『暗くなるまで待って 』を見てきました
今日は16:30開演の舞台を見に行くことになっていたので、なんだかそれでそわそわしちゃって何かをやるってことがいまひとつできなくて結局昼寝して起きて池袋へ向かったのですが、東池袋駅からでるとなつかしのサンシャイン劇場が見えてきまして、本日は『暗くなるまで待って 』を観劇してきたのです。
出遅れたからか権力ががないからか運がないからか、取れたチケットは2階最後列の席でどえらいなあと思ったんですけど、役者さんの表情はまったくわからなかったですね、オペラグラスも忘れていきましたし。けれどお話は大変面白くて、緊張感があって、スリリングでした。やはり舞台は同時に人々が動いているのが見られて見ている自分の目の付け所でシーンが変わって観ている人それぞれで印象が変わってくるであろうところがよいなあと思いました。お話に関してはわりとサスペンスっぽい感じで、ハラハラします。
終焉後はスタンディングオベーションが起こっていました。んで東京の千秋楽ということもあってか、出演なさったお一人お一人がご挨拶なさっていまして、それで皆さま去っていかれて、最期にW主演のお二人がお辞儀してドアを閉める、っていう綺麗な感じで終わって、場内のアナウンスで「本日は……」って始まったのでスタコラサッサと帰ることにしたんですけど場内すごいずっと拍手が鳴りやまない様子で、階段降りてる時もずっと聞こえてて、ロビーに出たところで「ありがとうございましたー」っておそらく凰稀かなめさんの声らしき声が聞こえてきて(ああ、もうちょっと席にいたらよかったな)って思いましたが、もっかい戻るわけにも行かず、そのまま帰ってきました。
上演前に係の人が「前のめりになって観ると後ろの人にすんごい邪魔だから背もたれに背中つけて見てください」って言って回ってたんですけど、開始2秒で僕の前の人が前のめりになって、シルエットを見るに文豪みたいな手を顎につけるポーズで見てたので、わりとイラっとして(チョップしたいな)って思ってたので舞台に集中できなかったんですけどしばらくたって加藤和樹さんが登場なさったらオペラグラスを取り出して見ていて、そのタイミングで背もたれに背中くっつけてみるようになったので、それからは物語に集中できました。ところで、舞台ってチケット、わりとしますよね、本日の舞台は8800円なんですけど、なのでわりとちゃんと見たいのが人情なんですけど、何ていうか、硬めのビニール袋をガサガサいわす人とか、なんか食べようとしてんのかビーってビニールを引きちぎって開けようとしてる音とかならす人いるじゃないですか。ああいう人たちってやっぱどっか常識を超越した価値観を持ってると思うんですよ、映画館でせんべい食べ始めるやつも大概ですけど、それよりはるかに高価なチケットを買ってまでわざわざ来る人々の中でそれをやってのけるんだから、わりと希少な存在だと思うんですけど、そう言う人達をスカウトして集めてチーム作ったら、面白いこと起こりそうだなって思いました。
ところで、僕は去年のあいあい傘見に行ったときに置いてあったフライヤーみて、猪塚くんが出るってんで今回の舞台のチケットをとったのですが、他の俳優さんについてきちんと情報収集しておらず、特に女性キャストの方は(なんて読むんだ)で止まってたので、どなたが出ているかもよくわからず、席も2階の最後列で、人の顔もよく見えず、W主演のスージー役の方(凰稀さん)が誰かわからず、途中から(あれ、もしかしてこの役鳥居みゆきだった……?)って謎の思い込みが出てきて、(鳥居みゆきってこんなにお芝居上手な人だったんだ……)って謎の感心をしてたんですけど、違いました。きちんと出る方のこと勉強していった方がいいなって思いました。マイク役の方は(たぶん救心のCMの人だ)って思ってたらアタリでした。
思えば今年初観劇でしたが、やっぱり舞台はおもしろいな~って思いましたので、引き続き舞台たくさん見に行こうと思います、お金かかるけど。
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