12時間耐久酒浴び

僕がブログを書くようになって付いた癖のようなものは、楽しいことや面白いことはもちろん、嫌なことやキツいことも（ネタになるな）って考えるようになったことです。すると不思議なことにその嫌なことやキツい状況も少し冷静に見ることができてなにかと便利です。けれどブログには絶対かけねえ、っていう嫌なことなどがあると、ネタにも出来ないので悶々としてしまうのです。

ところで、昨日は僕、友人夫妻の結婚式に行ってきたんですけど朝10時前に式場に行って、受付やって、挙式に参加して、披露宴に参加して、2次会に参加してそのあと飲みに行って、12時間くらいは酒を飲んでいたのですが、今日は地方に居る友人が仕事で東京にきたついでに土日祝滞在しているからランチに行こうと言われてこれまた昼から酒を飲んでパスタ食べてビール飲んでフライドポテト食べたりしてました。今は鶏肉を煮込んでいます。煮込んでいる間にブログを書くという合理的なブログです。

昨日は最高に楽しかったんですけど、2次会がもともと無くて、ないんだったら作ればいい、という考えで17名ほどの団体で急きょ昼から入れるところ（酒を浴びられるところ）を探したらパセラになったんですけど、皆さまパセラ行ったことあります？僕は100年前の大学生時代に夜中飲んでたグループ内の女子が「ハニトー食べたい」などと申してそれでハニトーなるものを食べたときに行ったのが最初で最後だったんですけど、この昨日行きました店舗は、なんかパーティルームみたいなやつあるんですけどね、カラオケの。キッチンみたいなとこに、プレモルのサーバー、ハイボールのサーバー、サワーのサーバー、でかい冷蔵庫には各種缶チューハイやジュースやらカルピスやらお茶やらのソフトドリンクがびっしり入っていて、冷凍庫には入店時に氷が山ほど入れられて、振りかえれば電気ケトルがあって、コーヒー紅茶などが種類豊富にあって、さらにスパークリング、赤、白とワインも何本も入っていて、これ全部飲み放題だっていうんです。たまげましたね。昨日の集団は全員がクラスメイトの友人ズなんですけどそのうち半分が過激派の酒飲みなので、結局5時間くらい滞在する間にとりあえずワインはすべて飲み干しましたね、他もなかなかな消費ができて上々だったのではないかと思います。まあだからとにかく酒飲みは「ここに住みたい」って言ってましたから、皆さんも機会があったらいったらいいですね。

昨日の挙式の時の神父役の外国人さんが、あまりにもわざとらしいカタコト日本語で、（わざとらしすぎるな～、でもこれは俺の心が汚れてるだけかな～）って思ってたんですけど、あとで話したら皆あれはわざとらしすぎた、って言ってて、やっぱり日本語ネイティブからすると、流暢じゃない外国人が話す日本語の違和感はもちろん、外国人がわざと話す片言の日本語すら感知してしまうものだと思って、言語の奥深さを知りましたね。なんか冷めましたね、あの、とってつけた神父感。日本語のあと英語でも何やら話してるんですけど、完全に英語がカタコト日本語に引きずられてて、のっぺり英語になっていましたので、（なんで英語までカタコトになるんだよ！）って思っていました。

披露宴の時、まあ、あるじゃないですか、新婦から「お父さん、お母さん」見たいな朗読。それを見て、僕はなんとなーく、自分が結婚することはないなあってことを考えてたんですけど、仮に自分がこうやって披露宴をやって、心優しき人々が集ってくれて、親に感謝の手紙など読む機会があったら……、と考えてるとなんだかしんみりしてきちゃったんですけど、目の前の新婦の話そっちのけで自分の妄想でしんみりしてるのはどうかと思うな、と気を取り直して、今度はアンサー的に新郎のお父さんが話をするって言うんで180度後ろを向いたら、向こうのテーブルの女友達（テーブル3卓が全員友達）の一人が、嗚咽しながらウッウッ……、って泣いてて吹きました。周りの友人ズも（どうすんだよこれ）って感じでしまいにはこの女友達の息子の幼児が心配して袖で母親の涙をぬぐう感動的なシーンまで生まれてしまったのですが、あとで聞いたら、「子供を送り出すお父さんの立場になったら嗚咽した」って言ってました。まじで泣きすぎでウケました。

まあ前述のとおり、その後は嵐のように酒を浴びて歌を歌ったり歌わなかったり踊ったり踊らなかったりして夜が更けていったのですが、こういう友達ズがいるってのはいいよね、って思います。そろそろ彼氏が来るって連絡がきて、チキンも煮えたのでほうれん草を炒めようと思います。

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