ホングコング出張してきました
こんばんはお元気ですか、僕はなんだか先週一週間の疲れが一気に出たって感じで昼寝したらエンドレスドリーム突入してしまいめちゃくちゃ眠だるいです。先週僕ホングコング行ってきたんです。人生初ホングコングでした。出張だったんですけど。僕が働いてる会社の地域本社みたいなのがあるのでそこに行って同じ部署の人間ズと研修みたいなの受けたりミーティングしたり普通に仕事したりとかボスと今後について話したりとかしてました。僕は人見知り兼英語話すの嫌い兼立ち話どこで終わらせたらいいのかわからないマンなので、初日からホングコング以外の人々のためにとられているミーティングルームではないところで一人で仕事してたんですけどそしたらホングコングの同僚が「どうしたのこんなところで。私の席の近くにきなさい」みたいな感じで空いてた席に連れて行かれて他の同僚ズもモニタ持ってきてきてセットアップしてくれたりなんやかんやしてくれてホングコング勢にまぎれて仕事してました。ちなみにミーティングルームにいた勢からは滞在終盤に「私たちメインランドチャイナチーム(人多い)がうるさいからあなたいなかったのかと思ってた」って言われてので「違うんです僕はあの日本とのミーティングがあってですね、逆に皆さんにうるさいかなと思って離れたところに居たんですよあなたがたはまったくうるさいなんてことはないとんでもないことでございます」って言いました。最終日にディナーがあったんですけど、メインランドチャイナチーム(以下メイチャチーム)の席に座ってたらみんなあれこれ世話焼いてくれて優しかったです。こういうときに僕は思うんですけど他人に対する期待値がめちゃくちゃ低くてですね、基本知らんやつ全員敵って思って生きてるのでいい人々達に出くわすとこうやって(……人間って、悪く無いじゃん……)みたいなアニメの一匹狼キャラみたいなシチュエーションに遭遇してしまうわけですが、それでも今回の人々が良い人々であっただけであってこれからも僕は全員敵だと思って生きて行くわけですがまあそれは置いといてですね、ホングコングめちゃくちゃ天気が悪いです。この時期だからかもしれんけど、ずーっと霧雨みたいな感じで雲が地上3mまできてる感じでした。なのでどっか観光地でも行って山から夜景でも写真撮って(ホングコングいま~す!)ってマウントツイートでもしようと思ってたんですけど叶わぬ夢に終わりました。あと僕毎晩洗濯してたんですけど、部屋で。それを最終日ディナーに行くとき歩いてて同僚に伝えたら「え、ホテルにはコインランドリーないけど道を一本渡ったところにあるよ」って言われて、もし僕が初日からきちんと人々とコミュニケーションを取っていれば毎晩ゴム手袋で布を揉みしだく必要なかったわけでこれは寓話にできそうですね。というわけでこの耳寄り洗濯情報を教えてくれた同僚なんですけど、なんていうか陽キャ界の気配りマンって感じなんです。研修とかでも率先して発言したりするタイプの、僕が直視すると消し飛んでしまう陽のオーラをまとっているのですが、研修のアイスブレーカーみたいなので犬派か猫派か部屋の両サイドに分かれてくださ~いみたいなめちゃダルなことを外部講師が言うので正直僕は犬派猫派を選択できるほど犬猫に接して生きてきていないのでどっちでもいいよ~んだったのですがなんとなく猫の方に行ったら上記の陽キャ気配りマンがいて、僕この人と面識なかったのだけど(よく考えれば僕より後に入社した人にはオンラインで東京事務所の紹介とか日本での仕事を話すミーティングしてるので面識はあったのだが僕はすべてを忘れてしまうので忘れていた)、向こうから「君は猫だと思ったよ!」って話しかけられて「なんでそう思ったの」って訊いたら「Timidだから」って言われて「へえ~Timid~?(Timidってなんや)」って答えたら「うん、Timid」って言われたので一連のアイスブレーカーが終わって自分の席に戻ったときにこっそりスマホでTimidって検索したら「〔人・動物が〕気の小さい、臆病な、気弱な、内気な」って出てきたので(なんやあいつ……)ってちょっとイラッとしましたので、もうこいつには関わらんどこって思ってたんですが、最終日のディナー行くとき、僕締切の仕事やっててちょっと遅れてて、そしたらチャイナチームがいたので歩きながらぼーっと眺めてたら(いい大人なんだから何か言え)、メイチャチームのリーダー女子が「一緒に行く?」って訊いてくれたので「え!いいの!(クソデカ声)」って言ったら「もちろんよ~」つってメイチャチームと一緒に移動することになって、そのときのエレベーターで陽キャ(以下Timid)が上記の洗濯情報を教えてくれたというわけです。で、基本メイチャチームはリーダーと男子二人と女子一人くらいしか英語ペラペラではなく中国語で会話してるので僕は微笑みをたたえながら(気を使われたくないので)、ホングコングの街並みを眺めつつ歩いているとTimidがやたら「オクトパスカード(Suicaみたいなの)は持ってる?」「こっちだよ」とか気づかってくれ、かつ日本についてあれこれ話をしてきたので(なんやこいつ……すごい話しかけてくるやん)ってなりつつ彼がどうやら台湾人ぽいということがわかったのだけど、本来入社時の前述ミーティングでそれぞれの紹介はしていた上に皆だいたい互いのことを把握してるので、いまさら「ところで君誰?(最低)」とは訊けず名前もわかってないままディナーの会場に着いたんですけど、会場ではいくつかの丸いテーブル(中華料理ぽいやつ)にすでに先着組が座っており、僕としてはホングコング勢(わりと仕事で絡んでるので気が楽そう)の方に少し空いてた席に行ったほうがよさそうだったんですけど、なんかこう、なまじっか知ってるからという理由で気使って話させるのも悪いなあと思い誰も座ってないテーブルに座って、さっきからやたら背中が熱かったのでリュックから異音を発していたPCを椅子に出してシャットダウンしたんですけど僕のPCいかれてるのでたまにスリープがうまくされず画面閉じたまま高熱を発しつづけるカチカチ山状態になるので、その対処をしていたのですが、ディナーの席で突如PC開く空気読めない野郎みたいになったらやだなと思いつつも別に訊かても居ないのに「あ、いやあのカチカチ山で……!」とか説明すんのもクソキモになってしまうのですがまあ話が逸れました、そんで誰もいないテーブルに一週間のうち3日間人目を避けていた謎の男が座っているので、たぶんメイチャチームも座りづらかったんだと思うんですけど、メイチャチームリーダー女子が僕の隣にきてくれてその後続いて人々が座り逆側の隣にTimidが座りました。で、Timidはたぶんめちゃくちゃ気配りの人なんだと思うんですけど、誰かのビールがあいてたら注いであげたり、いちいち注文すんのめんどいからまとめて缶ビールを冷やす容器ごとテーブルの近くに持ってくるよう手配したりとかしてて、(なんやこいつ……いいやつじゃん)ってなって、で僕にすごく話しかけてきてれて、なんかおじいちゃんが日本統治時代の台湾の人だったらしく、おじいちゃんちに行くと朝ごはんは焼鮭、ごはん、味噌汁、たくわん、もしくは他の漬物が必ず出てきて、おじいちゃんは日本の新聞を読み、大晦日には紅白を見る、みたいな感じだったらしく、Timidのお母さんは80%くらい日本語が話せてTimid自体も30%くらい日本語話せるって言ってました。なので日本大好きらしく長崎とか富山とかに旅行に行った話や、おすすめの日本酒(いつも思うんですけどなんで人々ってお酒の銘柄とかきちんと詳しいんでしょうね、大人って感じがします)を教えてくれたりしまして、そうこうしてたら締めな感じの雰囲気になり、Timidが「second roundいく?」って訊いてきて、正直次の日朝10:30の飛行機だったのでさっさと帰ろうと思ってたため、一瞬考えたのですけど「え!いいの!(クソデカ声)」で答えたら「もちろん」つって隣りにいたメイチャチームリーダー女子も「あたぼうだわよ」って感じだったのでついていくことにしました。ほぼ全員が帰っていく中、6人が2つのタクシーに分かれて繁華街(Timidがホングコングの六本木みたいなとこって言ってました)に行きまして、その際のタクシー呼んだりとかもTimidテキパキとやるんです。なので(なんやこの人……絶対モテるやろ……)ってなりつつタクシーに乗り込み、六本木に到着してクラブみたいなとこ(というかクラブ)に入りまして6名の中にめちゃくちゃモテまくるであろうなというホングコング女子が居て、彼女チョイスの店で、かつホングコングの他部署の同僚がすでに到着していて謎のコネで座るテーブルも確保できて、みたいな感じで1杯2700円するジントニック飲みながら話したりなどしていて、他部署の同僚がコミュ力モンスターすぎてまじですごかったんですけど、日本に住んでたらしく日本で付き合ってた女子がギャルだったことも話題に交えるしその場にベトナム人同僚もいたのでベトナムのアオザイ女子の話やら出身のアメリカの話やら交えてすごかったです、で、Timidは僕の隣に座っててずっと話をしてたんですけど、喫煙者らしく同じく喫煙者のベトナム人女子がと一緒に外に出てって、そのあと別のメイチャチーム男子(ホングコング出身)が隣にきてずーっと日本について話をしてきて、これわりと他のホングコング同僚もそうだったんですけど、めちゃくちゃ日本好きすぎてビビります。で、なんかしらんけどグラスが空いたらコミュ力モンスターが酒を頼みまくってくれて(彼の金で)、ウイスキーショットで運ばれてきて皆でくいっと飲むみたいなことしてたので、僕としてはとても楽しく飛行機日曜にしときゃきゃかったな~って思うくらいだったんですけど、そろそろ帰らないと行けない時間になったので、コミュ力モンスターにポロシャツのボタン全部開けられたあたりで「残念、No more buttons」つって帰ってきました。そんで1時前くらいにホテル着いてシャワー浴びて寝て6時くらいにおきてパッキングして空港行ったんですけど、途中なんかなんとなく、普段仕事の時以外で絶対開かない&スマホからは開かないTeamsを開いてみたら、1時すぎくらいにTimidから「大丈夫だった?ごめん、ちょっとアウトオブコントロールだった😅」って来てて二日酔いだったので(おい……これ俺のこと好きだろ)と一瞬とち狂った感想を持ちました。んで、Teamsのチャットしたことないと思ってたら2年前の彼の入社時に日本部署紹介したあとらしいチャットが上の方にあって、普通部署紹介セッションのあとやりとりしてくる人とかいなんだけど、彼からは日本語でありがとうございました、ってチャットが来てて、さらにその後英語でオリンピック見たよ!みたいな会話が始まっており、柔道で台湾と日本が戦ってたね、みたいな話してて「台湾に行くときはスケジュールするから行ってよ!」みたいなこと言ってくれてて僕は「パンデミック終わったらお願いしようかな、よろしく~」的なことを言ってチャット終えてたんですけど、台湾旅行行くからつってスケジュール組んでもらおうかな……と今夜思ったりしています。ということで、行きたくないし絶対いやでござるこんなところ来とうなかったという出張だったけれど終わってみたらたのぴかった~って感じになったということです。オフィスに人々がいて、同じ部署の同僚がちょっとしたことを互いに訊ねたり、確認したり、笑い合ったりしてる風景の中にいると(ああ~職場ってこんな感じだったな~)って思ったんです。あとはボス(僕はホングコングと日本に2つレポートラインがあり、ホングコングのほうが業務的には真のボス)が少し話をしましょう、と言ってくれて僕の悩みを聞きつつあなたのJob satisfactionが上がる方法を模索しましょう、ということでリージョンレベルの仕事かつ僕がずっとやってきたマーケティングの仕事にアサインしてくれるよう東京の偉い人と交渉するわね、って言ってくれたりなどしたのもありがたかったです。僕が今の会社に入社したときはすでにパンデミック開始直後だったので、この3年こういう職場らしい職場に身をおいていなくて、かつ東京の職場はちょっと雰囲気が違うのもあり、ホングコングいいなあ~って思ったりしました。もちろんたまに訪ねたからいいように見えただけってこともあるかもですが。あとはそれに加えてTimidとのやり取りが、久しぶりになんていうかこう血湧き肉躍るまではいかんけど心のときめきを覚えるような感じがあり、以前の職場にいた後輩とのやりとりのときに感じていたような心のざわめきを感じました。ちなみにTimid見た目は25歳くらいなのでそのつもりで接してたら31歳らしくなんでそんなにお肌すべすべでひげも高校生くらいしか生えてないの?って感じでした。まあそんな感じで、基本僕は海外行くの億劫だし嫌いなんですけど今回の出張はなんていうか終わりよければ全てよしって感じでよい記憶になりました。
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