Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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散歩はいい

さっき散歩行ってきたんですけど、普通に夜にぼけーっと音楽聴きながら散歩できる治安のよさ素晴らしいなってほんとうにありがたいなと思いました。で、僕は東京憧れマンなのですが、夜の東京というとそれだけで失神してしまいそうな芳しさがありますが、と言っても夜の東京というワードで思い浮かべる光景は人それぞれだと思いますし僕の夜の東京を言語化してきちんと綴ることができないんですけど、少なくとも歌舞伎町とか六本木とか丸の内とかとは少し違うんですけど、とりあえず首都高が視界にあるなと思うのと、あのオレンジ色の街灯があるなという感じで、そのような風景の中をまあ散歩してきたんですけど、キリンジのエイリアンズ聴きながらだとそういう感じの気分になってそういう感じの風景に見えてくるし宇多田のCelebrate聴きながらだとそういう感じの東京に見えてきますし事変の一服聴きながらだとそういう感じの街並になりますので、音楽で街から感じる雰囲気が変わってくるなということがあるなと思いながら歩いてたんですが、前述のとおり僕は東京大好きマンなので幼きころからポンキッキに出てくる品川かどっかの幼稚園のキッズが勢揃いしてる様子をテレビ越しに山の谷間の川のほとりで眺めつつTOKYOへのあこがれを強くもち自分のなかの東京像を確立していったのですが、果たして自分の中で憧れてた東京と実際の東京って合致してたかな、ということを今日歩きながら考えていて、というのもこっちに出てきて17年たち、なおかつ当初から自分が住みたかったエリアに住み始めてから9年くらい経つので気づいたらこっち出てきて途中千葉行ったり大田区住んだりとかちょろちょろしてたのよりもここに住み始めてからのほうが長くなってるということに気づき、にもかかわらずこのあたりのこと全然知らんな~とか思いつつ歩いててそういえば明日は平日なのですが、こうやって次の日が仕事だろうが気にせず夜に散歩に出たりするのって地味だけど人生に大事だなと思って、いつのころからか休みの日であっても夜になれば次の日が仕事であることに精神と体を支配されてしまう癖がついていたのですがこれはいったいいつからこうなったのかなと思いつつ、小学校の時かな?と思ったりもしたのだけど途中大学のときはあきらかにこういうの気にしてなかったし、やはり社会人になってから休みの日であってもラスト8時間くらいは次の日の仕事とのバッファみたいな扱いになってしまっていた気がしていて、そういうのやーめっぴって先ほどあるきながら思いました。中目黒のあたり歩いてたら視界に入った細いフレームの丸いメガネかけたおしゃれイケメン若者がなんか、細かいもの、ナッツかなにかを路上で立ったままつまんでいたんですけど、通り過ぎた後今度はガードレールに座ってマスクをずらしたばこ一服する若者が居て、なんかそれぞれ日曜夜の人生ストーリーがあるんだなと思いつつ自分を振り返ってみると今僕37歳なんですけど、最近現実が受け入れられないのか、人に年齢訊かれて「37歳です」っていうときに、心の中のもうひとりの自分が(え!まじで……?37……?)ってどんびきするという乖離現象が起きるのですけれど、まじで37って言ったらもうたいしたもんになっててもおかしくないというか、偉業のひとつやふたつ達成していてもいい年齢にもかかわらず、特になんもしてないな、と思ったのですが、まあそういうの考えるのもやーめっぴと思い心地よい夜の気温の中散歩してきました。散歩は本当に最高ですね。

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