Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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レインボーという色

こんばんは、元気ですか、僕はなんだかためいき出ちゃう感じになったのでブログを書こうと思います。ちょっとセンシティブ勢からするとセンシティブさを刺激するかもしれないからおセンシ勢はお読まれないでくださいね。件のパレードなんですけど、僕はあんまり関心がなく参加したこともないのですが、だからってアンチってわけでもなく、機会があったら一度みてみたいな、くらいのそんな感じです。楽しいお祭りみたいな。でもなんかトラブルがあったみたいなことがTLに流れてきたので、へえ、と思ってツイッターをパレードで検索してすらすら見てたんです。そしたらなんか書籍を販売してる写真が出てきて、それが政治的意図を含む書籍がLGBTQ関連の本と並べられてるものだったんですよね。別にその政治的意図についてどうこういうつもりはないし、思想信条ご自由になんですけど、この場はそういう本売る場所ではないだろう、と。なんで無関係のLGBTQのイベントに持ち込むんだろう、と思いましたね。その他にもスポンサーの問題なんかもあったみたいですけど、これらをふまえて考えると、結局各々がこのイベントを利用して各々の目的を果たそうとして集ってるんだなあと思い、なんだか存在そのものが食い物にされてるみたいで自分含めて憐れだなと思えてきました。それをわかった上で娯楽としてイベントをフェス的に楽しんでる人々もいるであろう一方で、これが社会を変えることに繋がると信じている人々もいるんだろうなと思うと、なんだか暗澹たる気持ちになってきたよ、ということです。なにかのムーブメントにおいて、真面目で一生懸命やってる人たちを利用する人たちっていつの世だって出てくるんでしょうけれど、自分がムーブメントのきっかけとなる事象の当事者である場合だとなんだか本当にやるせない気持ちになってきますね。「レインボー」がLGBTQの象徴になってるのっていろんな色の人がいるんだよってことでレインボーになったんだと解釈してるんですけど、すっかり我々「レインボーという色」で存在を塗られてしまったな、って感じです。十把一絡げで。次は「レインボー色の人たちはこんな考えを持っていてこういう人たちだ」って思われるようにならないかが心配です。人間はカテゴライズしたりレッテル貼りしたりして効率的に考えたい生き物な気がするので。

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