Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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お彼岸です

お彼岸ですね。岩田さんって本を読んでいたら初代スマブラの話が出てきて、そういえば、ある日父親(放浪してない期)がパチンコで64本体とマリオ64とスマブラとってきたことあったな、って思い出しました。その時は僕そんなに64熱がなかったのですけど、ラッキーとは思いましたし、たぶん兄とそれなりにスマブラやったと思うんですけど、なんか結局そんなにドハマりしなかったような気がして、気づいたらあまり起動もせずにテレビの近くに置いてあるだけになったの、今思うと父親に悪かったな、って思いました。父親は別にゲーマーってわけでもなく、ただ新し物好きなので、うちには初代ファミコン(ボタンが四角いゴムだったやつ)やら当時のPCらしきもの(フロッピー挿すやつ)とかあったので、64もそのノリかなと思ってたんですけど、おそらく64は子供が喜ぶだろうなって思ってとってきたやつだったな、と今は思うんですよね。彼は基本的に自分中心の人生で、たまに人に対して思い付きのような親切をしたりする人だったんですけど、たぶんそれだったなと思います。子供のような精神構造でしたので、ほったらかされた64を見て(なんや、せっかくとってきたとに)と思っていたかもしれません。

いつだったか、PS2の桃鉄を買ってきた(のかパチンコでとってきたのかわからない)ことがありました。僕自身が中学生だったか高校生だったかは覚えてないんですけど、とりあえず僕と兄と父親で桃鉄をやりました。一人コンピュータにして。夜から始めたらいつのまにか深夜2時とかになってて、先に寝ていて、お茶を飲みに2階から降りてきた母が「まだしよったとね、もう寝んばよ」って言って去っていっても結局朝方に終わるまでやってました。親子で揃ってなにかをするってことが、あんまりない方だったので、よく覚えてるんですけど、なんかすごい白熱してたんですよね。父親はゲーム慣れてないんですぐ貧乏神ついちゃうんですけど、僕や兄が「いやいや、そいけんそっちじゃなかって!」みたいなこと言い終わる前に真冬のマイナス駅に突っ込んじゃったりするんです。でも3人ともとても楽しく遊んでいたので、桃鉄ってのは誰にでも結構優しいゲームだったなって思います。仮に「桃鉄親子作文コンテスト」があったとして、特に起承転結があるわけでもない選外エピソードだと思うんですけど、ほわわんと当時の深夜のリビングの風景を思い出すと、少し泣けてくる感じがします。ゲームを一緒にやったことがこんなに印象的な思い出になってるくらい、父親とのいい思い出あんまりないんですけど、お彼岸に思い出して手を合わせるくらいの思い出はあってよかったなって思います。

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