「どうしても触れたくない」が好き
2016/08/13
ヨネダコウ先生のどうしても触れたくないが好きです。いまさら!って感じですが、一昨年読んで、そしたらちょうど映画化されたので、映画も見に行きました。DVDも買いました。
僕は自分がゲイなもので普通に恋愛映画などをみても感情移入ができず(ふつう男女なので)、恋愛映画とか、恋愛漫画とか好きじゃないんだなと思ってたんです。でもどういうきっかけだったか忘れたんですけどどうしても触れたくないを読んだら、ズッキューン!ときて、これが恋愛漫画か…!と思うと同時にノンケの人々はいろんな普通の名作映画や漫画を見て、こんな胸をわしづかみにされてたのであろうと思って衝撃をうけました。僕がものを知らないだけかもしれないけど、これまでBLもちらほら読んだことがあったけどここまで心動かされなかったし、本当にこの漫画好きです。
何が感動したかっていうと、この嶋の心の動きに共感してしまうことと、外川さんが最高ってことです。ようするにこの漫画の全部なんですけど。ちゃんとストーリーが描かれていてしかも自分がゲイだから全力で共感できる作品ってあまり出会えてなくて、こういうのもっと見つけてこうっと思った次第です。
映画はカムアウト済みの女友達を誘って勇気を出して見に行きました。シアター・イメージフォーラムでやってた時は勇気がなくて諦めてたんですけど、ファイナル上映のときに友達に言ったら、友達はすでにシアター・イメージフォーラムで一度見てたにもかかわらず付き合ってくれました。いい友達をもってうれしい。当日は女友達一緒だったのであまり緊張もせずに席に座るとちらほら男性の姿もありました。この時の舞台挨拶がめちゃくちゃ面白くて、米原さん、谷口さん、富田さんが登壇してたんですけど、富田さんが最高に面白かったです。
映画は原作とそんなにイメージが違いすぎる感じもなく(ラブシーンがちょっとうけましたけど)、それぞれの役者さんもはまってたと思います。
あんまりあらすじとか書くとあれなんで、とにかくゲイな僕でも共感できる恋愛漫画に出会えてよかったです。
::::::::
ブログランキング参加してます。クリックしてもらえると記事書く励みになります。
あとコメントももらえると喜びます。