Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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ゲイだとリベラルってわけじゃない

2016/07/25

この記事見て改めてそう思いました。

ピーター・ティール氏、共和党大会で「ゲイであることを誇りに思う」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/22/news095.html

LGBTの話題になるとだいたいリベラル(って言い方でまろやかにしとく)の人たちが専売特許のように饒舌に語りだしますが、僕自身はぜんぜんリベラルではないです。ジェンダーと政治的思想は別だし。確かに同性婚のことだと保守派はいい顔をしないとかってのはあるでしょう。保守だからね、これまでのことを維持するってのが大前提にあるのであれば。ただ、リベラルの人たちが本当にLGBTのことを考えてくれているかというと、それはわからない。彼らはいつも「弱い立場」にある人たちの味方として、自分たちを定義づけてきた。自分たちは弱い者の味方だと。その弱い者リストにLGBTが追加されただけだと思う。ゲイだからって脱原発とかってわけじゃないのに、ゲイはリベラルみたいになっていくのが不満。去年くらいからとりあえずLGBTっていっておけば寛大で理解のある懐の深い人って感じになってきてますけど、これはもともとアメリカとかでLGBT市場が馬鹿になんねーなってことで各企業こぞって支持するキャンペーンを張ったのが発端なんでしょう。でも、LGBTってひとくくりにしてるあたりがなんもわかってない。LもGもBもTもそれぞれ違うし、なんだか世間から日陰者扱いってこと以外では共通項もない(LGなんて恋愛対象がまったくちがうんだからその点ノンケと比較するのと変わらない)人たちなんだから。

今後はこのティール氏のように、誰もが当たり前に自分のジェンダーを隠すことなく、自分の意見をいえるようになったら、もうLGBTなんて区分けもいらなくなる。そんな世界になったら思い悩む子供たち(もちろん大人も悩むけど)も減っていってくれると思います。

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