『ビューティフルサンデイ』のDVD上映会いってきました
上映が終わって、「よかったら一杯飲んでってください」的なアナウンスがあったのですが、僕は元来コミュ障で一人でバーでお酒をそれも見知らぬ人々の合間にたたずんで飲むことなどできないという母譲りの性格を持っていますので、このDNAに抗うことはせずに、すぐにおいとましたのですが、それ以上に(はよ帰ってブログ書かんばこの感動がほやほやのうちに)って思ってめちゃくちゃ早歩きで帰ってきました。見てる最中に3つ「とてもとなかぞだ」って思うことがあったのに帰りに横断歩道で信号待ちしてる間に(焼き芋……、耳フー……、あと一個!あと一個なんだっけ!同居?なんかちがう、なんだっけ……、なんだっけ!)って思いながらスーパー速足で人々を追い抜きながら歩いていたら(ち、ちひろだ!)って思いだしてすっきりしました。すでに登場人物の名前の記憶が危うい。
それで、そうビューティフルサンデイ、めちゃくちゃよかったです。めちゃくちゃケツ痛くなったんですけど、それを忘れるくらいめちゃくちゃよかったです。なんていうんですか、(わかる~)ってことがわりとあったというのも大きいのかもしれないのですが、それよりもやはり、ちひろの存在がすごくよくて、なんていうか、僕はああいうちひろのような女性と友達になりたいと思ってしまうのですが、一方で、もし僕が女性に生まれていたらあきひことひろのような友達が欲しかっただろうという、そんな人々なキャラクターズでした。なんていうか、テンポがほいさほいさって感じでめちゃくちゃよくて、やっぱ舞台っていいなあって思いました。結構いろんなことが、伏線っていうか要素がつめつめだった気がするんですけどそれぞれのキャラクターで。けれどほいさほいさと進んでいくのでわんこそば的に腹落ちしてく感じで、ぐんぐん物語に引き込まれていきました。これ初演は2000年だそうですけど、これ僕2000年に16歳くらいでみたかったな~と思いました。けれどなんていうか、なんていうんですか、結局、って言い方は乱暴すぎてあれなんですけど、でも最後には人間同士なんだなっていうことをすごく感じて、ああでも今この年齢になったからこそちひろやあきひこの気持ちもわかるし、初演でもみて、去年にも見たかったな~。去年見に行かなかったことが悔やまれました。けれど今夜見られて本当によかった。本当にあんなサンデイ来たらビューティフル過ぎるなって思いました。でも確かにひろの気持ちすんごいわかるし、皆田舎がきつくて東京に出てくるのにってところはすごい共感だったんですよね。なのでそれをよっこいしょってやってっていうのはどうなるんだろうって気になりますけれど。それにしてもわたさくの元になったってのがすんごいわかりますね~。あのとなかぞの番宣かなんかで朔ちゃんがぼろいアパートに居た、お蔵入りしたんですかね、あのシーンとかってひろがあきひこの家に来たのと似た感じだったりするんですかね~。それにしても「若いゲイ」ってのはあんなに天真爛漫風なもんなんですかね。ああいう人々多いのかな、僕もあんな若者ゲイ生活送ってみたかったなっていう謎の部分で感心したりしちゃいました。
あんまネタバレ的なことを書くのもあれなのでかくかくしかじかは書かないんですけど、もしかしたらいつの日かまた再演なさるかもしれないし。ただ、諸事情でDVD発売予定はないらしいので、本日見ることができて本当によかったです。
そうそう、マスターはもちろん演じられている他のお二人もいらっしゃってましたよ。僕がスーパーコミュ障でなければお話ししたかったです。
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