未婚者マイノリティ
昔の椎名林檎みたいなタイトルですみません。ちなみに僕は林檎さんの大ファンですので、世間の人が昔の林檎のイメージを抱いたままで林檎について知ったような話をしたりしてくるとわりと本気で解説してしまいます。
で、最近気づいたんですけど、職場で未婚or彼女なし、なのが、僕と、いつも寝てるか起きてるかわからないおじさん(推定50代前半)と、なんか事情があったんですねっていううおじさん(推定60代後半)なんですね。どうりでね、いつも職場の皆さんの会話が「同棲はじめて、結婚が~」とか「娘が~」とか「嫁とキャンプ~」とか「保育園の送り迎え~」とかから「今度受験で~」とかばっかだな!って思ってたんですよね。まあ僕はわりとATフィールド分厚いほうなので、昼ごはんなんかも一人で席でモニタ見つめながら食べてるんですけど、上記のような会話に囲まれるくらいなら米粒かモニタのピクセルでも数えてた方がマシですね。
先日の飲み会とかもそうですけど、この年齢で彼女もいなくて結婚もしてないってのがかなり不自然感溢れてるんですね。これが10年前なら「まあまだ若いしね」だろうし、10年後なら「まあ、なんかあるんだろう…(なんかもう聞けない)」になるんだと思うんで、今はちょうど”怖いもの見たさ”的な、僕にとっては過渡期、周りに取ったらまさに旬、のいじりがいのある乗りに乗った世代、それが30代なんだろうと思うんです。
ここでどう切り返していけるかがですね、人間としての懐の深さというかポテンシャルというかなんだと思うんですが、僕の場合は(うわーめんどくさカミングアウトしよ)って思って思いとどまるの繰り返しなんです。じゃあなんで思いとどまるのかっていえば、”職を失う”っていうのがでかいからなんです。いや、カミングアウトしたからって「まじかよクビ」って言われることはないと思うんですけど、少なからず(むしろ大目に)職場内での立ち位置に影響がでるので、そのひずみが徐々に大きくなって精神を病んで「やめます…」ってなるんじゃないかと思うからなんです。なのでですね、”職を失う覚悟でカミングアウト”ってのはちょっと無理なんで、お金さえあればカミングアウトできるに違いないって最近は思ってます。ただ、万が一、カミングアウトしても「そうなんだー」で終了して、ただ同じ日常が続く…ってなったら僕は最高だなと思います。ようは特別に好奇の目で見られるのも嫌だし、気を使われるのも嫌だし、嫌なこといわれるのも嫌だし、「あっそ」で済んでくれるのが一番理想です。
ただ、たまに職場の人々がゲイっぽい社外の人の話とかしてるとき「あいつ俺ねらってんだよ、きめえ」とか言ってるんで、(おーこわ、ぜったいお前なんか狙ってねえよ)って思いつつ、いまんとこ無理だなーって思います。ところでですね、女性の未婚の人も同年代でいるんですね、というか女性の未婚の方が多いですね、30代、40代も。なんででしょうね。この人たちは絶対に結婚の話とか振ってこないので、今度から飲み会のときはこの人たちと話しようと思います。
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