Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

一般

アメリカに行きました

というわけでアメリカに行ってたんですけど、一週間くらい。ラスベガスとサンフランシスコへ。ラスベガスはとても暑かったです。サンフランシスコは日射しがあるとジリジリ焼けますが風は冷たく心地よかったです。朝晩はやや冷えます。

ラスベガスのエッフェル塔

ラスベガスは仕事で、サンフランは休暇でした。そういえば会社の人が「今度シスコ行くんですか?」って先月聞いてきたので(シスコ?シスコとは世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社のことかな)と思ったけれど彼はサンフランシスコのことを言っていたようで、当方、昔働いていた職場での呼び方がサンフランだったので、シスコって呼ぶ人がいるのだなと思いましたが僕はこれからもサンフラン呼びで行こうと思います。

ゴールデンゲートブリッジ
アルカトラズ島

ラスベガスはまあ特筆すべきことはシルクドソレイユを観たことくらいでしょうか。KÀっていうやつだったんですけれど、なんか東洋にインスパイアされた感じの舞台設定でどっかの国の王子と王女の兄妹が両親を賊に殺されて侍女や側近と逃げ延びて復讐を果たすってな話なんですけど、セリフはないので見た感じの印象です。すごくよかったので、帰国したらブログに書こっと、と思ってメモしたものを確認したところ、「悪役の髪長いやつ(戦国無双の長宗我部風)がかっこいい、 途中、テントが蛾?かなんかに変形して飛ぶとこで謎の感動、 主人公的王子?と側近?の大の大人の男二人が、追われている身にもかかわらず影絵で遊ぶのがかわいすぎた、ステージが浮いてて垂直な壁になったりどえらい、ストーリーはいまいち、言葉はとくになし、デカいホイールの上で縄跳びするやつが観客ナンバーワン人気」と書いてありましたのでそのままお伝えします。

カ でいいのだろうか

サンフランへ移動する飛行機、Alaska Airlinesを使ったんですけど、機内が洗練されていて国内線にも拘わらず映画も最新のものからたくさんあって、とてもよい航空会社でした。サンフランに行く気分を上げるためにフルハウス見ました。ジェシーおいたんがカメ拾ってくる回です。

まだミシェルが赤ちゃんのころ

サンフランに到着すると空港がとても綺麗でこれまたびっくりしました。到着してエスカレーターを降りていると前に乗っていらした男性二人組がキスされてて、さっそくサンフランシスコ感出てました。

アメリカとは思えないお洒落さ(偏見)

基本的に同僚が借りたオープンカーで移動したんですけど、市内はあんまりうろつかず、行ったのはフィッシャーマンズワーフあたりをうろうろしたくらいでしょうか。GHIRARDELLIというチョコレートが有名みたいなんですけどその専門の建物というか区画というかスクエアがあって、そこでお土産買ってたんですけど、チョコレート屋さん入ったら不思議な感じのおばさま(店員)が「チョコのサンプルはいかが?」つってきたのでサンプルもらって食べて、サンフランシスコ限定のパッケージのものとか買って、あとは透明な箱に好きな種類を詰め放題のを詰めてレジへ行ったんですけど、さっきのおばさまがレジにいて、「あら、もっとたくさん詰められるわ、私が詰めてもいいかしら?」っておっしゃるので、「おねげしますだ」と言ったら丁寧に詰め直してくれてできた隙間にもっと詰めろといわれてもっと詰めました。店員さんが詰め直したりしてるのを、僕が不自由過ぎる拙い英語ゆえにトラブルに巻き込まれたと思った同僚外国人がやってきて、なんか「東京からきたんだ!」とかおばさまに言ったら、おばさまが「あら、私東京行ってみたいわ、アサクサにハンドメイドの靴屋さんがあるの」って話してるのになぜか同僚去っていったので、僕がおばさんと靴の話をしました。そんな世間話をしてたからか知らないけれど、おばさん、レジを打ち間違えてしまって、「Oh....」ってなってたら、不思議な感じのおじさん(店員)が「どうしたんだい、そうか、ならこっちにどうぞ」ってな感じで僕向こうのレジに呼ばれて、そしたら並んでたアメリカンマイルドヤンキー一家が「あたいらが一番に並んでたんだよ!どういうことだってんだい!?」ってキレ始めたんですけど、おじさんもおばさんも小鳥のさえずり聞いてるみたいにおだやかに無視してて僕の支払いを済ませてくれました。店を出る時おばさんの方を見てみるとおばさんもこっちを見て「バイバイ~」ってひらひら手を振ってくれました。

このなかにおばさんいます
なんかいい感じ
外国ぽいね
アシカがたくさんいた
古いゲームが集まってるとこでひどいのあった

そう言えば、そのあと市内のスーパーに寄ったんですけど、普通のスーパーでもレインボーコーナーがあって、ここはサンフランシスコなんだなあと実感しました。

すごいね

別の日、ゴールデンゲートブリッジを渡った先にあるミルバレーという街をドライブしてたときに寄ったGood Earthというスーパーマーケットがあったのですけれど、こちらはとてもよいスーパーマーケットで、ぜひ東京にできてくれないかなと思いました。とてもおしゃれで、オーガニックな(でも無理してる感や気取った感がない)商品が揃っていて素敵でした。ここではカフェがあって、カフェラテなどはオーダーするものの各種コーヒーはポットから自分で注いでレジに持っていくスタイルになっていました。で、僕が飲みたいなって思ったポットのコーヒーが取っ手をひねってみるとポタポタと雫が落ちるだけの品切れだったので(残念)って思いつつカップを捨てに行って、でもやっぱ違うの飲もうかなって思ってもう一度ポットのところへ行ったら、上品なおばさまがいらして、店員さんに「そちらのポット、中身が切れてるみたいですから交換していただけます?」って伝えてらして、そして店員さんが交換された後、おばさまが僕に「Please help yourself」って穏やかな笑顔で言ってくださって、不慣れな土地で残念な顔をしている東洋人に親切にしてくださって、注ぐ前、注いだ後、Thank you Thank you言ってしまいました。ほんとにお優しくて素敵なご婦人でした。

いいスーパー
おしゃれなの
おしゃれでしょ
アメリカらしからぬでしょ

僕が高校生だったら、あの付近にホームステイしたいなって思うくらいなんだか皆さん余裕(金銭的のみならず心に)を持った生活をおくっておられる気がしました。旅では冷たい人々に冷たいあしらわれかたをされたりもするものですが、こういう素敵な人々とのささやかなやりとりが、その国の印象やその旅全体のクオリティに大きく影響するので、僕も日本で旅行者と触れ合うことがあれば、親切にしたいなと思いました。

その後は湾に面した公園に行って、のんびりと過ごす人々を眺めたりした後、少し先のノバートというところにあるショッピングモールのようなところのHopMonk Tavern Novatoというところでランチをとりました。同僚たちがハンバーガーを注文していて、僕は肉が食べたい、と思っていたら同僚外国人が「このポークのやつはビーフじゃないけどステーキみたいなやつだよ」というので、それを注文したら、なんか、パクチーがふんだんに散りばめられた、なぞの液体とタコス?ライス?みたいなものが運ばれてきましたが、僕は常識があるので「んだよこれ~ぜんぜんステーキじゃないじゃん!」とかは言わずに「へ~これはこれでおいしそう~」って言いました。ちなみに僕はパクチーが嫌いです。ところでこれはぜひ皆さんにお伝えしたいと脳に焼き付けてきたのですが、こちらのお店、店員さんにはちゃめちゃなイケメンが居ます。ハリウッド映画など見ててもこんな人お目にかかれないってイケメンが居ます。顔小さくてややかわいい爽やかな顔なんですけどめっちゃマッチョなスポーツマンでなにより立ち居振る舞いがものすごく爽やかで、同僚外国人(男)が「あの店員さんすごくイケメンだね!」って普段人の美醜などに言及しなそうなのに唐突にどうしたってくらい突然イケメンべた褒めし始めるくらいイケメンでした。この同僚、その後もこの店の話になるたびに「店員さんがイケメンだった!」ていうから多分恋に落ちてたんだと思います。僕も脳に焼き付けて帰ってきてブログに書いています。とにかく皆さんノバートに行くことがあればこのお店に行ってください。ハンバーガーも激うまでした(量が多いのとパクチーであんま食べきれてなかった僕の料理を、同僚が交換しようと言ってきたので残ったハンバーガー食べた)。とにかく行ってくださいこのお店に。

のんびりしてるでしょ
こちらがすごいハンサムがいらっしゃるお店です
そしてこれがパクチーまみれです

その後は森に行きました。15ドルくらい払って入る森。ミューア・ウッズ国定公園です。こちら、予約しないと駐車場に入れない人気の公園で、予約なしで午前中行ったら15:30にしか入れないってなところです。その先にビーチもあるので、ビーチに先に行きました。別荘地みたいなところで、わんこの散歩などをしている人々がいて、なんていうか、ここでも人生の余裕を感じました。ところで、サンフランシスコ、市内も結構犬の散歩してる人いますけど、う〇この始末ぜんぜんしないみたいで、わりと大量にあちこちにう〇こ落ちてました。スーツケース転がしてるとまじで危ういので気を付けてください。

余裕を感じるビーチ

森はすごいでかいヒノキみたいなのがたくさんあって、もののけ姫感があります。個人的には新しい猿の惑星で、猿ズがひそんでたのはここだったんでしょうかと思いましたがどうなんでしょうか、調べてません。ただ、この巨木の森も1時間ほど歩いていると、目が慣れてきて巨木が周囲にあっても「ヒノキだね」って感じになってきます。人間の適応能力の高さを感じました。

こちらが森の入り口
すごいでかいの

で、その後はトレジャーアイランドがから沈みゆく夕日とサンフランのビル群を眺めて、市内にもどりました。アメリカ最終夜はステーキが食べたかったのですが、ググるとどこもお高いステーキ屋さんばかり、のところ同僚がすごくいい店を発見して、ザ・アメリカって感じのステーキを食べることができました。途中チャイナタウンを通り抜けたのですが、なんだか活気がなくて、店じまいも早かったです。

サンフランの夕暮れ
サンフランシスコのチャイナタウンの
おいしそうでしょ

最終日は同僚というか他部署の上司のリクエストでもっかいフィッシャーマンズワーフのあたりに買い物をしに行って、飛行機乗って帰ってきました。帰りの飛行機ではデップー2見て、新作の予習のために観てなかったスマホのNetflixに入れてたスパイダーマン(ホームカミング)を観ました。最高でした。

今回、市内はそんなにうろうろしなかったものの、車があったので、丘の上からゴールデンゲートブリッジみたり、郊外に行ったりできたのでこういう観光もいいなと思った次第でした。

::::::::
ブログランキング参加してます。クリックしてもらえると記事書く励みになります。
あとコメントももらえると喜びます。

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ

-一般