Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

読書

君の膵臓をたべたいを読みました

"君の膵臓をたべたい"を読み終わったんですけど、なんていうんだろう、その文章の書き方というか描写の仕方があまり僕の好みに合わなかったというか、こういうのはなんていう流派(?)なんでしょう。全然本を読まなないんでその文章の癖のカテゴリみたいなものがわからないんですが、よい例が思いつかないんだけど、”僕は頭をかきながら、面倒くさいことになったな、思った"みたいなのというか、なんていうの?その、僕的にはその描写いる?っていう感じの表現が多めでした。なんていうんだろう、こういうの。なんていうか、そんな心の声の男子高校生いるの?中二病なの?俺の大学時代の同じサークルのわりとよくつるんでた男の後輩Sなの?って感じ。ちなみにSは僕の同じ学部の友達から陰で”ルナシー”って呼ばれてました。

当たり前ですけど、漫画の絵柄の好みと同じで、文章の好みってのもあるんだなあとしみじみ思いました。自分に合うか合わないかで読書のスピードも変わってきますね。

で、なんとか読み終わったんですけど、そんじゃ映画見てみるかと思って、とりあえず予告編みたんですけど、(ああ…これ…10代のころじゃないとみるの無理かも…)と自分の老いを感じました。とりあえず小栗旬が大人になった主人公風の役で出てるのと、北川景子もあれ大人になった親友さんの役なのか、ウエディングドレス風の格好してて、なんか(見たら想像と違うのかもしれんけど…ちょっと…30代にはつらい…)って思いまして見ておりません。残念。

不治の病の女子高生が出てくる系の話って僕が学生だったころからしても、100億個くらいあると思うんですけど、すでに大ヒットしてるものがいくつもある中で、こうやって新しきものが生まれ出でて、しかも大ベストセラーになったりするのは、これは、日本の女子高生が数年おきに完全に文化の新陳代謝を行って前世代で流行ったものなどをすべて焚書してしまう風習でもあるのだろうかと思ったりします。あと、恋人が突然不慮の事故で眠ったままになってしまう系。ただですね、これ書いてて思ったんですけど、これ、"オレとあたしと新世界"も、登場人物がゲイってだけで当てはまるのに、僕がなんの疑問を持つこともなく(あるいはスルーして)読むのは、これがゲイがらみであることと、絵柄が好みってことが大きな理由で、となると、僕はこの作品において”ゲイが出てくるね”ってことに重きをおいててストーリーは二の次なんだろうなあ、と今思いました。これは僕の悪い癖で”ゲイが出てくる”ってだけでやっぱどうしてもひいき目に見てしまうようです。だって男女ものは全然感情移入できないですからね!

 

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