Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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知らん人のTLを眺めて思ったこと

こんにちは、日曜日いかがお過ごしですか、僕は朝起きて顔洗って歯磨きしてカラオケに行って帰ってきました。今聴きまくっている推しているドラマの主題歌を歌うことでインプットだけれはなくアウトプットもして内からも外からも体に推しドラマを刻み込むためです。しかしまだDAMには曲が入っていませんでしたのでドナ・サマーのラストダンスなどを歌って帰ってきました。ラストダンス、DAMだと中盤をざっくり削られていて、アニメの主題歌がテレビではBメロまるごと削られているくらい釈然としない感じになりますので、気をつけてください。ところで僕は数秒ごとにXを見ているのですが、フォロー中のタブほとんどTL流れないというか皆スマホ投げ捨てて充実した休日を過ごしてるんだと思うんですけど、なのでおすすめタブで見ず知らずの縁もゆかりもないやつらのポストを眺めているわけです。で、なんかどっかの田舎に住んでる人が早起きしたみたいなことをポストしてたんです、早朝の写真とともに。その写真は非常に美しくて情緒があふれるものだったので、僕は少しの間その写真を見ていて、ああ、でもこれ俺は無理な感じだなと思ったんです。この写真を見て思い出したのは2年前くらいに一人で伊豆の海の近くの温泉地みたいなところに行ったとき、電車の車窓から見える風景、それも伊東を過ぎた先の一気に「素の感じ」になったあたりの風景で、ここに住むのはまじで無理、と思ったんです。僕もどえらい田舎出身ではあるんですけど、それは地元補正があるのでなんとか自分の形を保って滞在できるわけであって、見ず知らずのど田舎に行くとLCL化不可避だと思います。で、そんな勝手なことを見ず知らずの誰かが上げた写真を見ながら考えていて、いや、でも待てよと思ったんです。このザラリとした感覚というか、理屈抜きで感情に触手伸ばされていじくられるちょっとやな感じってすごいなと思って。だってこの、僕が覚えた不安みたいなのって、別に現実がそうなわけではなく、実際にあの伊東の先に住んでる人たちは楽しく充実した生活を送っている可能性も普通にあるのであって、すなわち僕の感覚は別に現実に基づいたものでもなく、僕の想像上の伊東の先の田舎でしかないわけで、なのにこんなに嫌な感じを伴って感じることができるというのは、素晴らしい体験だなと思ったんです。それは想像っていうか創造の面の話で、こうやってありもしないことを、頭で考えるだけではなく、心に少しストレスを覚えるくらいザラッとした感じで知覚?認知?できるってことは、そういう解像度?みたいな感じで?物語を考えたり作ったりするのに使えるのでは、と思って。最近また少しずつ小説を書いていて、僕は基本的に想像で映像を思い浮かべてそこで登場人物たちが動いたり車運転したり坂を上がったりベンチに座ったり会話してるのを文字にしていく派の書き方なんですけど、例えばそこに虫が飛んできた焦りとか不快感とか、海の方からの風を受けた登場人物が感じている潮の匂いみたいなのを一緒に感じて、それを表現するのってより実感を伴って物語が書けるなって思って、そういうことをですね、知らん人が上げた写真を見ながら、再確認するというか、仕組み化して自分の中で言語化して整理整頓するみたいなことができて、やはり数秒ごとにXを眺めているといいことがあるな、発見があるなと思ったんでした。で、僕は先述の通り映像を文章に落とし込んでるので、結構僕の中で街並みとか出てくる店の内装とか登場人物の容姿とか決まってるんですけど、少ないながらも僕の書いた小説を読んでくださる方がおられて、そういう方たちはそれぞれ別の映像を見てるというか、思い浮かべているのかなと思うと不思議というか素敵だなと思ったんです、まさに解釈違いみたいな、いい意味で。まあそもそも文章を映像に変換して読むスタイル自体、みんな共通なのかどうかもわかんないんですけれど、それも含めて自分が書いたものを人がどう読んでいるのかって興味深いなって思いました。あと、これは自分だけかもですけど、自分が書いたものとかを読んでくれてるってめちゃくちゃ嬉しいし、いいね、くらいのリアクション(小説投稿サイトとか)でも、めちゃくちゃ嬉しく、だってそれは僕の個人の評価とはまったく切り離されたものを評価してくれているわけで、とにかくうれしいです。頑張ろうって思います。

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