現世に生まれて
ねえ、僕は感謝しているよ、この100億人の芸能人がいる地球でテルさんという素晴らしき俳優さんの魅力に大変魅了されるというタイプの人間として生を受けたことに。お父さんお母さんありがとう。じいちゃんばあちゃんもありがとう。お兄ちゃん元気ですか。姪っ子たちはどうしてるかな、ああ、会いたいなあ、竹財さんに。
ねえ、皆さんきっとどうせ旅するスペイン語見てないんでしょ？いいよ、僕だってサ、2018年になるまでテルさんの素晴らしきさに気づかぬかったからさ。けれどさ、僕がこういってるのに見なかったこと、きっと後悔すると思うね。こないだ彼氏と話してて推しが何人もいるんだけどどうしようという話になったんだけど、いいじゃない、それだけ幸せということだ、という花丸の結論に達しました。そうですね、推し＝人生の歓びですからね。思えば僕の人生は推しとか、好きな人とか、そういうのに対する憧れだけで構築されてきて結局それで進学や上京、仕事もそれで決めてたりしますし、推し様様ですよね。僕が今、できればお姿を拝見したいと思っているのは猪塚くん、瀬戸くん、岡田（将）くん、たくみちゃん、そしてテルさんなんですけど、僕、いま、東京に住んでるんですけど、舞台とか、いけるんですよね。なので、いきまくりたいなって思ってます。舞台なら、いけるでしょう、ライブとかトークショーとかは、ほら、姿慎めってことになるので憚られるんですけど、舞台っていったらね、芸術ですから。赦される、僕のようなミドルエイジマンでも。あ～働いててよかった～。定職あってよかったな～。労働の歓びここに在り。ていうかここにしかない。
そういえば、こないだ顔に鍼をぶっ刺しまくったって話しましたでしょう。これ完全にプラシーボだと思うですけど、目がですね、なんか少しだけ変わってきたんですけど、これ鍼の効果なんですかね、それとも僕の思い込みの強さがなせる業なんでしょうかね、で、あればこの思い込みの強さを活かして、今からでも何かしらの才能を爆発させて身を立て、名をあげ、やよ励んで推しと仕事したりする身分になれねーですかね、なれねーですか、そうですか。せっかく現世のこの推しの人々が存在する時代に生を受けたのに惜しいことしてんな～、いや～、惜しい！人生惜しいわ。努力すればなんとかなったかもしれないのに、室町時代に生まれてたら無理だけどせっかく平成に、しかも日本に生まれてきてたのに惜しいことしてんな～。
白い小鳩聞いてとび立つ準備しようと思います。
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