Augustsky

30代ゲイが日々のことを書き綴るブログ

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砂時計を見終わった

見終わってしまった。砂時計を。思えばこの記事のコメントで砂時計を教えていただいたのが8日前。当初は1日1話、2カ月かけて60話を見ようと思っていたのに、なんだか次から次へとどんどん見てしまって、8日後の今夜、見終わってしまいました。とりあえず、まず、ずっと思ってたけど、言えなかったこと、言わせてください。中高生役の藤くんがイケメン扱いされてるの、本当に解せなかった。すんませんほんとすんませんけど、どういう経緯でキャスティングされたのかほんとごめんなさいすんませんけど、どうしても劇中で「藤くん、メガネとった方がイケメンだよ!」みたいなあれこれに全然共感できなくて、なんか皆で裸の王様作り上げて地の底に叩き落そうとしてるのかなっていうのを本能で感じてしまって、いちいち引っかかってドラマへの没入を阻害するくらい、中高生役の藤くんのキャスティングが解せなかった。すんませんほんとに失礼千万であることは重々承知しておるのですが、いち視聴者としてどういうことなんだよという気持ちを抑えきれませんでした。

とにかくね、60話も続く物語を見たのなんて久しぶりで、思い出がいっぱいなんですけど、今現在ぱっと思いだされることを並べていくとすれば、やっぱ子供のころの杏が、母親の葬式で砂時計投げたときのセリフがほんとに辛くて、泣けて、つらくてしかたなかったです。こんなに辛くてこのドラマ見ていけるんだろうかと思いました。あと子役の椎香がめちゃんこかわゆかったです。子役の藤くんもめちゃんこかわいかったです。それが中高生になると手越とジャイアント白田になるなんて思いもよらなかったです。ちなみに中高生時代の椎香は完全に暗黒面に落ちていてクソ女でした。こいつさえいなければ30話で話が終わっていたかもしれません。中高生時代の杏と大悟もね、かわいらしいんです。かわいらしいんですけど、もうぬか喜びと梯子外しを繰り返しまくるから視聴者はほんとに疲れ果ててしまうんです。主な原因は杏がバカだからです。杏がまじでバカ。でもまあ、この子の境遇に思いを馳せてみれば、こういう精神状態になることもおもんぱかることができなくもないけれど、それにしても大悟がかわいそすぎる。ちなみにこのドラマで聖人として奉られるのがおばあちゃん、次いで大悟なんですけれど、まあおばあちゃんはおばあちゃんだから置いておくとして、大悟は本当に中高生時代、健気で、杏のために頑張ってたのに、杏が意味不明な悲劇のヒロインモードに入っていちいち大悟を振り回してほんとにどうかしてました。あといくら少女漫画原作とは言えタイミングとご都合主義の連続がすごすぎて、いいかげんしろ~って思ってました。

そんなだから、43話までは「はいはいはいはい、いいかげんしろ~」って思いながら頭皮マッサージしたり、旅するスペイン語のテキストをちらちら見ながら視聴してたんですけど、この忍耐と苦行の時間が報われるのが44話からです。それまでも数話に一度、一瞬、竹財さん(大悟の成人役)が出てくることはあったのですが、めったに出てこないし一瞬しか出てこなかったんですけど、44話からは成人パートに移行するので、毎回竹財さんが登場するんですね。最高なんですね。とにかくね、あかねがクソ。あかねがあんなに強引に大悟につきまとってこなければこのドラマ40話で終わってたのに。でもわかる。自分があかねだったとして、竹財さんと結婚するかもしれないってことになって、それで、自分の足が本当はリハビリすれば歩けるようになるのにもかかわらず、そうなると同情で自分と一緒にいてくれる大悟を縛り付けておくことができなくなるのではないか、という恐怖はわかります。結局終盤まであかねはその大悟を失う恐怖を克服することができず、あの手この手で大悟を縛り付けておこうとするんですけど、でもさ、本当に愛している人だったら、その人の幸せを願いたい僕なら。僕の彼氏が他に好きな人がいるのだったら、そっちに行ってほしい。そらワイン10000本くらいあけて東京中に涙の雨降り注がせるくらい悲しいかもしれないけれど、愛する人の幸せを阻害してまで自分と一緒にいさせたくない。まじで立ち直れかもしれないけれど、それでも無理して心ここにあらずで愛情もないのに一緒にいてもらうなんてむなしいし、無駄。別れがあれば出会いがある。もしかしたらまた素敵な人に出会えるかもしれないって僕は思います。なのであかねが、大悟にすがりついている自分のみじめさと愚かさに気づいて大悟を解放したことは本当に素晴らしいことだと思います。

復讐ならば、それもあるのかもしれない。僕の兄は嫁が不倫をして、くそ泥沼になって、くそ修羅場の大炎上の末、今まだ離婚してないんですけど、僕からしたら本当に理解できない。子供のために離婚しないというけれど、自分の人生はどうなんだ。子供も大事。でも子供はあと15年経てば皆ほぼ成人して自分の人生歩いていくのに、きっと子供たちも大人になってこのこと知ったらこう言う「ごめんね私たちのためにお父さんの人生犠牲にして」と。人生は一度きりなのに、人生は自分だけのもので、その全責任が自分にあるのに。兄の幸せを願っている人が親も、弟も、そしてまだ状況を理解していないであろう姪たちも皆兄の幸せを願っているのに、自分の人生棒に振るなんて馬鹿げてる。愛情のない人間と一緒に過ごし続けるなんて人生の無駄遣いだ。

話がそれまくりました。とにかく43話までは本当にしんどかった。皆あたまおかしいのかなっていうくらい思春期らしいアホみたいな勘ぐりと自己犠牲の陶酔と被害妄想に取りつかれていて、34歳の自分からしてみると皆思春期のホルモンバランスのせいだなとしか言いようがなかったのですけれど、あと、そんなことあるかーーーーーーーいっていうタイミングの悪さが続きすぎていいかげんしろ~だったこともあります。

でも44話からは成人パートになりますので、そんなイカれたやつらとイカれたご都合主義とタイミングの悪さをすべて覆いつくして昇華する竹財さんが出てきたのでそれが唯一救いで見ておりましたが、この成人大悟もなんていうかもうしょうもない、自分のせいであかねが車いすになってしまったという責任感で結婚までしようとしている。実際には大悟につきまとってたあかねが大悟が落としたネックレスを拾って届けようとしたときに小学生でも右見て左見てわたる道路を不注意でわたって車に轢かれたということなのに、大悟は自分の責任だと思って結婚までしようとしていました。

同情で結婚するとかないですよね。愛情がなくて一緒にいることになんの意味があるのかわからない。ましてやどうしても思いを断ち切れない杏がいるのに。理屈じゃないんですよ。愛情っていうのは理屈じゃないんだから、好きな人がいたら好きな人と一緒にいた方が絶対いい。だから上で述べた兄の嫁もさ、好きな相手がいるんだったら、そこにいけばよかったじゃん、夫も子供も捨てて、その人んとこ行けばよかったっちゃない?まあ兄が嫉妬と怒りに狂って、やくざみてーな友人たちがこの不倫相手の家に押しかけて脅しまくって、そしたら不倫相手コロっと手のひら返しで兄嫁とキッパリ縁を切ったけん、兄嫁としてはどこにも行きようがなくなったんだろうけど、それは不倫相手との関係がその程度だったってことで、自分の魅力の無さと浅はかさを呪えやって感じけどこいつ兄に逆切れしていっちょん反省しとらんらしかけんね。まじで兄の感情無視してよかなら俺がぶん殴ってこいつの親んとこ怒鳴り込んでやるとこけど兄が姪たちのこと考えて穏便にしときたからしかけん、我慢しとるけど、そいけん兄嫁方の親は自分の娘が不貞と裏切りを働いたことも知らんまんまけんね。うちの親ばかり心配して悩んで馬鹿んごたる。この点では兄のくそわがままに付き合ってやっとるけど、俺の親でもあるとけん、いい加減にせろよって思いますよね。

話がそれまくりました。そいけん、大悟も杏も結局自分が一番好きでどうしても一緒にいたい、決して忘れることなんてできないような人と巡り合えたのだから、そんな人に出会える人生なんてそうそうないのだから、一緒になることは間違いのない正解だし、結果的にはそれが他の皆を傷つけないってことなんですよね。こいつらが自分の気持ちに蓋をして、ちょいちょい別の人と付き合ったりする方が、他の人にとっていい迷惑。結局こいつらお互いのこと好き合ってるのだから。だからさ、好き合ってるんだったらさ、もうさ、例え結婚してようがさ、ゲイなの隠して偽装結婚して子供がいようがさ、さっさと離婚して自分の人生歩めばいいんだよ、お前なんかおらんでも子供は育つし、くそみてーな愛情のない結婚生活で母親が疲弊してるの見る方が子供としてはつらいんだよ。

また話がそれました。とにかくですね、砂時計はとにかく持ち上げては叩き落す、ということを繰り返すドラマですのでよほど忍耐強いか、(いつの日か竹財さんがメインで出てくる)という希望を持てる人でないと見るのがまじで辛いですから心してみてほしいと思います。

それにしても27歳の竹財さんかわゆすぎる~、かわゆ~まじでかわゆ~。いやね、僕は思ったんですよ、今生で竹財さんとお知り合いにもなれず、友達にもなれなかったこの現世、きっと前世でよほど悪いことしたかしょうもない人生送っちゃったんだなって。でも、よくよく考えれば、竹財さんが活躍されているこの日本に、同じ時代に生まれてこられたこと、これがまず僥倖以外のなにものでもないのではないか、と。そしてね、僕は竹財さんと同じ1980年代生まれで昭和50年代生まれだってことだけでもうれしいことなのです、あれ、竹財さん俺の兄ちゃんよりも1個下やん!ええ~俺が小1の時小5~!!という同時代を生きてる感。もうそれだけで幸甚に存じることなんです。

先のことはわからない、なぜなら僕は熱しやすく冷めやすいから。熱するとき摂氏10000兆度に達するだけで。でもこの今現在2018年9月20日現在、竹財さんほんとうにとても応援していますし芸能界という市井の民にお姿をお披露目してくださる職業についてくださって感謝申し上げますし、舞台見に行きます。

 

 

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