なにごとも経験
なんかここんとこわりと仕事が忙しくて、毎日わりと忙しく働いているんですけど、気づいたら昨日で今の会社に転職して一年経ってたんですけど、この一年、何か劇的に成長したことがあるかといえば、あんまない気がします。自分ではこういうの、気づけないもんですけど、もしあるとしたら、入社当時はもっと英語のメール見たときに「ボエー」ってなってたかもしれないです。今はまあ、嫌だなと思いますけど普通に見ることができます。そんな感じであまり実りのない一年でした。ただ、こういう経験も以前の人生でしてたのとは違うものなので、役に立ちそうだなと思います。というのも、僕は趣味で小説を書いてるんですけど、とにかく、経験したことがないものって想像で書くしかないじゃないですか、でもそれって限界がありすぎますよね。原始時代のこと書くんだったら、誰も見たり聞いたり経験したりしたわけじゃないから、わりとフリーダムに書き散らかせるかもしれないですけど、現代社会で、例えば八百屋さんの話書こうとして全部想像で書いて「きゅうり、1500円くらいかな？」とかだと、八百屋さんはもちろん、八百屋というものを知ってる人からみたら（こいつ、八百屋知らねえな）ってなりますでしょう。なので、何事も経験しているってことは素晴らしいことだと思うわけです。僕は転職回数多めマンなので、ネタは結構あるんですけど、仕事に限らず出会った人とか、行った場所もネタになるので、そう言う意味では嫌々行ってた海外出張なんかもネタになるかもしれんやんけと報われる気持ちでおるわけです。最近はわりと小説書くのが日課みたいになってきてて、なんていうか、楽しいので、いい趣味だなと思い始めました。今の僕の趣味は散歩と小説書くことですね、とは言っても会社の同僚に「趣味は何ですか」って聞かれたら小説書いてるとは言いづらいので散歩の一択になるでしょうね。編み物やってます、とかケーキ焼いてます、とかだったらメールの署名に書いてもいいくらいなんですけど、なんかこう、小説書いてます、って言いづらい僕のこの自意識を何とかしたいところですね。こうしてブログを書くのは結構文章を書く準備運動みたいな感じになるのでいいです。クオリティは置いといても、こうやってホイホイ文章を書くことや、タイピングすることが苦じゃないという意味でも、ブログをやってたことはよかったなと思いますし、ひいては古の時代mixiで日記書いててよかったなって思いますね。そういえば、今日昼間、散歩しててオーバカナルの前通りかかって思い出したんですけど、10年くらい前かな、たまに会ってた10歳くらい年上のゲイの方がいて、一緒に写真撮りにいったりロシア料理食べたりしてて、たまに映画祭のチケットを（確か招待枠みたいな感じで）くださってたりして、お洒落な感じでいい匂いのする大人って感じの方がいらっしゃったんですけど、なんかいつの間にかお会いしたりしなくなって、なんかこう、きちんと人とのつながりって努力しておかないといけなかったなって思ったりなどしたことを思い出しました。なんで思い出したかっていうと、この人とどっかで待ち合わせしただか美術館行ったときに、近くのオーバカナルに行ったことがあるからなんですけど、そういえば美術館とかもこの人に誘われて行って、もともと興味なかったものとか見るようになったりしたので、ありがたかったなあっていうのも思い出しました。
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