バスはいい
バス乗りますか、僕は最近乗ります。バス好きです。電車だとピャーッと過ぎゆく街並みもバスだとじっくり店の中まで見通せるくらいのスピードと近さで見ることができるからです。昨日バス乗ってて、隣に着席されたご婦人に、僕が降りる際降りますアピールしたら、「あ、降ります!?」って道をあけてくださったのですが、そのときに「袖振り合うも他生の縁」って言葉が思い浮かんで、この全然知らない人とコーヒーでも飲んで人生について話などしたら楽しそうだな、と思いつつバスを降りました。さっき散歩してて、なんとなく茶沢通りを歩いていたら突如(ハッそういえば昔働いてた職場の○○さんが以前パン屋おすすめしてきてくれたけどうちから全然近くないから行ったことなかったパン屋ってこの辺じゃなかったっけ?)と思い出し、以前のLINEをたどって送られてきてたリンクから所在地を確認すると、茶沢通りのはじっこあたりだったので、とりあえず向かってみました。店の前に若者カップルが居てパンを食べてて、若い女性ズが外からパンを覗き込んでました。僕は別にお腹すいてなかったかつダイエッツ中なので外からおいしそうなパンを眺めてそのまま通り過ぎ、淡島通りに突き当たったところでUターンして茶沢通りを逆に歩き始め、再度パン屋の前を通りかかった際、向かい側から写真をとって、○○さんに久しぶりにLINEをしました。そんでその流れで今度ごはんに行くことになりました、楽しみです。その後歩いてたら(そういえばこの辺にアップルパイ売ってる店あったな、と思い、買うか買おうか迷ったのですが、買うことにしました。僕はほんとにスーパー妥協マンなので、ちょっとしたことで(ま、いいや)って諦めてしまう癖があり、これが筋の通った妥協(買い物なら値段が高すぎるとか)ならいいんですけど、僕の妥協の大半は「店がおしゃれで入りづらい」とか「混んでる中で並ぶのがなんか恥ずかしい」とかそういうので、ほんとは妥協したくないけど妥協してるみたいなのが多いので、こういうときにかつて高校のときに知り合いだった横浜の若者が僕に向かって言ってた「だっきょう♪だっきょう ♪ (東京フレンドパークのパジェロのリズムで)」という声が蘇ってくるのですが、これが聴こえてきたときは僕が自分に嘘をついて不本意な妥協をしようとしているときなので、最近は、つい最近ですが、この掛け声が聴こえてきたら妥協しないようにする、ということに決めたのでアップルパイを買うことにしました、長いですね。で、なんでこの話してるかというと、アップルパイ屋に行ったら店の前で女性が自動ドアを手でこじあけようとしていて(なんだこれ)と思ったら、どうやら自動ドアがちょっと開くのにちゃんと開かない、という現象が起きているようで開いた隙間から店の中に向かって「すみませーん」と呼びかけるも返事無しでしばらく二人でドアを開けようと試みてたんですけど、以前の僕ならこの時点で(ま、いいや)と帰っていたところ、それはやめよう、と引き続きドアと格闘していたら、女性が自動ドアの開くところに台車が挟まってるのを発見して「あ、これですね」ってなって、で、ていうかお店に電話すりゃいいじゃんと気づき、僕が電話したら店の人が出てきてドア開けてくれてアップルパイを無事購入できたんですけど、袖振り合う理論からすると来世でも僕はあの女性とアップルパイ屋の自動ドアを開けることになるかもしれん、とか思いつつ歩いて帰ってきまして、昨日のバスの目的地である居酒屋(ちなみにとてもいい店だった)では、初めてお会いするTwitterのフォロワーさんとお会いするために赴きまして、とっても楽しい時間を気づいたら初対面でサシで5時間くらい過ごしていて、楽しかったんですけど、やはりコロナ禍を経て、一期一会というか、人生でつながりがある人/あった人との縁は大事にしたいな、という気持ちが大きくなり、パン屋教えてくれた〇〇さんと再来週くらいご飯行くことになりましたし、以前の会社の人とか、学校の友だちとか、Twitterのフォロワーさんとか、可能な限り人々とお会いしてゆきたいな、と思ったという話でした。
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