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"未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~"を視聴した

破顔という言葉がございますね。顔をほころばせてニッコーと笑うことですね。テルさんはですね(※竹財さんがスペイン語のテキストでテルさんと呼ばれていることに由来する)このニッコーっていう笑顔が最高に素晴らしいんですね。笑顔って不思議なもので、誰かがすんごいニッコーってしてると見てる方もついニコニコしてしまう現象があります。

"未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~"を視聴したのですが、なんてうか、素直な映画でした。なんかもう素直、昼ドラみたいな心をくじかれる出来事なども発生せず、たんたんと幸せ見せつけられて、でもそういう選択肢もあるよねっていう、ていうかそういう選択肢しかなくない?自分も仕事してるし?どうしたら?っていう展開があって、それでもちゃんとはちゃめちゃすぎない程度の伏線を回収した後のハッピーエンディングで、ちょうどいい、って感じでした。というかですね、これ、ドリカムと絡める必要皆無ですね?ドリカム要素ほぼなかったし、ドリカムと絡めることによりドリカム原理主義的ファンが多少劇場へ足を運んだとしても、大半のドリカムファンは「ドリカム要素ほぼないんでしょ」つって見向きもしなかったのではと思うのですが、そうなると、「ドリカム推しすぎて見る気失せる」っていう人々も多少なりともいたでしょうし、僕もこのタイトルからして(うええええええ)って思ったタイプなので(別にドリカムが嫌いなわけではないけど陳腐が過ぎるでしょう)、結局ターゲティング完全に失敗なんじゃないのという感想なんですけど、でもまあ松下奈緒さんを売り出すためだけの映画だったんでしょうから、そんなこと知ったこっちゃねーよっていうのが関係者の意見なんでしょうけれど、そんななか背丈で松下さんに匹敵できるテルさんをアサインしたのは最高の判断でしたし、しかしながらテルさんの顔が、顔が、小さすぎることが誤算でしたね。

それにしても劇中でめちゃくちゃテルさんスペイン語喋ってたんですけど(しかし字幕がないので視聴者は1ミリもわからない)、これを経ての11年後にスペイン語講座に満を持して登場って最高すぎますね。11年前バルセロナで、今年はカナリア諸島だってわけです。これはですね、来年のヨーロッパ出張(毎年春に行く)ではついでにスペイン寄ってくる必要性に迫られざるを得ない、そんなことを思いましたね。

ところで劇中で松下さんが福岡出身という設定で、松坂慶子さん演じる母などと方言で会話するシーンがあったのですが、これを見て、僕は(福岡弁はわりと長崎弁と決定的に違うとこあるな)と思ったんですけど、それで長崎弁は熊本弁との方が近いような気がしたんですけど、それで、何が言いたいかと言えば、テルさんが熊本弁を喋るところを拝見することはできないのだろうか、ということです。なんか、熊本出身の役とか、誰か、オファーしてほしい、僕が100億兆円もってたら映画作ってオファーするとこですがあいにく僕は赤貧サラリーマンですのでそれはかなわぬ夢。以前から申し上げておりますことですが、九州の方言を話す女の子はかわいいんですね。本当にかわいい。これはわからん人は坂道のアポロンのアニメを今すぐ見れば膝ポン間違いなしなんですけれど、"方言を話す推し"という破壊力は…、想像するだけで凄まじいことこの上ないことですよね。関西出身の俳優さんのファンの人がはその俳優さんがが関西人の役で出てるドラマとか見る機会がわりとありそうですけど、九州弁ってのはすごくハードル高いですね、どうしたらいいのか、僕はどうしたらいいの。なんか、去年だかおととしだか”熊本出身芸能人の集い”みたいなイベントが開催されたらしくて、スザンヌさんとかがテルさんと一緒に登壇なされたみたいなんですけど、これ完全に絶対方言喋ってたんじゃないか、喋っててほしいんですけど、これ、まじで、行きたかった…!またやってくんないかな、どうしたらいい?クラウドファンディングしたらいい?熊本県知事になったらいいかしら?

とにかくですね、この映画はドリカム抜きで別によかったし、ドリカム抜きの方が変な先入観なしで見れたと思いますので、今この瞬間僕が皆さんの先入観を取り払いましたから竹財さんラブかしら、っていう人は見てみたらよいと思います。素直な映画でした。

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