Augustsky

40代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

映画・ドラマ・舞台

M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」を観てきました

近かった。本多劇場の最前列は近かった。近すぎて舞台を役者さんが移動するたびに首を右に左に動かさなくてはいけないほど近かった。東出さんがすごい汗かいてんのも仲野(太賀)さんがぜんぜん汗かいてないのも片桐(はいり)さんの鋭い眼光も完全に肉眼で確認できるほど近かったです。近すぎてお芝居に入っていけないんじゃないかと思ったんですけど、ちゃんと没頭して観ることができました。ただ、近い上に、前に誰も居なくて席もなくてってとこに役者さんがいらっしゃるから、なんかもう勝手に緊張しちゃうというか、たぶん前から数列目ぐらいが一番いいかも、って思いました。

で、お話的には、最後終わったとき「え?これで終わり?ってかこういうオチ?」ってなりました。お話的にはなんかこうなんか、なんじゃそら感はありました。伏線回収へたくそか、って感じでした。が、皆さまのお芝居素晴らしかったです。やっぱ太賀さんってすごいな~って思いました。あと太賀さん、お歌も披露なさってたんですけど、ギター弾き語りで。お上手でした。声がいいですよね。で、東出さんがですね、あの、お姿、はちゃめちゃな格好良さでしたけれど、基本的になんかこう厳しめというか当たり強い感じのセリフが多いところたまに優しい感じのセリフの時がすごい、なんかこう、よかった。メリハリよかった。

そんな感じでした。ただやっぱお話がなんかこうなんていうか、こう、あれだったなあって思いました。どういうこと、落合さんがやったの? だったら伏線弱すぎない? とかそういうもやもやがありましたが、舞台を集中して拝見した帰り道は非常に頭が冴えるというか感受性のアンテナがビンビンになるというか、だから今日も神泉で途中下車しちゃったりして歩いて帰ってきました。

で、道すがら考えてたんですけど、やっぱりなんていうんですか、生まれつき頭のいい方が頭の良さで社会に貢献されていてすばらしいと思うように、生まれつき見目麗しい方が見目麗しさで社会に幸せを生み出していることも素晴らしいことだなって思いました。

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