友人飲みと結婚
こないだ彼氏が、最近人のいいとこをほめるラジオ（？）を聴いている、というので、じゃあ俺のいいとこほめてって言ったら「鼻が高い」って言われたので、もうちょっと他にないものかと思いました。
そんなこんなで、昨日は友人がカフェのギャラリーを借りてやっている個展に行って、そこに来た他の友人ズと個展やってる友人でごはんを食べにいきました。銀座の俺のイタリアンに行ったんですけど、こちら予約していても来た順に入れるわけではなく、外で整列させられてから入場、という劇場みたいな感じでした。案内されてからは注文したものはすぐくるし、ご飯もおいしいし、とてもいいお店でした。友人子供が僕の服の上へソフトクリームをダイブさせたりというハプニングがありましたが、楽しく食事しました。んで、渋谷に移動して友人子供を母友人が連れて帰って父友人は残って他の友人ズと5人で続き飲むことになったんですけど、僕以外全員既婚者で、うち2名が友人内での結婚で、嫁その場に不在、あとの二名女性は子持ちと、今冬結婚式挙げる、という布陣でした。で、このうちの嫁不在男性のうちの一人、さっきの子供の父友人じゃない方の友人（ややこしくなってきました）の、結婚生活についての会話がされていたのですが、僕は結婚経験もないし、やぶ蛇になりたくない（この中の誰にもカミングアウトしてない）ので、ただうんうん頷きながら皆の話を聞いていました。「子供を作ったらいいのでは」「いや今子供作ったら地獄でしょ」「結婚生活の継続は好き嫌いとは別の話」「具体的なメリットはあるのか」「今後数十年生活する上で可能なのか」みたいな議論が繰り広げられてるのを聞いていました。やはり皆それなりに結婚生活してたりすんだなって感心してました。あと、友人女性が結婚した理由の話で、彼女は持病をもっているのですけど、彼氏だと救急搬送されたときに一緒に居られなくて、ご家族を呼んでください、と言われてしまう。配偶者になると家族だからお互いの危機の時により助け合える、というようなことを言っていて、これはよく同性婚関連で聴く話だと思ってたけど、当然ながら異性愛者であっても結婚してなければ病院で家族とはみなされないんだなという、当たり前のことをあらためて理解して、なんか、なんていうか、ルールの問題であって、ルールの運用という意味では病院だって平等に接してんだなって思いました。別に病院が同性愛者差別してるわけではなくて、異性愛者であっても配偶者じゃなかったら家族とみなされないんですもんね。なんか、やや目からうろこ感があったんですよね。うまくいえないんですけど。まあそんな感じで終電まで飲んで帰ってきて寝ました。気づいたらこの友人ズとも9年くらいの付き合いですけど、帰り道、僕は東京でそれなりに楽しくやってます、と親に伝えたい気持ちになりました。
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