Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

一般

マレーシアから帰ってきた

2019/02/13

帰国しまして、スーツケースなどを片付けて洗濯などを済ませて準備万端でワインをあけて録画してた昨日の旅するスペイン語を見たんですけどまじでハンサム~、ハンサムなのに少年のような表情仕草リアクション~、なのにちょっとたまにすっとぼけな受け答え~、最高~、Que maravilla~、 Que monada~不可避~。そう思いました。舞台のチケットとったのまじでグッジョブだったなと思いましたけど席が微妙な感じなので、くそ、そうか、出演者の中で強そうな人のファンクラブとかに入ってとればよかったのか、そこまでするのか、そこまでせざるを得ないのか。そういう気持ちでおります。あーこの番組まじでQue maravilla~。

というわけで出張でクアラルンプールに行ってきたんですけど、まず、マレーシア航空は極寒です。行きも相当やばかったですけど本日の帰りの便は「私を殺しにかかっていた」って同僚後輩女子が言ってましたがまさに僕も上着きて空いてる席からとったブランケット2枚着てそれでも足元がスースー寒くて、CAさんも鼻ズルズル言わしてるじゃねーかっていう意味不明の極寒で、かつ機内食が僕がこれまで乗った航空会社のワースト2に輝くまずさでした(栄えある1位はオーストリア航空)。気を付けてください。4月に乗ったJALの最高さを噛みしめました。

まあ、結局毎日仕事で屋内にいたし、晩御飯もディナー行ってフレンチだったりしたのでマレーシア感は限りなくゼロな滞在でしたが、最終日のパーティで出てきたマレーシアっぽい(でも現地の人としては外国人向けにアレンジしてる風)のフィンガーフードとか完全に口に合わなかったので、まあいっかって感じでした。

で、本日朝5:30に起きて、7時前に空港へ向かったのですが、タクシーの手配をレセプションにお願いしていて、来たタクシーが明らかに白タクで、ていうかレセプションの人がアプリで白タク呼んでて、まあそういう文化になってんだなと思ったんですけど、社長(外国人)が携帯忘れてきた!つって部屋に戻って、それでしばらく待って、そんで出発したんですけど、高速乗ってたら途中でドライバーが助手席の僕に「ガソリン無くなった!」的なことをジェスチャーで伝えてきて(危ないからハンドル握れ)って思ったんですけど、「メトロ(?)ステーションに行くからからドンウォーリー」みたいなこと言いながら高速降りるもんで、(電車の駅に連れていかれるんだな)って思いました。こういう時おそらく普通は「ふざけんな!」ってなると思うですけど僕は何て言うか”諦めの精神”を鍛えられているので本能的に(ああ、こいつは多分この状況を解決できないから電車に乗って空港に行く手段を検索しなきゃな…)って思ったんですけど、高速降りてもずっとうろうろしてて、僕が「メトロ(?)ステーションに行ってんだよね?」って話しかけたら、何言ってんだこいつ?みたいな顔で見られたんで、なんだこいつって思ったんですけど、そしたら後ろに座ってた社長(外国人)が突然「ペトロステーションに早くいけよ!空港に行かないといけないんだよ!早くしろ!」ってブチ切れて僕は(あ~、ペトロっていうんだガソリンのこと~)って思って「ペトロって言うんだ~」って言いました。社長に怒鳴られたドライバーはめちゃくちゃテンパって窓あけてすれ違ったバイクの現地人に叫んで呼び止め、現地語でガソリンスタンドどこにあるかってことをおそらく尋ねてて、そんで教えてもらった通りにいったらガソリンスタンドがあって、セルフだったんですけど、ドライバーが降りるより先に社長降りちゃって(手伝うのかな)って思ってたら給油してるドライバーにめちゃくちゃブチ切れててあんなブチ切れてんの僕も後輩女子も初めてみたから車内で「うわ、すごい怒ってる」って話してたんですけど、ちなみに後輩女子は僕が最初「なんか?電車?に乗ってけっていってんですけど」という誤報告を後ろを向いてしたので、英語がわからないのもあって、そこで情報が止まってたため、社長が降りたとき(え!ここ駅じゃなくてガソリンスタンドなのにブチ切れすぎて降りちゃった!)って思ったらしく後で爆笑でした。給油してる間ずっと社長がドライバーに「You are very irresponsible driver! very very irresponsible driver!」みたいなことずっと怒鳴ってて、ビヨンセがガガに「very very bad girl」ってテレフォンのMVで言ってたのを思い出しましたし車内のラジオ(この状況でも楽し気なラジオが流れていた)でt.A.T.uのオザシングセーオザシングセーラニスルマイヘラニスルマイヘラニスルマイヘが流れていて(なんでだよ)って思いました。

社長に散々脅されたドライバーはその後高速へ戻ったんですけど、怖れからかめちゃくちゃとばしてて間違いなくあの道路で一番とばしてて助手席の僕は恐ろしくて「うわーめちゃくちゃとばすやーん」ってつぶやきながらあまりの恐ろしさに目をつぶりました。

そんなこんなで空港に着いたら、社長がバッチリナンバープレートiPhoneで撮影して「You are not a driver!」みたいなこと指さしながら言ってて(まじこええな)って思いました。

で、そんなこんなだったのでお土産買う時間もなく搭乗したんですけど、極寒の中で吉田修一さんの”国宝”を読んでおりまして、ぐいぐい読んでるんですけど途中主人公と義母のマツの部分で不覚にも泣いてしまって、母関連まじで弱いなと思いました。大阪弁になってしまった主人公たちがときに話す長崎弁にセンチメンタルを感じざるを得ないそういう感じがぐっとくるもちろんお話も面白いんですけど。

そういえば、昨日の夜、早く寝ないといけなかったときに地元の幼馴染からLINEがきて「この歳から東京に出るのは無謀かな?」って言われたんですけど、一瞬「「明日5時半起きだからまた今度」って返そうかと思いましたが、「何をするかによるんじゃ? 仕事があれば生活はしていけるし」って返したら「地元で一生を終えたくないという気持ちが強くなった」って返ってきたので「計画的に仕事と住むところを決められれば、極端な話どこでも生きていける」って身もふたもない感じのこと返しちゃったんですけど、これが僕がもっと若かったら「え~、よかやんよかやん、来(き)いよ~、来たら遊ぼうで~」とか言ってたと思うんですけど、僕も歳が歳ですし、彼も歳が歳ですし、まさかとは思うけど万が一にでも”とりあえず東京行ったらなんとかなるかな”とか思ってたら即退場を余儀なくされるのが大都会東京でございますので、とりあえず仕事と住むところがきちんと決まって上京してきたらあたたかくお迎えしようと思いました。

もう一度いいますけど、旅するスペイン語まじでいいです。もうほんとにね、ハンサムがかわいい、奇跡的ハンサムかわいさだし、ベストハンサム38歳インザワールド間違いない。最高。¡Que monada!

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