Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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有休の過ごし方

こんにちは、いかがお過ごしですか。僕は有休です。今日は有楽町とザギンあたりに行ってきました。まず、ずっと前から行ってみたいなとも思ってた有楽町の交通会館にある平戸をフィーチャーしたごはん屋さんにいきました。平戸というのは長崎県の島(ややゴールデンゲートブリッジみたいな見た目のまあまあ長い橋はかかってる)で僕の母方の墓とか親戚とかがあるので僕はわりと馴染みがあり地元的愛着を持っているところです。なので行きました。海鮮丼を食べにいったんですけど、刺し身がぶあつくて、歯ごたえがあり、あ~じいちゃんが釣ってきた魚さばいて刺し身にするとこんな感じだったな~という感じがしました。いわゆるうにとかいくらとかマグロとかがのってる映える感じの海鮮丼ではないんですけど、ボリュームがあってとてもおいしかったです。同じフロアに五島のお店もあって、あ、五島も長崎県の島なんですけど、五島はほら最近ドラマで立て続けに舞台になったりなどしたり、海が綺麗で観光で人気になったりしてるじゃないですか。五島にも親戚があってかんころもちとか送ってきてくれてたんで縁がまったくないわけじゃないんですけど、訪れたことはないです。なので五島も頑張ってほしいんですけど、平戸負けるな~っていう気持ちになりましたが、今度は五島のお店にも行ってみたいです。で、別のフロアに平戸のアンテナショップがあって、カスドースが売ってたのでかってきました。カスドースっていうのはカステラ的なもの(ざらめとか焦げた部分なし)を卵黄にくぐらせて焼くかなんかしてざらめまぶしたお菓子なんですけど、もともと南蛮貿易は平戸に商館があってやってたんですよね。で、鎖国になって長崎の出島に移ったわけですけれども、なので平戸のほうがぜんぜん長崎市よりも先なんですけど(マウント)、なんかそういう流れでポルトガルから伝わっったお菓子とかそういうストーリーになってるみたいです。正直なんていうか巨大な資本力によって改善に改善を重ねられてきたカステラに比べるとふんわり感とかはなくて、わりとなんていうか素朴な感じなんですけど、僕はなんとなく、えこひいきでカスドースを推しています。皆さんもカスドース食べてください。カステラの話を誰かがし始めたら「ところでカスドースって知ってる?カスドースっていうのはポルトガルから伝わって出島よりも先に~」みたいなこと話し始めて布教してください。うざがられるかもしれないですが。で、博多のショップみたいなのがあったので、九州びいきの僕はそこにも行きました。ところでちょっと気になるんですけど、福岡県民は福岡にまつわるすべてを博多ということばでブランディングされることに納得してるんでしょうか。いや博多という言葉のブランディングの恩恵を受けてる勢も確実にいるとは思うんですけど、例えば北九州はもちろん、太宰府とかも博多とは全然違うなりに文化や特色があると思うんですけど、博多の全面推しでいいのか、納得してるのかがいつも疑問で、例えば、大阪府全般の商品を扱う店を「梅田ショップ」と名付けるとか、もしくは大阪弁ひいては関西弁全部を「梅田弁」とかいうことありえないと思うんですけど(ありえるよ、という大阪、関西の民いたら教えてくださると幸甚に存じます)、博多はそれと同等の現象が起きているのでいつももやっています。まあ梅田は知らんけど、博多という地名自体がいにしえからあって福岡という言葉よりも先行してるとかあるのかもしれません。ただ、福岡の人は勝手にしてくれればいいですけど、九州弁を「博多弁」と呼ぶ者はすべて滅ぼさざるを得ません。本当に許しません。ていうか博多弁?ってちょっと逆に他の北部九州弁と違くない?なんか独自アレンジしてるよねあれ?オリジナリティ出しとるよねあれ?とはいえ別に僕は福岡アンチではありません。福岡は少なくとも北部九州の民にとっては憧れの大都会、約束の地、ですので。話がそれました、そう、この博多ショップ、なぜか通りもんが置いてなかったのでめんべい買いました。めんべい自体はお土産界においては新参者のような気がしていますがよく知りませんがおいしいと思います。あと筑紫もちがありました。筑紫もちはあきらかに信玄餅のパクリなんですが僕はさきに筑紫もちを知ったので、筑紫もちおいしかですねえって思ってたですが、上京し、社会に出て広く世界の見聞を広めると、(おい、これパクリなんじゃないか……?)という疑問をもちましたのでググったら普通に販売開始10年くらい差があってパクリ濃厚だなと思いました。九州の島内でブイブイいわしとる分にはなんも言われんかもしれないですけどTOKYOには信玄餅に馴染みのある人々がたくさんいるため、そこで筑紫もち売るのメンタル強者だなと思いました。最近はコンビニと信玄餅がコラボしてるアイスとかも出てたりするので、それ経由で九州から出たことのない民にも信玄餅の存在が知られるようになったことでなにか勃発してたりしないのだろうかとか思いましたが九州に住んでないのでわかりません。で、あと和歌山のアンテナショップがあったんです。他のアンテナショップたちに比べるとずいぶん立派で広く、比較的広い北海道よりも広かった気がしないでもないです。で、僕は梅キチ(梅キチガイ)なので、国産のカリカリ梅と梅酒の梅が入手できて最高でした。特に最近国産のカリカリ梅は手に入りにくいですからね、梅キチは和歌山のアンテナショップに行ったほうがいいです。で、僕は陣太鼓が好きなんですけど、陣太鼓っていうのは熊本のお菓子でわりとすごく前、少なくとも僕が子供の頃にはすでに定番のお土産的地位に鎮座してたと思うんですが、陣太鼓たべたかったので熊本のアンテナショップ探したところ、交通会館にはなかったんですけど歩いて数百メートルのところにあったので銀座まで行きました。熊本のアンテナショップは二階にカフェーとかもあって、くまもんをフィーチャーしてました。陣太鼓をバラ売りしてて最高でした。いきなり団子もあったので食べたかったんですが、持って帰るにはちょっとライブ感があるなと思ったので、陣太鼓だけにしました。で、今日はもう一つ食べたいものがあったので銀座の不二家レストランにいきました。プリンアラモードを食べました。やっぱプリンアラモードはプリンアラモード専用の器に盛られているものが素晴らしいと思います。プリンアラモードを盛るだけために存在する器とかなんていうのかバブル日本の余裕を感じます。なおプリンアラモードがバブル期に生まれたかどうかも器がいつからあるかも知りません。とにかくバブル期の日本のものはやたらオーバースペック感あって最高ですから、バブル最高です。話がそれました、そう、なんだっけ、あの、そうプリンアラモードだ、プリンアラモードを食べました。僕、子供の頃隣町あたりにあったレストランに食事いくことがあったんですけど、まだファミレスとかが僻地に進出していなかった時代です。今思うとあのころもバブルの残り香漂うころで、まだ消費が活発であったこともあり、僻地に志をもってレストランをオープンしたお店もおいしくて手の込んだ料理を出していた気がします。で、そこにあったプリンアラモードが、記憶の限りでは一番ロマンがあるんです。今、グーグルでプリンアラモードを画像検索してもみんななんていうか、小さく収まっちゃって、小物感しかなく、本気でプリンアラモードやる気あんのかよという憤りを禁じえません。まずプリンアラモード専用器すら使ってないところがプリンアラモード名乗ってちょっと粉砂糖とかふらしてみて映えさしてたりすると本当に許せません。粉砂糖プリンって名前にしろやって思います。で、僕の記憶のプリンアラモードは、まず器のセンターはもちろんプリン、それをとりまくアイスがバニラとチョコ、そのまわりをフルーツたちがとりかこみます。さくらんぼにいちご、メロン、オレンジ、キウイ、バッナーナ。林檎はあれです、あの段々になってて徐々に先細っていく超絶技巧林檎です。ウエハースもアイスに寄り添います。それらのキャストを美しい生クリームが取り囲み光り輝くステージの完成です。これを僕は求めているのですが、なんと2024年の大都会TOKYOでググる限り、低スペアラモードしか出てこないのです。唯一山の上ホテルのプリンアラモードが1段階下くらいのTierにいる感じでしたが建て替えかなにかで休業しているらしく、もう東京のプリンアラモードは終わりだよと思ってたところ、ためしに有楽町あたりでgoogleマップ開いて「プリンアラモード」で検索してみたら、不二家レストランの写真がでてきて、これは期待できるなと思い向かったわけです。僕のメモリアルプリンアラモードには及ばないもののの、ググって出てくる「おすすめ都内プリンアラモード5選!」とかのゴミ情報に載ってるささやかアラモードたちに比べるとかなり上位に思えるビジュアルのアラモードでした。実際プリンも美味しくて、フルーツも新鮮な感じで甘みも十分にあって大変おいしゅうございました。不二家レストランのプリンアラモード、TOKYO暫定1位です(サンプル数1)。おすすめです。で、アラモってるとき近くの席に幼女を連れたお母さんがいて、ずーっと幼女と普通に友達と会話するみたいに会話してて、まっかな袖のないワンピースみたいな服(なんていうかわからん)をお召になってて、店員さんにかき氷のオーダーをするときは、丁寧な感じの小声テンションでオーダーなさって、その直後、隣の隣の外国人(白人ズ)からなんかお子さんかわいいわねみたいなこと言われたら突如めちゃくちゃ流暢かつデカ声の英語で応答してらして、なんか底しれぬスペックを感じました。見渡すと、平日昼間の不二家レストラン店内、品のよさそうなお召し物のマダム(前期~後期高齢者)がクリームソーダを召し上がりながらお孫さんの話などをされていて非常にハイソサエテーでした。僕もね、プリンアラモードを待っている間スマホなんていじらずに、アンテナショップと同じ建物でめずらしく紙の本を買おうと入手したBL小説文庫本をね、カバーをしてあるやつをね、取り出して読んでおりましたよ。完全にあの雰囲気に同化できていたことでしょう。やはり余裕ですよね、不惑の余裕(©林檎)です。なんていうか、平日の昼間の銀座の不二家レストランでしか感じ取れないことってあるなって思いました。こういう日々の感情の揺れみたいなの大切にしていきたいですね。で、湯呑みがほしかったので、雑貨屋をググったんです。銀座にいるんだからなんか器屋さんとかありそうですけど僕は貧民窟に住む民なのでそんなところで買い物はできないので、とりあえずCIBONEの仲間がGINZA SIXにあったので行きました。GINZA SIXといえば目抜き通り、林檎の目抜き通りって曲ですが、僕はあの曲大好きで、以前の職場で好きだった後輩を好きだった時期に聴いてたので好きなんですけれど、まあそれは関係ないんですけどGINZA SIXに行きました。できたのはまあまあ前の気がしますけど初めて行きました。用事がないので。用事がない理由としては銀座に用事がないんですけど、この建物に入っている店の99.9999%が富裕層向けであるため、僕は用事がないわけです。店内は中華圏からきた金持ち、もしくは中華圏からきた別に金持ちでもないが用事ないけどソファーに座ってる人かな、って人たちがいました。湯呑み、いいのがなかったので建物をでました。なんかもう歩くの疲れたので帰ってきました。そういえば、いまさらここから別の話題はじめんのかよですけど、昨日野球を見に行ってきました。お声がけくださった方があって。思い返すと小6の修学旅行で福岡に行った際に夜、ささやかな時間福岡ドームに行ったことがありました。それ以来の野球観戦でした。ZOZOスタジアムに行ったんですけど、あそこよいですね、夕暮れ時からいたんですけど風がけっこうふいてて、海が近くて普通に見えて、夕日もきれいでした。ビール飲みながら野球みました。野球もあれ、なんていうの、選手が登場なさるたびにでかいモニタで演出がかかったりして大変こう、興行感があってよいですね。あと、テレビでみてた印象よりもわりと選手たちひろびろーと余裕を持って広がってポツンポツンと立ってるもんなんだなと思いました。あと、投手が車に乗って登場するということを初めて知りました。最初なんであの人特別扱いなんだろと思ったら、投手はああやって登場するものらしいです。投手ってすごいですね、スター扱いなんですね。ばーちーはちょっと遠いので、よっしゃ今日いくかみたいにはできないですけど、普段経験しないことを経験するっていうのは、不二家レストランにしても野球にしてもいいなあと思いました。なんかそういう、やったことないことやるのやってきたいな~って思います。

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