酩酊大成功!!!
アロハ~。皆もうお盆で国外脱出してハワイでワイキキしてるところでしょうか。僕はようやく昨夜のアセトアルデヒド残存率が低下してまともな思考ができるようになってきました。
昨日は、酩酊に成功しまして、結局19時前から2時半くらいまでぶっとおしで酩酊大成功でした。全部で4軒ハシゴしたんですけど、僕はこれまではしご酒ってなんでやるのかって疑問だったんですがそれについて思い付きを書きます。僕は生まれつきめんどくさがりですので、できれば一つの店でだらだら座って飲んでは食べ話しというスタイルが最高だと思っていたんですけど、昨日の飲みプレイス、三軒茶屋では面白いお店がたくさんあるんですね、これはいわば遊園地だと、大人の遊園地だと思うとですね、遊園地では基本的にいろんな乗り物に乗りたいですよね、せっかく行ったのなら。延々とコーヒーカップに乗ってたら酔いますし。で、そういう意味ではあの、酒を飲む店がたくさんある地帯においては、はしごしていろんなとこ行った方が楽しいんだね、ってことに気づいたというわけです。
というわけで昨日は大学時代の友達男と2人で飲んでたんですけど、わりと久しぶりでたぶん、今年初めて会ったんじゃないかと思うんですけど、まあ長い付き合いなので見つめ合うと素直におしゃべりできないということなどはありません。この友達が最近三茶でよく飲んでるってことで三茶になったんですけど、自家製サワー飲んだり麻婆豆腐食べたりワイン飲んだりくるみ割ったり日本酒飲んだり自家製ぽい酒のんだりしてたら2時半になってました。正直僕はぜんぜん気持ち悪くなったりしなくてまだ行けたんですけど、髪、切るの予約してたし、友達が日本酒飲みながら少し眠そうだったので「森へお帰り…」ってことで帰ろうとしたら歩いてるうちに目が覚めてきたのか「もう一杯いかね」っていうから4軒目に行ったというそういうことです。
で、この友達がおとといまでドイツ行ってた話とか仕事の話とか大学の話とかいろいろたくさん話したんですけど、なんの話がきっかけだったかわかんないんですけど、"LGBT"の話になったんです。もはや陳腐化してしまったようにも思えるこの言葉ですが、とにかくこの話になったんですね。ちなみに僕はこの友達にカミングアウトしてません。
で、そういえば、いつだったかFacebookに上がってる誰か知らん人(この友達の会社の人っぽい)の写真にこの友達がタグ付けされて写ってて、それがこないだの東京レインボープライドの写真だったんです。その投稿には投稿者がコメント書いてるだけで友達については言及してないし、友達は奥さんと一緒にこの何人かの写真に写ってて、(仕事関連の付き合いで参加したんだろーな)くらいに思ってました。なぜかと言えば、この友達はわりと学生時代とかは「ホモきめえww」って感じのいわゆる一般男性だったからです。今思えば若者たちのノリで言ってただけかもしれないですけれど。まあ、ですので(絶対カミングアウトとかせんようにしとこ)って思ってたわけです。
それがどうしたことか、昨日LGBTの話を向こうからしてきて、しかも社内でLGBTをサポートするグループ作ってるらしいんです。で、友達の会社は外資なんですが、本国の本社にもダイバーシティ的な活動でLGBT支援をしている有志のグループがあったりするそうで、(外資っぽいな~)って思って聞いてました。この友達はゲイではなくて奥さんがいるんですけど、ゲイの人とかをサポートしたいって思ったそうなんです。それが、この間の東京レインボープライドに行ったときに、(普段は隠してるであろう人たちがこんなにたくさんいて、生き生きとしているんだな)ってちょっと衝撃だったぽくて、性的指向が違うというだけで隠れるように過ごしてる人たちがいるってことでショックを受けたらしいです。
で、アメリカの保守的な有名アナウンサーがいるらしいんですけど(ちなみにこの友達はアメリカの帰国子女です)、その人はもうずっと昔1970年代くらいから「自分とは違う世界に生きるからといって理解しないってことではない」的な、酔っててぜんぜん正確な言葉が思い出せないんですけど、ようは、自分はゲイじゃないけどだからといってゲイの人を受け入れない理由はない的なそういうことを、とても保守的な人が言ってたこともその友達はずっと記憶にあったらしくて、だからゲイを認めるとか認めないってのは保守とかリベラルとか右とか左とかの話ではなく、ただ人生を生きている隣人の話ってことなんだということ、だと友人は思ったぽいです。
で、友達の会社の本国の同僚兼友人が休暇で1カ月休んで日本にきたらしいんですね。その同僚はゲイで、旦那さんと養子にした赤ちゃんと一緒に来日したらしく、日本もそういう風にただ普通になればいいのに、って言っていました。社内でLGBTを支援してることを公言していると、これまで10人くらいに「ねえ、何でそんなことしてんの?結婚してるけどバイなの?w」みたいなことを聞いてくる人がいたらしく、それにすごく友達は怒ってて「え?じゃあ俺がゲイだったらどうなんですか?なんか問題あるんですか?」って言い返したら皆「いや、別にそういうわけじゃないんだけど、ハハハ…じゃ」みたいになるらしくて、なんでわざわざ茶化すようなことを言ってくるのか、って言ってました。「俺はゲイがおかしいことだと思ってないし、ゲイの友達もいるしさ」って言ってて、(今、目の前にもいるけどなんかこの流れで狭い店内でカミングアウトできねえていうか心の準備ができてないごめん…)ってなりました。
僕はずっとこの友達にカミングアウトしてないの、嘘ついてるのすごくもやもやしてて、でもカミングアウトって基本自分のもやもやを相手に背負わせる行為にもなりうることだから、よほどのことがないとしたくなくて、かつこの友達は昔は普通に「ホモとかww」って若者だった気がするのもあって、ぜんぜんこの友達には言えないなーって長年思ってたのが、思ったより僕の脳内に根を張ってたのか、昨夜、瞬発力でカミングアウトってのがどうしてもできなかったので、歩いて帰る夜中の国道沿いで、(俺まじでいくじなしだな~…)って思いながら知らないおばちゃんに店でもらったうちわを振り回して帰りました。
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