Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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おっさんずラブ4話みた

いやもうちょっと2018年ドラマ最高じゃん、幾年もの年月をテレビを見ず、ドラマなんてまったく見ずに生きてきたけど、となかぞが超絶最高至高だったからもう今年はすべて消化試合だなって思ってたんだけど引き続き今期もこんなに血湧き肉躍るドラマが見られるなんて今年は宇宙的にBLの星が巡ってきてるのかなって思いました。起きて顔洗ってコーヒー淹れて録画してた昨日のおっさんずラブを見終わった現時点の心情です。牧以外で印象に残ったところを雑にまとめると部長の高速パタパタシーンに続くごめんなさいシーンでの背景のハートや涙のしずくの光の演出がかわいらしかったのと、蝶子なんで泣いてんのウケるっていうのと、春田の体よすぎっていうのと、ちずと春田のやりとりがちょっと胸キュンだったのと、最後にトンカツ食って泣く部長をみた蝶子の大いなる愛情と懐の深さを感じたのと破壊神って感じです。

今回は結構牧が登場して僕はうれしかったです。いやメタ的な視点だとつい「眞島さんこっちでも若い子に!」っていうそういうのもありますけど、それはひとまず置いておいて、部長の心の揺れ方には一般的な同情と共感しかないところ、牧に関してはいちいち表情の翳り方や、笑顔や、言葉の端々の爪の先の毛細血管まで共感できて(あ~牧~頑張れ~、いや頑張るな~それは不毛だ~いやでも頑張れ~幸せになってほしい…)って応援の嵐が吹き荒れます。

牧としてはなんやかんやありながら、春田のこと諦めきれてないから同居続けてるし、余ったからどうぞって強がり弁当作るし、ちずと春田の猿芝居で春田が鉄板触って「あっつー!」って言ったらすかさずおしぼり握って冷やそうと反応してるし、その直後猿芝居のフーフーみて(チクリ…)ってしてるし、ちずが転がり込んできたときの春田との会話を風呂上りに立ち聞きしては(チクリ…)ってしてるし、武川さんに「不毛な恋愛だ」って言われても「そんなの俺が一番わかってます」って言っちゃうし、詐欺事件解決したあとの春田とちずの電話を横で歩きながら聞いては(チクリ…)ってしてるし、そのあとまた表情が翳ってしまうし、もう、牧が不憫で不憫で仕方がないんです。宴会とかちずとの会話とかそういうところでは社交的な笑顔が現れることがあっても、春田とのやり取りで笑顔が全然出現しないから、ほんと牧見てるのつら…ってなります。

確かに春田の立場の気持ちもさあ、わかるんだけどさあ、脇の甘いズボラなかわいらしい奇跡の33歳である春田からしたら”なぜ男同士お互い気が合って仲良しで同居していてでも付き合ったりはしない関係が成立しないのか”っていうことなんだと思うんですけど、それは"想われサイド"の人はそう思いがちですけど、"想いサイド"の人からしたらさ、それほど打算的な考えですべてが埋め尽くされているわけではなくても、根底には"春田さんのことがすき"っていうのがあるから掃除洗濯料理やってあげて弁当まで作って尽くしてるわけじゃないですか、別にバイトクビになって突然コーポラティブハウスに転がり込んできた若者ではないわけで普通に収入もあるんだし、しかも不動産屋で働いてるんだからいつでも家借りて出ていくことくらいできるわけで、さらに春田に付き合ったりするのを肯定されないままでも、そこはかとなく人間として自分を好いてくれている雰囲気を感じ取って一縷の望みをかけて前にも後ろにも進めず結局何かあるたびに(チクリ…)って表情をカメラにぬかれてしまう牧。このドラマがコメディ色と予定調和とときめきの素晴らしきバランスで成り立っているのを踏まえたうえでも、僕は、牧と春田にくっついてほしいという気持ちがあふれざるを得ない、そんな4話でした。

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