友達の息子がハマっている戦隊ものに登場する人物を挙げたんですけど、その場には他に子持ちがいなかったこともあって、皆「それ誰？」ってなってスマホで画像検索するという危機的状況に陥ったんです。この画像検索がなぜ危機的状況かといえば、もしみんながうっすらとでも知ってる芸能人あればその場で「いや～似てないでしょ～」とかってサラリと流れる会話が、この画像検索をするという行為によって、そのジャッジメントが一時保留されて、ほんの少しであってもそれなりに「どれどれどの人？」という興味が生まれてしまうということなんです。そうすると実際に女友達のスマホに映し出されたイケメンを見て、皆はあらためて「いや～似てないでしょ～」と言うわけです。ある意味勝手に持ち上げられて勝手に落とされる現象なのですが、僕はこの時に（確かに1000億倍向こうがイケメンだが、残念なところだけが似ているいとこ、くらいには似ている）と思って、この女友達が決して適当に似てる芸能人を指摘しまくるわけではないのだと思ったんです。確かに上位か下位の違いはあれど、同じ顔系統シリーズに属するってことはあるなと思って、でも、世間において、似てる芸能人を指摘するというのは"互換性だけではなくてレベルも似ている"というのを含んでいるものだと僕は思うので、互換性だけで似てる芸能人を指摘すると、微妙な空気になりますね、ということです。
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