Augustsky

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湯を沸かすほどの熱い愛を観た

湯を沸かすほどの熱い愛を観たんですけど、なんかいろいろ起こりすぎて見終わった後ぐったりしちゃってスーパーに買い物に行くときに「お母ちゃんの遺伝子ちょっとあった」的なこと言うところをその後の流れを踏まえたうえで思い出したら何だか涙が出てきちゃったのでリアル上を向いて歩いたんですけど今日も東京は雲一つない快晴でした。見終わった後、ちょっとググったりしていくつか感想とか読んだんですけど、まあそうですよねって感じもしました。確かに、ピラミッド陳腐な上に病院で迷惑過ぎやろとかラスト唐突に猟奇的とかそういうのもあるんですけど、でも僕はとにかく皆さんの演技がすごすぎて上記を含む、畳みかけるような○○と思ったら実は○○と思ったら実は○○みたいなくるくる展開も気にならないくらい、なんだか引き込まれてしまって、見終わった後ぐったりしちゃったんですよね。宮沢りえさんと杉咲花さんと伊東蒼さんがすごすぎて、説得されちゃうというか、例えば鮎子の誕生日の次の朝にしゃぶしゃぶ食べるシーンありますけど、あそこの鮎子のセリフを聞いて、観てる方からすると『子供がこんな大人びたこというかよ』と思ってしまいがちなことを、(むしろ子供だからこそ思いつめた挙げくこういう突飛な大人びたこと言っちゃうということあるよな……)って思わされるような説得力があって、演技に触発されてつい自分の子供時分のことを思い返して納得してしまったりしたわけです。というわけでとにかく特に上記のお三方の演技がすごくて、こっちで想像してあれこれ補完できちゃう感じでした。確かにいじめで学校行きたくない子に対してあれはひどい、みたいな意見もそうでやんすね、って感じなんですけど、なんていうんだろ、でもまあこういう親もおるやろ、くらいで気にならなかったですね。別に設定が崩壊してるとか矛盾してるとかではないというか。で、癌がわかった後のあれこれの行動はもう、「死期が近づいているから」でぜんぶ納得できちゃうんですよね、宮沢さんの演技がすごすぎて。ただ最後のシーンはかなり際どいというか、遺言でもあったのならまだしもそういう描写もなかったし、まあ、フィクションですもんね!って感じになるしかないなという感じでした。あのタイトル文字デーン!でごまかされたような気もしますが。ちょっと設定がおなかいっぱいというか、ええ、あなたも?え!あなたもですか?って感じだったんですけど、とにかく役者さんの演技がすごいからもう、そうなんでしょうよ!って感じになれる映画だなと思いました。でもやっぱピラミッドで覚えた違和感は、いくらフィクションつっても違和感あるなやはり、あれが子供たちがその辺の子供たちとやってるっ手ならまだしもいい大人ばっかってのを踏まえるとやっぱこう違和感あるといえばあるけどまあそんな感じでした。

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