Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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ドラマ見て考えた個人的なこと

こんばんは元気ですか僕はまあまあですシラフです。silent見てますか、見てませんか、見てください。僕は昨日1話見て今日4話(最新)まで見ました。とはいえ、別にドラマの内容を書くわけではないです、まだ完結してないし。ドラマ自体は最高ですので切なすぎて何度も消し飛びそうになりましたしちゃんと集中してまばたきせずに真剣に見ていますが、ドラマの内容とは異次元のただの個人的なことが別枠で思い浮かんでいたのでそれについて書きます。書きながらsubtitleをリピート再生します。というわけで書くんですけど、僕の父親はもう亡くなってこの世にいないんですけど、耳が不自由だったんですよね。完全に聴こえないわけではなくて片耳(右か左どっちか、当たり前か、うろ覚え)はまったく聴こえなくて、もう片方は補聴器をつけたらなんとか聴こえる、つけなかったら聴こえないって感じでした。で、父親も大人になって、20代前半あたりで仕事の事故で聴こえなくなったらしいんですけど、正直細かいことは訊いてませんし知りません。なんていうか、全然気を使うとかってわけではなくて、僕にとって父親は生まれた時から補聴器してたし補聴器してないと会話にならないのでそれがデフォだったので正直なところ障がい者って認識はなかったんですけど、まあそれは別として、「なんで聴こえなくなったの?」って質問するのもなんか気まずいじゃないですか、今思えば。子供なりに気を使ってたのかもしれないですね。で、ですよ、このドラマだと登場人物は高校卒業後から聴こえなくなってきて、数年後まったく聴こえなくなってしまうんです。この、「補聴器使えば聴こえる」というのと「まったく聴こえない」っていうのはそうとう違うことなんだろうなとまったく関係ないど素人の部外者なりに思うわけです。で、僕はド近眼なんですけど、コンタクトレンズの-7.00をつければわりとくっきり見えるわけです。コンタクトなかったらめちゃくちゃ不便ですけど、それでも電気がついてるかテレビがついてるか朝か昼か、車らしき物体が向かってきてそうかどうか、信号が多分青で皆が歩いてるし青だろう、くらいはわかるわけです。なのでってわけじゃないですけど、僕は自分が障がい者だとは思っていないわけです。全然そういう認識無いです。もちろん手帳ももっていないです。文明の利器のおかげですね。父親は障がい者手帳もってたぽいんですよね、ずーっと持ってなくて、多分アラ還くらいになって(うろ覚え)取得した、って母が言ってた気がします。これは彼が自分が障がい者であると自分自身で長いこと認めたくなかったから、という可能性はあるのだろうか、とドラマ見て思ったんです。父の場合は事故で大人になってから突然聴力を失ったみたいなので、今まで持っていたものを突然失うショックはあったと想像します。じゃあこれって突然なのか徐々になのかで違いがあるのか、ということを考えたときに、また僕の近眼の話ですけど子供の頃は2.0あったのに10代の間に徐々に悪くなっていまやド近眼なんですけど、これがある日朝起きたら2.0から今の状態になってたら「突然あったものを失う」感覚ってあったのか、と思ったりしたのと、そしてこの先僕はこれ以上悪くなるかどうかを知らないんですけど、もしそのうちまったく見えなくなる、と宣告されていたら、今とは違う捉え方になると思うんです。まあこれもまったく見えなくなるのかとかまったく聞こえなくなるのかと、機器でなんとかなるものか、の大きな境目があるとは思うんですけど、そういうことを考えていてですね、で、父は手帳をとらなかったのは前述のとおりですが、彼は自分が障がい者だと思っていたんだろうか、ということを僕は考えたんですね。思っていなかったとして、それは僕の目における近眼の受け止め方の延長線のものなのか、それとも違うのか、とか考えてたわけです。で、ですね、このドラマを見て、この耳が聴こえなくなる登場人物のお母さんが出てくるんですね、その様子を見てですね、僕は祖母のことを想ったんです。祖母は父にかなり優しく、悪く言えば甘かったんですけど、父はまあ問題をたくさん起こす人間だったので(僕が知ってるくらいなのでいい大人になってからのことです)、そのたびに代わりに謝りに行ったり、お金の工面をしたりしてました。まあそのあおりを一番食ったのは母ですが、まあそれは別の話として、祖母は父が聴力を失ったときにそれは大層心配したんだろうなと思ったんです。ただでさえ父は子供の頃に大病を患って骨髄を抜かれる?(めちゃくちゃ痛いって言ってました)あれこれとかで、土地売って作ったお金でなんとか治療費払ったみたいな病気をしてたため、親および親族から超絶甘やかされて育ってた人なんですけど、やっとこさ成人したと思ったら聴力を失うということになったら、親としてはやはりものすごくショックで心配だっただろうなと思ったんですよね。僕はそういう視点で父や祖母、祖父に接することなく、彼らは世を去ってしまい、僕は今になって、このドラマをみて、2022年の晩秋の夜になってからこういうことを考えているわけです。今度墓参りするときは皆に「こういうドラマみたとけど、なんかあんまり耳聞こえんこととか気にかけたことなかったけどそういう視点をもったよ、こういうドラマ見て」って話しかけようと思いました。

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