Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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悶々としちゃいがちな話題についてしたためる

こんばんは、本日は暑かったですね、あやうく冷房をつけるところでした。夜散歩ついでにどこかで酒でも飲もうと思ったんですけど金曜の混んでる店に一人で入ってくのなんだか申し訳ないなという自意識過剰を発動してしまったのでスーパーでおビールとワイン買うてきて飲んでいます。家だとすぐベッドに行けるからいいですからね。ところで僕はわりと真面目なんですけど、真面目に政治のこととか考えちゃう派なんですけど、とはいえ普段から会う人会う人に議論ふっかけたりビラ配ったりデモしたりするわけではなく一人ひっそりと考えてるんですけど、選挙ですね。本日昼休憩がてら期日前投票してきました。区議会議員候補めちゃくちゃ多くて選挙公報読むのも大変でした。まあでも選択肢がたくさんあるというのはいいことですよね、頭おかしい候補しかいなくてその中から選ばなくてはいけない選挙区もあるでしょうし。明日とあさって、某TRPなるものが開催されるようですね。僕はこれまで一度も訪問したことがなくて、なんていうか誰に向けてやってんのかわかんない感じがあったからなんですけど、やはり現場を見ずにあれこれ言ってても仕方ないので明日あたり散歩がてら見に行こうかなとか思っています。だいたいすべての社会活動は利権化するものですが、我々の存在も例外ではなくLGBTという雑なくくりでくくられて被差別パッケージ利権みたいな感じで取り扱われていますけれども、僕はまじでいい加減にしてほしいな~っていう気持ちもありつつ、それでも無垢な少年少女の同性愛者にとっては、テレビで保毛尾田保毛男をやってるのに比べたら、まだ自分たちの存在が(利権による欺瞞であっても)社会的に一定の居場所を得ることができているんだ、ということに繋がるのなら悪いことばかりではないと思うんですけど、現状の活動のままいきつくのは異性愛者との衝突および社会的分断になるのだろうなという気がしています。それを善きとする人たちはいると思うんです。社会の分断と混乱によって居場所を確保してきた人たちって戦後いたじゃないですか、そういう類の人たち。僕はLGBTという雑なくくりが嫌いなので、ゲイとしての立場でしか意見が言えないんですけど、ていうかレズビアンのことは同性を好きになるということ以外わからんしバイセクシャルについては正直いいとこどり乙って感じだしTについてはまったくなにも実感を伴ったことを言えないので、この括りまじで雑だと思うんですが、まあそれは置いといて、僕は異性愛者の社会で育ってきたんです。なので異性愛者の社会がどうやってなりたっているのかを知っています。でも異性愛者の人たちは同性愛者の社会で育ってきたわけではないので、まじでわかってないんです。これは仕方ないんです。日本で生まれ育った僕が、アマゾンの部族の慣習まったくわかんねえ、っていうのと同じなんです。ってとこから始めたほうがいいと思うんです。異性愛者はまじでわかんないですよ、言葉の上で想像してあれこれいうことはできるかもしれないですけど、身近に同性愛者がいない人とかは、実のところどうなの?ってわかんないんですよ。幕末に黒船来航したときの日本人みたいなもんですよ。「開国しろ野蛮人が!」って言われたら「はあ?ふざけんな南蛮人が!」ってなるのが人情なんですけど、意識高い感じでLGBTQ+あれこれって言ってる人たちは黒船みたいなもんですよ。「理解しないのが悪!私たちを慮れ!」みたいな態度でどこの誰が耳を傾けるんですかね。被害者ポジションの優位性に酔いしれてるのかもしれないですけど、僕みたいな一当事者からしたらもうめちゃくちゃ迷惑だなあって思います。全ゲイがあんな人達みたいに傲慢だと思われたくないです。もうこれずーっと僕は言ってるんですけど互いにわかりあうには互いが歩み寄る対話が必要だと思うんです。「マイノリティの中の真のマイノリティは誰だ!」選手権繰り広げてる人たちはまじで精神が幼いというか仮にLGBTQ+じゃなくても何かと理由つけて社会に不満たれて自分を大切にしてくれる理想の共同体を要求して文句言ってたと思いますね。目的はなんなのかクリアにする必要があります。社会の中で”存在しないもの”として扱われてテレビや映画のなかのフィクションの存在っぽい感じで取り扱われてきた同性愛者を、実在するものたちとして社会に存在させることが目的なのか、それとも虐げられてきた被害者ポジションを盾に自分たちが要求するものはいかなる社会的コスパが悪いものであっても実現するべきだと求めていくことなのか、後者であれば僕は全然支持できないです。だって僕はゲイであると同時に社会の一員であるからです。泣けばおもちゃが買ってもらえると駄々をこねる子供みたいなことをしていては社会の一員とは見なされないでしょう。異性愛者と対等の権利がほしければ、異性愛者と同じ土俵に立つべきであって被害者ポジションからマウントしてたって一部のええかっこしいの人間たちからの支持(利権含む)は得られても大多数の異性愛者からは疎まれることになり結果的に分断と憎しみを呼ぶだけ。法律作るのもいいけど、独りよがりのお祭り開催するのもいいけど、等身大の自分で身近な人達に真摯に向き合うことから逃げていては、いくら法律ができても自分の半径10mの世界はなにもかわらないでしょうね。そう思いませんか?

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