僕の母国なのでけなすのやめてもらっていいですかという気持ちはリスペクトしてくれてもよくない?
2022/09/28
こんばんは、お元気ですか。ついさっき「8月終わるじゃん、サヨナラ summer is overじゃん!」って言ってたのにもう9月も終わります。サヨナラ summer is overはブリグリの曲で名曲なので聴いてください。僕は普段取り繕って行儀よくしているのですが、たまには思うがままにつれづれしようと思います。僕は人間なので、理解できないことがたくさんあるんですが、その中でも理解してみようと試みることがあります。日本のことを嫌いな人っているじゃないですか。いいんですよ、嫌いなら嫌いで。でもどうして嫌いなんだろう?というところがわからない人が結構いらっしゃって、なんていうか、理由の部分にもやをかけたまま日本はだめだ、この国はクソ、みたいなことおっしゃってたりするんです。なので、Why does he/she hate Japan?ってなります。ちなみに僕は日本が好きです。母国ですし。ごはんおいしいし。治安が素晴らしくよいし。パスポート強いし。好きなミュージシャンもいるし、好きなアニメや映画もあるし、大好きな人々が住んでいるし。でも僕も17歳まで(日本ってほんとだめでクソなんだよな~)って思ってたんです。まあ義務教育では音楽の授業で最後のページになぜかプリントを貼らせられたり、小6の歴史?の授業でいかに日本が極悪非道だったかみたいな教科書で学んだりしてたからかもしれないですけど、まあ、17歳のとき、アメリカ行ったんですよ、4週間のホームステイ、カリフォルニアに。入国するときに、まず日本のパスポート持ってると別枠なんです、詳しいことは忘れたので英連邦系も別枠だったのかもですが、まあ、多くの国は長蛇の列で入国審査並んでるわけです。日本は別枠です。日本から出た小僧が初めて、世界の中での日本の力を知るわけです。え?強くない?え?ってなるわけです。そしてこの「強さ」というのは、「信頼」が形を変えたものだと気づくわけですね。んじゃその信頼はどうやって培われたの?っていうと僕の親世代、祖父母世代、もしくはその上の世代がコツコツと築き上げてきたものなんですね。17歳の僕はここくらいまで理解しました。空港の入国審査で。賢いですね。ところが17歳の僕でも理解できたことを大人になっても理解できない人がいたりするんですね。びっくりです。次に僕はアメリカでフツーに差別されました。フツーに気づかなかったんですけど、フツーに差別感あるアクションをとられたんですね。多分あれはシックスフラッグス(遊園地)に行ったときだったと思うんですけど、土産ショップでお土産買ったんですよ。で、20ドル札だったかな、をレジのおばさんに渡したんです。で、会計終えて店出たんですけど、外に出たら一緒に居た日本人のホームステイ友人に「めちゃくちゃ感じ悪かったな」って言われたんです。で、僕は(?)ってなってたんですけど、この友人曰く、僕が渡したお札を僕の目の前でおばさんが天井の照明に透かして見てたっていうんです。おい、めちゃくちゃ偽札疑われとるやんけ!ってことなんですけど、人種差別経験のない僕はニコニコ会計が終わるのを待ってたんですね。ここでわかるのは、一歩日本から出るとそれなりに小綺麗な格好しててもフツーに差別されるんだな、ってことです。なんていうか、グローバル社会人類みな兄弟みたいなことは全然ないわけです。これも学びでしたね。まあそんなこんなで4週間過ごしてですね、帰国したわけですが、いろいろ考えたんですね。(なんか俺漠然と日本は未熟でだめな国で外国すごいって思ってたけどちょっとなんか違う気がするな)って思ったんです。結論としては日本も海外もだめなところあるけど、日本が突出して悪いわけでもないし、どの国も歴史を振り返れば脛にキズがあるし、そういうの織り込み済みで世界は毎日進んでいる、ということです。海外に行くとこういうことを学ぶチャンスがあるわけですが、どういうわけか、海外に行って出羽守になって帰ってくる大人とかもいるんですね。不思議です。そういう人は自分の人生の負の部分を日本という国に被せちゃってる気がしますね。人生は運なので、うまくいかないこともあるでしょうけれど、それを環境のせいにして駄々こねていいのは未成年まででしょうね。まあそういう未熟な大人もいる一方で、日本嫌い勢には別のタイプも居ますね、自分のこと賢いと思ってる人に多いですが、まあ、権力というか、メインストリームに逆張りしたらそれだけでちょっとかしこぶれる感じありますからね、まあ普通は未成年のうちにそういうのは通過儀礼として終えて、大人になっていくものですが、自己評価が無限大に高い人なんかは大人になっても継続して、どこから目線?みたいなところから「この国はクソ」みたいなこと言ってたりするので、ちょっと手がつけられないのと普通に社会にとって害悪そのものなので、早くどっか別の国にでも行って帰化して、自分が描いているグローバルなんてものは絵空事だと理解して血の涙流しながら異国で骨を埋めてほしいですね。僕は外資系で働いているんですけど、英語がわからず苦労しかない中で、数少ないよいこととして、海外の情報あんま鵜呑みにしなくなった、っていうのがあります。日本で生まれ育っていると、どうしても海外から出羽守がしいれてきた謎情報とか、ニュースでやってる偏った情報とかで(は~、海外ではそうなんだ!日本は遅れておるな!脱亜入欧!)ってなりがちですが、外資で働いていると海外の人間ズともビジネスレベルでやりとりや付き合いや往来があるので(どこもあれこれあるわいな)って思えます。なのでたまに見かけるエアプっぽい外資系とか、3秒海外に行ってきました!みたいな出羽守が言ってることも(偏っとるな~)って思うことができます。まあそういうわけで、僕は不思議なんです、日本が嫌いな日本人も、英国が嫌いな英国人も、そらいるでしょうね、って思うんですけど、日本が嫌いな日本人(か日本人じゃないか)が明確な理由なくふんわりした感じで「日本はクソ!」って言ってたりするのが。さらに言えば、正直なところ不愉快ではありますよね。だって僕にとっては生まれ育った母国なので、その母国を「クソ!」って言われたらいい気はしませんよ、普通の感情じゃないですか?僕が生まれ育ったのは長崎の小さな町ですが、そこをけなされたら不愉快だし、長崎県をけなされたら不愉快だし、九州をけなされたら不愉快だし、日本をけなされたら不愉快だし、ってことですよ。「日本クソ!」って言ってる人たちってこういう意識がすっぽり抜けてますよね。あんたがけなしてる国は誰かの母国だよ。ってことです。この人達からしても母国(かもしれないし違うかもね)かもしれないけど、自分の母国だから何言ってもいいってこたあないですよ。同じ親を持つ兄弟であっても、兄弟が親のことボロクソに言ってたら「はあ?てめえいいかげんにしろよ?」ってなりますでしょう?そういうところへの配慮が完全にすっぽ抜けてるんですよね、「日本クソ」とか言ってる人々は。失礼しちゃいますよほんとに、人の母国には敬意を払うべきですよ。もちろん批判すべき部分とか改める部分はありますでしょうよ、国だって人が作るものであり、人もまた完全なものではないですからね。でも建設的な批判をしてるのか、ただ貶めているのかなんてのは大人だったら発言の文脈なり、使う言葉なりから一目瞭然でわかるんですよ。日本人はおとなしいのもあるし、あとは常軌を逸してる人たちには近づかんどこ、みたいなのがあるので、いい気になって「日本クソって言ってもOKだろ」って思ってそうな人いますけど、こういう人たちをのさばらせといたら、次世代に悪いな、って思ったんですよね。今日の菅前総理の弔辞の一部を聞いたときに。正直あんまりかかわりたくない人々ではあるんですけど、まあ直接やりとりする必要はなくて、ただ、「生まれ育った母国である日本好きで暮らしてる人々いるんですけど?理不尽にけなしたりするのやめてもらえます?」というスタンスは持っておいたほうがいいと思うんですね、こういうのもすぐ見当違いなレッテル貼りして封殺してくる勢いるでしょう?なんだかデジャブなんですよね。本当はただ自分が思うように生きていたいだけなのに、レッテル貼りされて封殺されるのって、心当たりありますよね?ゲイってだけでレッテル貼りされて存在を封殺されてきたのに似てますよね、皮肉なのは、「LGBTアライ」みたいなこと言っている人々の少なくない数が「日本クソ」って言ってるところですね。寛容とは?ダイバーシティとは?って感じですね。まあ弱者ビジネス乙って感じではありますが、そういうところもわかってて加担してる人々とピュアに加担してる人と居ますからね、やるせないですね。まあそんな感じですね。
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