Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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青山ブックセンター

こんばんはGWいかがお過ごしですかそうですかよかったです。僕はくしゃみしながらワインを飲む大変な状況の中、もう連休もあきて暇してるだろうあなたのためにブログを書いて差し上げています。僕は一昨日マブとマブの息子とマブの旦那と焼肉を食べました。とてもおいしかったしとても楽しかったです。なんか僕がお手洗いいってる間に会計終わっててなんか次の予約あるみたいな出るよの雰囲気だったのでまあ外出たら払うかて思ってたらなんかお誕生日おめでとう~(まだだけど)って言われておごりだったのでなんだか申し訳ねえという気持ちになりましたけどありがたかったですおいしかったです。そのあと旦那が息子を連れて帰ってマブと二人でサシ飲みしました。旦那仕事が忙しい中来てくれてありがてえ限りでした。マブ息子もなんか気づいたら一年ぶりくらいにあったらなんか「そうっすね」みたいな敬語みたいなしゃべり方するようになってました。5年生になったらしいです。てかマブ旦那も僕普通にマブと同じく専門のクラスメイトなので、普通に知り合って15年くらいなんですけどまじで見た目が変わらないのがすごすぎてすごすぎます。多分5歳くらい下だったはずだけどゴイスーです。ので、てか旦那は僕がゲイであることをマブづたいに知ってるんですけど、とはいえ、マン(男)と二人でサシのみしてきなねつってくれるのなんかすごいなーて思いました。そのあとマブと居酒屋いったり散歩しながらコーヒー買って飲んだりたどり着いた街でまた店入って飲んだりしてたくさん話ができてよかったです。ありがてえことです。おかげで昨日はまじでものすごい二日酔いだったんですけど大学時代の友人と昼のみの約束してたので飲みに行きました。でもさすがに体調悪すぎて酒1杯飲んだ以外はウーロンティーとかジャスミンテーを飲んでいました。あと鼻炎が地獄過ぎたのでなんかポテンシャルの30%くらいで会話してしまってメンゴって感じでしたがまあ楽しそうだったのでよかったです。んで今日はパソコンを売りに行ったんですけど、渋谷に。査定に2時間弱かかるていわれて一回帰るのもめんどくさいからとりあえずうろうろしたんです。んでまじで渋谷駅周辺の再開発のせいで桜ケ丘あたりから宮益坂に行くのがまじでめんどくさくなってて、かといってハチ公口の方のガード下がインバウンダーズのせいで祭りてか花火大会レベルのごみ(人ごみの略です)なのでそこを回避するとすごい時間かかってなんていうか、一度にぜんぶしないで東急!って思いました。で、人間のいないほうを目指して歩いてたら表参道の方についたので青山ブックセンターに行ったんです。青山ブックセンターといえばジェリーインザメリィゴーラウンドの3巻の13ページ目ですよね。ヒカルが「4時になったら青山ブックセンターに行こう…」っていうじゃないですか。青山ブックセンターっていったいなんやろって10代の僕は思ったんですよね、ということはミリが唯一相続したぼろ家は青山のあたりにあるってことなんですかね、ロマンがありますよね。青山ブックセンターは僕にとって東京的理想のマテリアライズ化のひとつですから、毎度ジェリーインザメリィゴーラウンドを思い出します。で、僕思ったんですよね、国連大学の前あたりを歩きながら、僕が東京に対して抱いているなにかというのは、田舎暮らしにあこがれる都会人が抱いてるものみたいなもので、僕は田舎出身なのでたまにいる田舎に幻想を抱いて「田舎暮らしします!(3カ月後陰湿さに負けて撤収)」みたいな人を見てはフォッフォッフォ田舎を舐めてはなりませんぞってなるわけですけど、僕がふんわり抱いてる東京生活っていうものもまあそれの逆版みたいなことなのではということに上京20年を過ぎてから気づいたというか、思い至ったって感じなんですけど、ようは僕は何をしたいんだっけ……?という感じになってしまい青山あたりにフェラーリがブイーン!って通り過ぎるのを見ながら(あ、でもフェラーリも赤信号で止まるんだ……)とか考えてたわけです。いやなんていうの前述の3カ月田舎離脱系と比較する場合であれば3カ月上京挫折系も存在するわけで、そういう意味では僕はある程度田舎のコミュニティになじんでなんとか消防団の温泉旅行(コンパニオン呼ぶやつ)みたいなのは回避しつつもどこか居心地の悪さは感じつつ生きながらえてる人みたいなレベルで東京になじんでるとは思うんです。ただ、田舎でオーガニック里山カフェ生活に比類する東京生活には僕は至ることができていないなと思ったわけです。すべてが僕の頭の中から出づる抽象概念で恐縮ですがついてきてください。なので青山ブックセンターが近所にあるっていうことがもしかしたら僕にとっての東京生活における里山かもしれないということなわけです。で、実際近所ではないですけど別に公共交通機関を使ってわりと簡単にアクセスはできるわけです。でもなんか違うんだよななんていうんだろな、やっぱ金だなって思ったんです。急にゲスいじゃんって感じですけどやっぱ金だなっていう。なんていうんだろ自然薯定食に行列ができてたんですけど、自然薯定食に行列作るってどういうこと?って思うじゃないですか。青山の自然薯定食の行列の一部になろうって思って東京に出てくるわけじゃないじゃないですか、もうよくわからないんですけどわからなすぎるまま青山ブックセンターに行ったんですけど、やっぱ青山ブックセンターでバイトしてる人に来世はなりたくなりました。なんか、なんていうかレジの人のキャラがあ、青山ブックセンターだなって感じでした。なんか理知的かつ儚げでやや影を背負いつつも丁寧みたいな。あとお昼ご飯をカフェーでたべたんですけどそこの店員のお姉さんがものすごい美人でなんか本能的畏怖を感じました。なんかあなたのような美の権化にパスタ持ってこさせて恐れ入りますという感じの。美しさのあまり「タバスコとチーズいりますか?」って片手に人差し指と中指と薬指でタバスコと粉チーズを挟んで持ってるのを見せてくださる仕草とともに問われたこともなんだかよく聞き取れなくて、「あ、大丈夫です」って答えた後でタバスコと粉チーズについて問われていたんだと気づきました。美しさとは畏怖の対象なんだと思います僕にとって。なんか本日はそういう感じのなんていうか出くわす知らない人々一人一人に対する瞬間的解像度というかズーム率というか、がすごく鋭利というか敏感というか、なんか今日出くわした人たち一人一人を題材に短編集書きたいなって思うくらいでした。そういう日でした。で、青山ブックセンターで特にほしい本がなくて、レジの前に置いてあった同人誌みたいなエッセイていうか知らん人の日記だけ買ったんですけど、というかほんとは旅の本がほしかったんですけど、なんか思ったより僕が行きたい場所の本がおいてなくて、なんか旅行雑誌みたいなのというよりは、別の媒体でたまたま特集しましたみたいなのがよくて、もしくはエッセイみたいな。例えば美術手帖でたまたま伊勢神宮特集しましたみたいなのが15年前くらいにあって、それを僕買って読んでなんかそのままお伊勢参りに行ったんですよね。あれは気分がよかったですね。なんていうかほぼ着の身着のままで下着とかだけバッグに入れて新幹線のチケットも駅で買ってその日の宿は新幹線の中で予約してみたいなの。新卒の会社辞めたばっかりで目の前がまっくらというかどうしたらいいのかわからないみたいな状況で4畳くらいのめちゃぼろアパート外階段コンクリ崩れてるみたいなところに引っ越した直後ぐらいだったのでお金まじでなかったんですけどなんかああいう行動って素晴らしいなって思います。僕はああいうことの積み重ねで生きてきたような気がしますが、あのころみたいな無鉄砲人生今できてなくて、なんかようするに、つまんないですよね、なんか。人生つまんない。青山ブックセンターってなんやろって思ってた時分の自分からして相当つまらない人間になってしまっている気がします。なので僕はつまらないの飽きたのでつまらなくないように生きたいと思います。

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