中谷美紀の「インド旅行記」が好き

カテゴリの名前を読書に変えました。だってこれBLじゃないですから。僕は12歳くらいのときから中谷美紀が好きなのですが、好きな理由は坂本龍一の音楽が好きだった⇒中谷美紀をプロデュースという流れです。で、このインド旅行記、僕はインドにはまったく興味がありませんし、旅行に行くとしても国内しか嫌です。たとえ残念ながら海外に行くことになったとしても東南アジアの雑踏なんて絶対行きたくなく、5つ星のリゾートにしか行きたくありません。でもこのインド旅行記は好きです。テレビでは女優、中谷美紀って感じのあんま親しみやすくないイメージで、体によさそうなものとか、主に野菜とか食べてヨガやってるってイメージですけど、まあこの本の中でもだいたいカレー食ってるかヨガやってるかなんですけど、それがインドということがあってかとても人間らしい中谷さんが最高なんです。これ、広いインドを数回に分けて訪れていて、3冊あるんですけど、僕は2冊目が一番好きです。堕落したアーティストと、まじめな親子のあたりとか最高です。あとなんといっても、何冊目だったか忘れたけど、シャイな男の子が絵を描いてみせてきたりするビーチの家族経営ぽいお店で、夕暮れの砂浜に足を埋めつつピナコラーダを飲む、というあたりが最高で、僕はこれを読んで以来飲食店でピナコラーダを見かけると必ず頼むようになりました。インドには全然いきたくないけど、どっかの南国のリゾートで、いつか、足を砂浜に埋めてピナコラーダを飲みたい、そんな夢が叶う日が来るといいな。とにかくこのインド旅行記は大変おすすめです。一通り読み終わっても、長風呂したいなーって時に持って入って適当に開いたページから読み始めてもぜんぜんOKなとっつきやすさです。

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