「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」を観ました
時間があいてしまったので、やや感想がもう薄れてきているのですけど、日曜日に「ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜」を観てきました。内容は、カフカの未発表小説が見つかって、それを出版社に売り込もうとする現代人と、小説内の場面が行ったり来たりして、結局は……、ってな話なんですけど、いったいどうなってるんだろって頭が混乱してくるくらい、舞台上で場面が、というか時間というか世界が変わっていくので、観終わった後は疲れて、感想といったら、なんかすごかった、ってことしかなかったです。けれど、今思えば不思議にすべての話が頭の中で繋がって、整理されてて、矛盾を感じたりして物語から醒めたりすることがなく、すごいなと思いました。あと舞台上のさまざまな転換というのでしょうか、出演者の皆さんがダンスするようになさるのですけど、すごかったです。そしてオープニングの出演者紹介もいつもながらかっこくてすごかったです。とにかくすごかったです。ちなみに休憩15分を含めて3時間半ありました。疲れた。
KAATの千秋楽ということもあって、チケットは争奪戦が繰り広げたらしく（隣に座っていた女性たちが話していた）、ファンクラブ？とKAATの会員？とぴあでしか買えなかったとかなんとか言ってました（僕はぴあ）。そのせいかわかりませんが、S席なのに2階の一番後ろという、謎席でしたが、舞台の人々の表情はまったく見えないものの、舞台上さまざまな演出がとても見やすく、下の階にいたら多分あれ見えないだろうなってこともあったりしたので、結果的によかったような気がしないでもないです。終わった後はスタンディングオベーションだったんですけど、ケラさんも最後おでましになってました。
瀬戸くんを初めて肉眼で拝見しましたが、スタイルがとても美しくあらせられました。
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