天気がいい日
天気がいいとそれだけで素晴らしい気分になります。今日はめずらしく東京の天気がよかったです。ベッドに寝転がって文庫本を読みながらちらりと窓に目をやって、風にそよぐ洗濯物の向こうに青空を見ているだけで、自分が物語の主人公になったかのように、意味のある人生を送ってる気持ちがします。リモートになってもう長いこと経ちましたが、なんだか自分の仕事を見つめなおすよい機会になってまいりましたね。なんていうか、僕がやってる仕事って、パートタイムとか外部のコンサルみたいな立場で代替可能なのでは、と思えてきていて、同僚に投げた提案も一向に感想すら返ってこず、待ちの状態なので、本を読んでました。公園行って。
平日の匂いってどうして休日と違うんでしょうね。マスクをずらして風の匂いを嗅ぐと秋のつめたい街フレーバーが最高ですね。公園はちびっこ連れのお母さん方や、お年寄り、何か暗唱して覚えようとしてる若者、サラリーマン風の人、でまあまあ賑わっていました。噴水がきちんとルーティン通りに水を噴き出してたんですけど、休日でもないド平日、律義に噴水が動いていることの贅沢さに、日本の豊かさを感じました。ベンチに腰掛けて空を見るとそれだけで、気を失うくらい開放感と充実感がありましたね。もし家の中に居て、掃き出し窓からの陽射しに外の世界へのあこがれを募らせていただけだったら、この感覚は味わえなかったと思うと、毎日みすみす人生のよいところを見逃してるに違いないと後悔します。公園のはずれにアップルパイ屋さんがあって、そこのアップルパイを買って帰って食べようかな、と思ったんですけど、こういう時、どうせアップルパイ買って食べたりするなら彼氏が居る時に買ってってあげよう、とか思っちゃうんです。なので休日にまた買いに来ようということになるんですけど、もし休日が雨だったら公園にはいかないので、またしばらく先の晴れた休日までアップルパイは食べないと思います。
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