Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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コントロールできない体

僕は目が悪いので普段コンタクトレンズをつけて生きていますが、寝るときには外しますので、寝起きは裸眼で行動します。昨日朝、洗面所行ったら床に置いてあった粘着テープのコロコロの取っ手部分に足を引っかけてしまって、思ったよりもアクロバティックに体勢を崩してしまい、引き戸のカドに腕をぶつけてしまってケガしてしまいました。このケガの仕方が硬いアイスを削ったときみたいな感じのケガだったので、直感的に(これは、痕が残るやつだ)と思いました。スパっと切れたりしたのはなんだかんだでまだましですが、この”その部分に在ったものを喪失する”タイプのケガは決して復元してくれないことを僕はこの体で生きてきて30余年経つので身をもって知っておるわけです。さらに30歳を過ぎてから目に見えて体の修復機能が衰えていて、ちょっとニキビできただけでthe end of evangelionですし、すぐに痕になってしまうのが本当に腹立たしくて、なんでそこちゃんと修復せずに栄養を腹に持っていくんだ、と、腹に肉つけるんだったらもう肉食ってやんねえぞって自分の体に対して不信感をもつようになったのもちょうど30歳を過ぎてからのことです。

自分でコントロールできない体の不思議といえば、僕はあちこちの関節がめちゃくちゃ鳴るんです。これは昔からなんですけど、20代後半(つい最近です)からひどくなってきて、立ち上がる時に膝が鳴るのは当然、腕を曲げればポキポキ鳴るし、たまにめちゃくちゃでかい音が鳴って、自分でも(今のは折れたな)って思うくらいです。さらに鳴るだけではなくて、ズレるっていうか、カクってなるんです。これは大学入試センター試験の時(つい最近ですが)にマークシートを塗りつぶしてた際「パキッ」って音が静寂の試験会場に鳴り響いて、僕の手に握られていた鉛筆は塗りつぶしていた答案を横断して綺麗な曲線を描いたんです。もちろん消しゴムで消したので別に多分答案に影響はなかったと思うのですが、ひどい点数でしたのでなかったことにして私立行きました。

そんで、この関節の予定外の動きによる腕の予測不可能な挙動、その後の人生で履歴書書いてる時とかにも起きたりしますので、そのたびに「こんぐらぁああああああ!!」ってなりますし、間違えられない系の書類だったりすると事前に腕をぶん回しておかないといけないので非常に不便です。あと、静かにしておかないといけないとき、演奏会の静かなパートとかでは顔がかゆくても腕を動かさないように我慢しますし、誰かの会話を壁の後ろで盗み聞きする時なんかは非常に不利です。

ところで僕はもう長年休みの日の予定を立てて出かけるということをしていないのですが、これはひょっとしたら僕の中で何か人間としての何かが欠落もしくは枯渇してしまっているのではないか、と最近思いまして、仕事してる時は1秒でも早く家に帰りたいですし、毎週水曜日を休みにしたら日本の経済も生産性も爆上げだと固く信じていますし、休み大好きだと思ってたんです。でも休みだからってどこかへ出かける気にもならないし、要するに仕事が嫌いなだけで、別に休みのことそんなに好きじゃないのかもしれない、ってことに気づいたんです。そんで、この"好きだと思ってたけど、別のことが嫌いだから相対的に好きだと思い込んじゃってた現象"って他にもあるのでは、と思って、あるのであれば今のうちに探し出して対処しておこうと思ったんですけど、いまひとつ見つかりません。

ところで、昨日ワイン飲んでたこ焼き食べたくなったので、夜中にコンビニ行った時、マンションの前にでかいゴキブリがいたんですけど近寄ってもぜんぜん逃げていかないしのっそり移動してたので、こいつらもしかして家に侵入した際、人間の前でゴキブリらしく振舞ってるだけなのかと思い、すごい知能が高いのではないかと思いました。そんな知能の高い生物を仕留めるとなると、急に残酷さを伴う行為に思えてきて、でもあれをのさばらせておくのも、なんか嫌だな、と思い、殺生を決意し、家に戻ってスプレー持っていったら、やっぱりまだ居て、スプレーかけたらめんどくさそうに逃げていきました。ステージじゃない街中で、「あの!ゴキブリさんですよね!?」って声かけて舌打ちされてしまうような、なんかそんな挙動が人間臭くて、深追いはしませんでした。

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