ロシア料理およびすいか
Twitterの中を見知らぬ人のフォロワーたどっていく旅をしていたらすいかってドラマをおすすめするクラスタにぶち当たりましたのですが、なんだか評判がよく、また僕の人生にはかもめ食堂とかの成分がすごく不足している、言い換えれば人生が雑、なので見ようと思いました。なぜなら舞台が三軒茶屋だからです。ご近所感の親近感です。
まず、第一に、最初に出てきたCGが、言い表すならばJALの機内で見る保安ビデオ、もしくは10世代くらい前のカラオケに搭載されているアニソンで流れる「CG:〇△□専門学校」みたいなクオリティだったところに、時代の流れを感じざるを得ず、それは2003年がわりと最近だと思っている僕に対する15年間の重みを突き付けるCGでした（なんならクロノ・トリガー以降は最近だと思っています）。そして小林聡美といったら僕が幼少時から40代の銀行員役とか弁護士役とかやってそうなイメージだったのにこのドラマでは34歳、まさに現在のわたくしと同じ年齢であります。ブラウン管（実際にはPCのモニタ）を通じてみる小林聡美はまぎれもなく僕が抱く小林聡美のイメージ通りの年齢感、ブラウン管嘘つかない、ということは僕はいまだに16歳くらいの精神年齢でゆがんだ視力で自分をとらえているものの、他人から見たら小林聡美だということなのだと、そういうことだと思いました。ドラマはまだ1話しか観てないんですけど一日1話ペースくらいで見てこうと思います。
そう、それで、昨日ね、あ、おとといか、ロシヤ、ロシヤ料理っていうんですか？あの、ロシア料理。食べました。ボルシチとかビーフストロガノフとか食べました。なんかグルジア風ピザ？みたいなのおいしかったんですけど帰宅して自分の口見たら赤ワインで染め上げられた唇と歯に細かいオリーブみたいなの挟まってて、今度からジェットウォッシャードルツ携帯するしかねえなと思いました。
そう、それで食べたんですけど、フォロワーさんとこの食事食べる予定で、まあフォロワーさんつってもフォロワーになったのはこの数カ月で10年くらいの付き合いなんですけど、そんで、そのフォロワーさんがご友人をお連れになりましてね、20代の若者で若さあふるることこの上なかったですね。そんでこの世代を超えた20代30代40代のロシア料理晩餐会が催される運びとなったわけです。あ、登場人物全部ゲイです。
そんで、ああ、そうそうそういえばこないだ林檎さんがMIKIKO先生とかとロシアに行っておられた番組ありましたね、ご覧になりましたか？これはもう奇遇ですよね僕ったら林檎さんファンなもんで、すいませんね奇遇で。
で、僕はゲイといいつつも、ゲイバーにも行ったことないですし二丁目とかにもいったことないですし、アプリもやってないですし、っていう時点で完全に村はずれの小屋で魚つってるじいさんなんですけど、やっぱりそれを実感しましたね、この2人と会話してて。どうやら僕はゲイ界の太陽系があるとして、中心がもちろん太陽なわけですが僕は冥王星あたりだってことが判明したわけです。冥王星、プルート、セーラープルートです。で、僕からしたら若者的ゲイライフ楽しそうにしておられる20代ですら？土星？とか海王星？あたり、っていうんですけど、え、ちょっとそしたら内部太陽系戦士たちはいったいどんなゲイライフを送っているのかっていうことになりますよね。到底僕の想像のおよばぬ事案が毎日起きているに違いないのですが、むしろあちらさまからしたら僕のようなセーラープルートはデッドスクリームってことなんでしょうね。
もはや完全に機を逃した感が否めませんが、それでも昨日は念願の恋バナができて、僕ちょっと興奮の坩堝だったんですけど幸い後ろの席の女子ズもデシベル高めだったし、ロシア料理屋さんだからかロシア人っぽい人ばっかで、なんだか許してくれそう（勝手な期待）な気がしてすごい楽しくはしゃいでしまいました。そして、このロシア人の店員さんたちの中に大変見目麗しき青年がおられまして、あまりにふつくしいので勝手に王族の末裔だということになりました（我らの中で）。
そういえば、遠い昔、吉祥寺のロシア料理屋に年上のゲイの人といったな、最近ぜんぜん連絡してないけど、連絡してみよかな。なんか、できれば気が合う人々と楽しい時間を共有して人生を過ごしていけたら最高ですよね。って思って来週は大学の友達と飲むし、スーパーコミュ障の僕だけれど、昔の会社の同期とか、つながった人々にお声がけしたりしてます最近。お会いしたい人、お会いしたいですね。
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