Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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久しぶりに好きなドラマについて考えた

こんばんは、土曜日です。今日日比谷で降りて日比谷公園行った後三省堂行って東銀座まで歩いて帰ってきたんですけど、歌舞伎座の前に八海山の酒樽みたいなのがたくさん積んであるのを見て、日本酒飲みたいなと思ったんですけどそのまま地下鉄に乗り中目で降りたら広場で日本酒イベントぽいのやってたんですけど一人で参加するのさびしかったので帰ってきたんですけど、なので帰りにカクヤスで八海山買ってきて今飲んでいるという状況なのですが、散歩中ずっと過去にハマったドラマの主題歌プレイリストを聴いててそしたらもちろんhere comes my loveが流れてくるわけですが、やはりあらためてとなかぞ(隣の家族は青く見える)というドラマは素晴らしかったなと時を経てあの作品以来あんなにニュートラルというかちょっと登場人物から一定の距離を取ってしかしあたたかくセンシティブなことを取り扱う作品見てないなと思って、散歩しながら帰ったらブログ書こっとと思ったんですよね。僕がどれだけとなかぞを好きかというのはこの投稿(もちろんネタバレあり)に過去の僕が書いてるぽいんですけど、時が過ぎ年を取り今思い返してもいいドラマだったなって思うんですよね。4家族それぞれ問題というか課題があるんですけどそれをちゃんと描いていくんですよ、もちろんメインとなる夫婦はいるんですけど他の家族のことも全員愛着湧くように描かれててしかも10話という話数でそれを描いてるんですから本当に素晴らしいと思うんです。僕は定期的に夕暮れの居間での深キョンと高畑淳子のやりとりを見るんですけど、やはりこのドラマ、自分事としてとらえる立場の違いで見え方も違うと思うんですよね。僕はゲイなのでわたさくの部屋から他の家見てたんですけど他の家族と同じような経験している人たちもたくさんいるだろうから、創作のありかたってもちろん多種多様なんだと思うんですが、創作物を通じて自分の過去の傷を癒やすとか、一歩進めない状況で背中を押してもらうとか、そういうことってあると思うんですよね。そういう意味でこの作品はほんとうにすごいんですよ。僕ツイッター通じて作品を軸として人々と知り合ったり交流したのこの作品だけなんですけど、なんていうかこの作品だけなんですよね、「きっとこの作品好きな人たちなら邪悪な人間いないのでは」みたいに感じたの。まあ実際にはおるでしょうけど、僕的になんかこうそれだけ特異な作品というかなんかもうとにかくすごくいいので(語彙力断念)、もし見てない人いたら見たほうが良いですFODはいるかアマプラでFOD契約するか僕に円盤借りるかすれば見られます。ちなみにどういう人々が出てくるかと言うと、不妊治療をしている夫婦、男とその連れ子とうまくいかない女、仕事辞めた夫と世間体気にする妻と娘二人、カミングアウトしてない中年ゲイとそこに転がり込んでくる若いゲイ、です。今日帰ってきて、いつもだったら深キョン高畑見るんですけど、今日は9話の朔ちゃんとままるんのシーンをみました。二人がソファで対峙してるんですけどままるんの「親が理解してあげなければ、本当はだめよね……。人様はもっと、理解してくれないことだろうから」というセリフ聞いて涙出てきました(日本酒一杯目)、葛藤の末、理解をしようとつとめたままるんの言葉の愛情の深さに、自分が母にカミングアウトしたときのことが思い出されました。僕はこのドラマをみたあと約3年後にカミングアウトしましたが、このドラマの影響が心の奥底にあったのは間違いなく、それは希望だったんだと思うんですよね、人と人だから親と子だから理解しあるのではないかという希望の種をこのドラマがくれて、それで時を経て行動につながったんだと思うんです。こういう作品って大好きですので、今後もしつこく時折人々に勧めていきたいなって本日あらためて思いました。

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