Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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島に居候したの思い出した

サラバ!読んでんですけど、さっき上巻読み終わってパーカー羽織って半ズボンの部屋着のまま傘をさして国道を渡って本屋に行って、まっすぐに日本文学の棚へ行き、サラバ!の中巻、下巻を手に取ってまっすぐにレジへ行き、ポイントカードの誘いを断り包みを受け取り国道を渡って帰ってきてワインを注いでセブンの牛ホルモンのなんとかをチンして食べたんですけど、これほんとに牛?豚じゃない?豚感あるな、と思いました。

今日は7:45に出社したので16:45にPCの電源を落としてオフィスを去りました。16:43に社長が僕の席にきて仕事のことを訪ねてきたので、内心舌打ちしましたが、僕はいい大人なのでよそ行き声で対応しました、1分で用事は済みましたので、以降、「帰りますから~、帰りますよ僕~」というオーラを全身からビンビンに発して帰宅の途につきました。

そして帰ってきてシャワーを浴びて(最近は帰宅後すぐにシャワーを浴びる癖がついた)とりあえずPCのマウスの電池が切れそうだったのでちょっと充電すりゃ今夜くらいは使えるだろうという考えでエネループに電池をはめてコンセントに挿し、録画リストで保護マークがついている旅するスペイン語を見ながら回鍋肉食べながらワイン飲んでたんですけどものすごく暑くなって汗ダラダラかいて、冷房つけてそれでも汗ダラダラかいてしまってスペイン語止めて心頭滅却したんですけど、さっき外に出たときは路上で寝たら息絶える寒さに感じたし今現在も部屋の中はひんやり(冷房は消した)していて、なぜあんなにも暑かったのか、まあシャワー浴びたあとだからなんでしょうけど、きっと旅するスペイン語を見たからだと思うんですね、そう、それくらい血沸き肉躍るということですね。

毎日Tellさんのことこんなにしつこく書いてたらこのブログ読んでくれる人減る割にTellさんファンが増えるわけでもないと思うので、ここら辺にしますけど、そう、それでサラバ!読んでんですよ、なんか軽快な文章でスンスン読み進められて上巻の最期のヤコブのところとか一気にヤコブ推しにならざるをえないなと思いましたね。ていうか涙がにじみましたね。

僕、小学校3年生の夏休みに、なぜか知らんけどそんなに密に交流があったわけでもない叔母一家が住む、島の周囲が4キロしかない島に1カ月くらいいたんです。今考えると謎なんですけど、叔母の下の叔母に連れられて島へ渡って、気づいたらその叔母は一人で帰っていって僕だけ残留したんですけど、ここで僕の島民との生活が始まったんですけど、なんかその時のことを思い出しましたね。この島はたぶん日本で最後まで炭鉱があった島なんですけど、すごい異様な島だったんですよね子供心に。綾波レイの家みたいな団地が巨人みたいに並んでて、家にはお風呂がなくて共同浴場に毎日みんな行くんです。おそらく島の海岸は砂浜とかなかったのか行く機会がなかったんですけど、いとこたちと行ってた小学校のプールは海水なんです。僕が居候していた叔母の家にはいとこが4人いて、うち二人が双子で、僕より3つ上、1つ上、同い年の女、男男、女だったんですけど、このいとこたちと毎日遊ぶのが楽しかったです。この家と同じ棟に住んでる従姉の同級生の女の子は、なぜか男言葉で、自分のことを俺って言ってて、その弟と妹とかとも一緒に遊んでました。

ある日プールに行くと従兄ズと同い年(すなわち僕の一つ上)の男の子(わりとかっこよかった)と仲良くなって、わいわい遊んでたんですけど、その帰りにいとこたちから「teranちゃんあいつと遊んだらだめばい」みたいなこと言われたんですね、何か知らないけど多分、家の事情っていうか、少なくともその男の子に事情があるわけではなさそうで、いとこたちもその子を嫌ってるとかいじめてるとかではなかったんですけど、なんかあったんでしょうね、島ルールが。でもまあ僕はその子とその後も会えば仲良くしてたんです。ちょっとした恋心も持ってたといっても過言ではないですね。どこかで僕は島の人間じゃねーし知らねっていう気持ちがあったんだと思います。

そんな感じで過ごして、また1年後の夏休みにも行ったんです、島に。そしたら男言葉で話してた女の子は「私」って言うようになって、女の子ぽい話し方をするようになってて、避けられてた男の子は皆の中心人物になってて(そして僕のことを忘れていた)、懐いていた幼児は人見知りするようになって僕だけにお菓子をくれない意地悪な子になってました。なんか子供って変わり身早いな、ていうか節操がない(という言葉は知らなかったけど)と思ったんです。1年でこんなに状況が変わるのとかなんなの?って思ってました。自分も子供だったけど。今思えばこの島に”地元”の人間なんて居なくて、各地から石炭を求めてきた人々が集ってそこでコミュニティを形成していたので、言葉もちょっと違うというか標準語話す人もいたりして、子供たちにとっても独特の文化だったのかもしれないけど、そういうのをサラバ!のヤコブのあたり読んでたら思い出しました。

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