職場で政治の話
今日ヨーロッパ人の同僚と話してて(もちろん日本語で)、最初はネスプレッソの偽物のエセプレッソ(と同僚が呼んでた)の話で、それから一度使ったネスプレッソにシール?みたいに蓋をしてもう一度使ったり、またネスプレッソ型のプラスチックと金属でできたフィルターみたいなの見せてもらったり、カルディに売ってるエソプレッソ用の豆とか、ネスプレッソ話をしてたんですけど、途中から移民の話になりました。なぜか。で、ヨーロッパは移民で相当やばいってな話をしていて、しかもアフリカとかのことを、わりとキッパリ見下してて、ポリコレうるさいのはアメリカ人とドイツ人くらいなもんなのかな、などと思いました。で、結構ヨーロッパ人として、アフリカとか中東からくる移民に対して、厳しめでした。要は郷に入っては郷に従えってことを言ってたのですが、この同僚は日本語ペラペラで、よく勉強してるし「これだから日本は~」みたいなことも言わないので郷に従ってるんだと思います。そうやって自分はなじもうとしている分、ヨーロッパに来てなじむ気ゼロ、みたいなのが嫌なのかもしれません。
世の中にはいろんな考え方の人がいますので、僕は職場では政治的発言などは慎んでおりますゆえ、今日も当たり障りのない、日本語の表現の豊かさを活かした受け答えをしておりました。日本語の表現力の幅最高でございます。でも僕はですね、政治や、もしくは宗教でも野球でもサッカーでもいいんですが、それらに対する意見を交換しあうのと、その人の人間性は分けてほしいなと思います。なんか意見が対立したら敵だ!みたいなのはちょっと小学生じゃないんだしって思います。もうやめちゃった同僚と以前ランチの時に政治の話をしてたんですが(向こうが政治好きだったので)、僕らの意見は正反対だったにもかかわらず全然険悪にならずに、お互いの考えていることをテーブルに乗せて、意見を交換するっていう感じでわりと理想的な政治談議だったと思います。
職場で政治の話とか日本人なら避けそうなもんだけど、なかなか郷に従うのも大変ですね。
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